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超魔界村RTA検証:極限なんとかの暗転時間比較
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超魔界村RTA検証:極限なんとかの暗転時間比較

2013-11-30 16:53
  • 1
ニコ動の超魔界村RTAとしてアップされている極限なんとかって動画が不正(ただの質の悪いTAS)という意見を何度も聞いたので検証してみた。

TASではないと主張していますが、結論からいうとTASです。

一度でもチャートを作って本気でRTAをやろうとした人なら、この人の操作を見れば明らかにおかしいとわかるのですが(ランダム性の高い動きのボスなのにまるで次にどう動くかあらかじめ知っていたかのような操作:ステートセーブ&ロードの疑い)、
「暗転時間で決定的にアウトなのがわかる」と聞いたので見てみました。

音や処理落ちの具合などでも実機とエミュは比較できるのですが、
検証が簡単という意味でも暗転時間を比較対象にします。

今回暗転時間を見るのは次の2点
  1. タイトル画面でスタートボタンを押して画面が完全に暗転してから、姫がさらわれる場面が表示され始めるまでの間の完全な黒画面の時間(タイトル→姫)
  2. 姫がさらわれる場面が完全に暗転してから、魔界マップが表示され始めるまでの間の完全な黒画面の時間(姫→マップ)
まずはスーパーファミコン実機で計測してみましょう。
5試行繰り返して録画してみました。
ちゃんと条件をこの人のプレイに合わせています(難易度:プロフェッショナル、残機1)。

表1 実機の暗転フレーム数
試行1.タイトル→姫2.姫→マップ
189 (1.483)
18 (0.300)
290 (1.500)
18 (0.300)
390 (1.500)
18 (0.300)
490 (1.500)
18 (0.300)
589 (1.483)
18 (0.300)
平均89.6 (1.493)18 (0.300)
※カッコ内は秒

かなり安定して90フレーム、18フレームという結果です。
それでは問題の動画。今算出した実機の平均と比較します。

表2 問題の動画と実機の暗転フレーム数の比較

1.タイトル→姫2.姫→マップ
極限タイムアタック 動画
90 (1.500)
82 (1.367)
さらに極限を目指す 動画
217 (3.617)
21 (0.350)
実機平均89.6 (1.493)18 (0.300)
※カッコ内は秒

これでエミュレータでのプレイ動画ということがはっきりしました。

「極限タイムアタック」では、2.姫→マップの暗転が実機より1秒以上も長く
「さらに極限を目指す」では、1.タイトル→姫の暗転が実機より2秒以上も長いです。
数フレーム違う程度かと思ってましたが、まさかここまで違うとは思っていませんでした。

ここまで暗転時間(と処理落ち)の再現性が悪いエミュレータは、ZSNESです。
ZSNESはTAS作成が可能なエミュレータです。

つまり、ステートセーブ&ロードを駆使し、
成功するまで何度も途中から(セーブした好きなところから)撮り直しが可能
ということです。
終盤の未来予知できているかのような操作と合わせると、これを使ったことは確実です。
(極限タイムアタックのラスボス戦が特にわかりやすいです。サマエルのレーザーは右から出るか左から出るかはランダムなのです。さらに、レーザーのタイミングも3タイプあります。他にもこういう操作がたくさんあります。)

もし「ステートロードはしていない」と主張したとしても、
このエミュレータを使用している限り認められません。

どうしてもエミュでやりたいならば、
暗転時間や処理落ちの再現性が高く、TAS録画機能のない
SNESGT ver 0.218 もしくは ver 0.230 beta7 でやるべきです。

ただし、正式な世界記録として認めれるのはSFC実機(かWii VC、WiiU VC)のみですので、
これを狙うならそっちでやる必要があります。詳しくはSDAルール本家)を参照してください。

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極限の人のは少ない試行回数の割に、
敵が一定のパターンで動いてたから気になってた
エンディングも変に弄られてたし「私を信じてくれますよね?」と書いてあったり怪しかった
90ヶ月前
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