3.加工 (7)塗装
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3.加工 (7)塗装

2017-02-08 22:56
    3.加工
    (7)塗装


    まず、との粉を水で溶いたもので目止めします。




    バックのホワイトアッシュ部分から




    ネックのマホガニー部分はとの粉にポアーステインのマホガニーを混ぜたもので目止め着色します。




    ローズウッド部分はとの粉にポアーステインのブラックを混ぜたもので




    プレート類は、反らないように合板にネジ止めした状態で塗装します。




    着色はアルコール溶剤型染料系着色剤パイルステインを用います。100ccから購入できるので重宝します。




    ネックはパイルステインのチェリーを極薄めたもので着色します。




    バックもパイルステインのチェリーですが、こちらは色が付くように薄めたもので




    薄いのでもう一度




    次はトップ材、しっかりとマスキングして




    こちらはパイルステインのブルーにほんの少しグリーンを添加して濃い目に希釈したもので着色します。塗ったらすぐコンビシンナー(アルコール)を含ませた布で拭き取ります。
    ピックアップキャビティの中を見てもらえばわかると思うのですが、塗ったのはほぼブルーです。木の色で緑色に見えるのですね。




    乾くとこんな色になります。




    杢を強調するためにサンドペーパーをかけます。




    パイルステインのブルー+グリーンを極薄めたものを塗ります。




    着色が終わったところ






    全体に木部プライマーを二度吹きします。乾いたらもう一回二度吹きします。ラッカーの時も二度吹きしますが、一度より塗り残しが無く、垂れずに厚く塗れると思うからです。






    プレート類も同時進行で塗装していきます。




    ラッカーはスプレーガンで塗装すればキレイに仕上がりますが、コンプレッサは場所を取るので置き場所に困りますね。缶スプレーでも十分だと思います。
    あとはラッカーか2液ウレタンかですけど、

    2液ウレタン
    • 短期間で塗装できる
    • 毒性が強く室内では吹けない
    • 経年経過が無い
    • 塗膜が硬い
    • 故にぶつけると割れて格好悪い

    ラッカーはその逆といった感じでしょうか。缶スプレーの2液ウレタンはあまり評判が良くないですね。僕はSOFT99のウレタンスプレーが成分的に良いように思うのですが…。
    ラッカー信者ではないですが経年経過はあるほうが楽しいと思います。手間はかかりますが室内で吹けるので今回はラッカーでいってみます。
    渡辺商店さんで売っている玄々化学工業さんのラッカーを缶スプレーにしたものを用います。左がサンディングシーラー、右がラッカーです。アスペンラッカーでも良いですが、より市販ギターに成分が近いです。




    簡易塗装室(単なるサンルームともいう)です。ギターは針金で物干し竿から吊るしています。ビニールを垂らしても隣室への流入は完全には防げませんね。1時間位換気をすればまあ耐えられるといった感じです。






    ラッカー二度吹き1回で下塗りとします。乾いたら#400のサンドペーパーで軽く研ぎます。






    サンディングシーラーを二度吹き、乾いたらもう1回二度吹き、1缶使い切りました。ここで1週間ほど置いて不陸が出てからサンディングすると仕上がりが良いとわかっていますが、寒くなってくる時期なので慌てて2日でペーパー掛け。#400、#600とサンドペーパーの番手を上げて平滑面を作ります。




    あとはラッカーを二度吹きしてはサンディングの繰り返しです。10回吹いて300mLx6缶使いました。仕上げ吹きをしたら1ヶ月放置するという人もいますが、1週間で。最後は石鹸水を付けて研ぎます。#800~#1000のスポンジ研磨材で、お高いですが角で傷つかないのが良いですね。




    コンパウンドを付けてバフがけしたらピッカピカ、でもない。やはり慌てたツケで日が経つにつれ不陸が出てきますw






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