【感想】PC版VANQUISHをクリアしましたので
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【感想】PC版VANQUISHをクリアしましたので

2017-05-27 03:07
    つい先日に当たる5/26にSteamで発売されたPC版VANQUISHをクリアしたので感想を書いていきたいと思います。このゲームのPC版が決定したとき、すごく嬉しかったのでこうして感想が書けることを嬉しく思います。というのもこのゲームがPS3を手にしてから初めて買ったゲームという思い出深い作品なので…。

    どのようなゲームか?

     このゲームは「ベヨネッタ」、「ニーアオートマタ」など多数の人気作を手掛けたプラチナゲームズと「バイオハザード」、「サイコブレイク」などで世界的に有名な三上真司さんがタッグを組んで作られた完全一人用の三人称視点のシューティングゲームになります。発売当時となる2010年はハードの進化によりオンラインの環境がようやく整い、オンラインの対戦型FPSがシューティングの主流となっている時代でした。こう考えるとこの作品はかなり異色です。しかし、このゲームの特徴である高速移動や時間の流れを遅くするなどの独自要素はオフラインならではのものとなっています。世界観としては近未来においてスペースコロニーを舞台にアメリカ軍がロシアのクーデターを鎮圧するというものになっておりなかなかむさ苦しいですが、主人公のサムや軍を率いているバーンズの派手なアクションが見れるムービーは今に通じるプラチナらしさを感じる部分だと思います。

    評価点

    派手な演出

     このゲームの良いところを上げると1つはグラフィックでしょうか。PS3の時からかなり綺麗でしたが、PC版でまたきれいになった印象です。人工物が多いゲームなので建物の模様や機械の液晶など細かいところまでかなり作られてます。また、物語上の表現としてゲーム開始時は綺麗だったサムのアーマーにどんどん傷が増えていくというものがあり、それが高画質だと大小様々な傷がかなりはっきりと見えるので高いグラフィックならではの演出だと感じました。PS3で遊んでたときはHD画質で遊ぶ環境が整っておらず、かなり低い画質で遊んでたので再度遊んでみてその表現力の高さに驚きました。また、演出もかなり派手で敵からの弾幕や極太のビームと言った普通の攻撃の演出もそうなのですが、スロー状態だとグレネードの爆発の迫力から薬莢や破片が飛んでる細かい描写まで隅々まで見たくなるような物がたくさん散りばめられていて視覚的にも楽しめるものになっています。

    手軽なアクション

     アクションに関しては紹介のときに軽く説明しましたが、高速移動とスローモードがこのゲームの特徴です。高速移動はブーストを利用して体制を低くしながら素早く移動します。シューティングの基本となる物陰から物陰への移動に使えます。また、敵に急接近してショットガンで攻撃したり、逆に接近してきた敵と距離を取りながら攻撃するということが可能です。スローモードはとある行動をしてるときに武器を構えると発動します。例えば回避行動を取っているとき、高速移動中、物陰を飛び越えているタイミングなどがあります。任意発動以外にも体力が少なくなりピンチになると自動で発動するためそこでどうやってリカバリーするかなどを考えることができます。発動中は自分も含め全ての時間がゆっくり流れます。敵の動きが遅いので狙いが定めやすくなるというのが基本ですが、応用として投げたグレネードを撃ち抜くことで任意起爆ができます。また、防衛手段として敵のミサイルを撃ち抜くことも可能です。この2つは展開の切り替えが早く素早い反応が求められると同時に狙いを定めるという繊細な操作が要求されるジャンルにおいて初心者の間口を広げるために大きく機能しています。その反面発動のために1本のゲージを共有して利用しているため使いたい放題というわけではないのでゴリ押しなどはできません。リソースとしてそこまで余裕があるわけではないのでどこで引いてどこで攻めるか?また、考える余裕を持てるように立ち回るなど戦略性がしっかりと存在するのが良いポイントです。

    間口の広い難易度設定

     今作では難易度設定も充実しています。難易度は大きく分けて4種類。最低難易度の場合
    は更に自動照準の有無が選択できるのでジャンル未経験の人でも手軽に遊べます。逆に最高難易度は1度クリアした後に解禁となりますが、瞬殺などもありえる設定になっていて一瞬たりとも気が抜けないシビアな難易度になっているので腕に自信がある人でもやりごたえがあると思います。また、このゲームは周回し易いゲームなので何度も遊んで実力が上がったことを実感しながら遊ぶことができる作りになっています。

    難点

    1週の短さ、ストーリーの稚拙、飛ばせないスタッフロール

     難点としてはやはりプレイ時間の短さが挙げられるでしょう。1週遊ぶのに5時間近くで終わってしまうので物足りなさを感じるのは事実です。しかし、前述のように周回が手軽にできるので再度遊ぶ際は難易度を上げたり、使う武器を変えてみたりするなど工夫の余地はたくさんあるので1週して楽しめるかどうかが重要だと思います。
     また、ストーリーはかなり簡素なものになっています。物語の裏の陰謀や各々の企みなどが存在するのですが全ての描写が唐突すぎる上に詳細が明かされることもないのでプレイヤーが置いてきぼりな場面が多い印象です。また、ストーリーを終えていても完結していない要素が多い上に続編も期待できないのでむず痒い物となっています。
     そして、ゲームの終わりに流れるスタッフロールがミニゲーム形式になっているのですが、飛ばすことができません。というのもゲームのスコアの一部としてカウントされる仕様になっているので半強制されているということですね。面白かったら別に良いのですがそういうわけでもないのでエゴを強く感じる仕様と言わざるをえないでしょう。

    総評

     発売されてからかなり月日の経つタイトルではありますが一人で手軽に遊べるTPSとしてものすごくおすすめできる作品です。私みたいに対戦型の作品では活躍できずにむず痒い思いをするような人でも爽快感を持って楽しめると思います。価格も2000円近くとかなりお手頃なので是非買ってみてください。そして、続編が作られたらいいなと思っていますがね。
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