【俳句】前回の俳句が好評だったので(嘘)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

【俳句】前回の俳句が好評だったので(嘘)

2016-03-30 06:29
    季節と暦
                         著あつし




    冬終り桜芽吹いて四季続く

    生命の息吹感じる始めの日

    煉獄の門の所に咲く桜

    ホトトギス鳴くも鳴かぬも何もせず

    絵心の無い人間が描く桜

    人々は入学して育ちゆく

    死は優しい包む空気は春の風

    冬終り廻り廻りて春は来る

    旅経つ日慈悲無い雨が降り続く

    春が来て刻む針の音聞こえけり

    雪溶ける新たに芽吹く生命(いのち)か







    恋人と夏の匂いを抱きしめて

    子供達水面で戯る夏時間

    終わる人蛍火の意味思う日々

    朝露に一人見出す儚の世

    しず心休まる気持ち新葉の

    無に近い淡い光の蛍たち

    梅雨時に出会う人物永遠(とわ)の人

    想い出の欠片を紡ぐ夏の夜

    盆の時期現(うつつ)の場所帰る霊








    心鳴く蛹の卯かに立ち会いて

    夜の街光求める蛾の如く

    医師の意思患者はただ枯れ葉見る

    物想い見上げる空に朧月

    ひぐらしと嘆きの森と嘆く人

    死の床の冥土の土産彼岸花

    酒を飲み月見しながら未来(さき)を見る

    消える意志木の葉散るよう消える自我

    枯れ葉ちる心は常に肌寒く









    雪の日に暖かな場へ運ぶ足

    望む物手から離れる終わる冬

    真冬の日あの日を過ごし変わる自己

    時人の旅の終わりは雪景色

    年越しに終焉の音(ね)響きだす

    凍る時季奇跡起こらず死に逝きて

    自己の生最後に見る光る雪

    冬に負け絶望に立つ過去の人

    魂の還る模様は昇る雪








    卯月時始まる時季踏み出して

    皐月時心は常に躍ってる

    水無月に生命集い自己も寄り

    文月の心静まる夜過ごし

    葉月時夏の終わりと虚無感

    長月に清涼なる風浴びて

    神無月世界の色を見つめけり

    霜月に生まれた理由考えて

    師走時愁いを秘めて想いふく

    睦月時自分の生を回想す

    如月は終りの時が近つきて

    弥生時終わりと始めその境
    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。