努力について:続(幸関記:17)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

努力について:続(幸関記:17)

2018-05-30 17:14


    ○総合まとめ

     (努力)=(目標を掲げ、到達のために邁進すること)
         =(ある価値のために苦痛を受け入れ継続すること)

    ●特性
    ・(行為、目標、目的)=タスク
     行為目標目的は「タスク」と言い換えられる。
     支出する価値(時間金銭体力:特に時間)が大きくなるごとに呼称が変わる。

    ・行為目標目的について、各々価値の支出を分類できる。
     価値の支出は幸福な支出の他に、不幸の回避、快楽、不幸のためなどの支出がある。

    ・達成する目標が大きくなるほど苦痛が大きくなる。

    ・目的は「人称」で分析でき、人称が増えるほど報酬を得られる可能性が小さくなる。

    ・報い(報酬)は価値の支出をした目的の人称と同じ人称で返る。



    ○努力の仕方
     コレを踏まえてどういった努力が良いのか考えてみよう。
     (一応個人が幸せになるための努力として。)


     特性から、
     目標が大きくなるほど苦痛が大きくなるので、目標は小さく設定する。
     人称が二人称三人称の場合は報酬が得られない可能性があるので、目的の人称は一人称にする。
     タスクに支出する価値はできる限り幸福な支出にすること。


    ●目的
     まず必要なのが目的の人称である。
     一人称であれば報われないことはないので、自己領域で完結する目的にすること。
     二人称や三人称の目的は捨ててしまって良い。

     努力をするときの目的は一人称だけ。
     (個人の幸福を目的としているので、他者は介入しない。)


    ●目標
     生きている時間が長いほど大きな目標を立てがちだが、目標は小さい方が良い。
     支出する時間が大きいほど苦痛が大きくなるので挫折の可能性が高まる。
     最初は目的=行為でいい。
     行為そのものが自分にとっての幸福(=楽しい嬉しい)にする。
     行為=目的(幸福な支出)であれば失敗しても痛みは少ないし、すぐに次がある。
     達成すればそれなりに自信につながる。

     それが慣れてきたら、より深い目標を立てるようにしよう。
     いくつかのタスクで完了する区切りを目標とする。

     文章を書くと言う行為が好きならば、すれば良い。
     小さく分けると、ノートを開く、ペンを取る、書く、というタスクになる。
     それぞれのタスクが行為で、その行為によって成される目標が「文章を書く」である。
     また、文章を書くことを連続して小説を仕上げるならば、「文章を書く」は行為で、「小説を仕上げる」のは目標になる。
     さらに「小説家になる」を目標にするならば、「小説を仕上げる」は行為になる。

     目標は小さい方が良いので、目指す場所が「小説家になる」であっても、とりあえず「文章を書く」を目標としていた方が良い。
     ともすれば、「パソコンのワープロソフトを立ち上げる」を目標にするのでも良いかもしれない。

     目標は自分ができると思うものよりも小さくすること。
     登山で疲れないコツは歩幅を小さくすること。
     努力でも同じだ。

    ---------------
     本当は子供の頃から順番に少しずつ大きく広げていくのが妥当だと思う。

     赤ん坊は快と不快、幼児は他人との関係から他者領域自己領域をぼんやりと認識する。
     「快」のために苦痛を受け入れるようになり、より深い目的に向かい中間のタスクを増やしていく。
     達成したり挫折したりもするだろう。
     そうして自身の方向性を認識していくのだ。
     この間はずっと一人称だ。
     誰かのためではなく、金銭や承認のためでもない。
     単純にやりたいと思うこと。
     一人称で色々とやってきた結果、人生の目的がおぼろげにでも導き出されるだろう。

     たぶん健全な成長をしていれば、中学から高校くらいでこの段階のなってるはずだ。
     なっていないなら、健全な成長をしていないのだと思う。
     とはいえ、私も含めてほとんどの人が到達できていない。
     私なんて未だにできていない。
     だからこれを書いているって言うのもあるんだけど。
    ---------------


    ●タスクの価値

     タスクの段階はできる限り(幸福な支出)にする。

    ********
     支出の区別について、
     価値の支出には主に四つある。
     幸福、不幸の回避、快楽、不幸

     幸福な支出はポジティブで、長期的にもポジティブな効果
     不幸の回避は相対しているときはネガティブだが、長期的にはポジティブな効果がある。
     快楽は短期的にはポジティブだが、長期的にはネガティブな効果。
     不幸は短期的にネガティブ、長期的にもネガティブな効果。

        短期的
             ポジティブ  |   ネガティブ
       ポジティブ (幸福な支出)| (不幸の回避のための支出)
    長期的 --------------------
      ネガティブ (快楽) | (不幸への支出)


     ちなみに長期的にネガティブな価値の方がエネルギー的には強い。
     快楽、幸福、不幸の回避(安心)、不幸の順番で欲求が弱くなる(避ける傾向が強くなる)。たまに逆転している人もいるが。
    **************

     努力は長期的に継続されると言うことを考えれば、努力をしていいのは長期的にポジティブな効果を期待できる価値である。

     長期的ポジティブな幸福への支出、不幸の回避(安心)のための支出ならよい。
     長期的ネガティブな快楽を得るための支出、不幸への支出はしない方が良い。

     快楽は短い期間であればポジティブだが依存の危険性があり、未来には意味を成さない事が多い。

     快楽の定義にもよるが、多くの場合は(不幸=(不満、不安、トラブル))の隠蔽である。


     区切りとなるタスク(目標、目的)の価値は長期的ポジティブな(幸福)(安心)の支出にする事。


    ●継続のために

     努力は継続するのが前提であるから、基本的にタスクの価値は長期的ポジティブである(幸福)(安心)の価値にするべきである。

     しかし、実際の努力をしているとき、目の前の行為を片付けている時は苦痛である。
     そもそも努力とは目的(目標)のために苦痛を受け入れることである。
     苦痛のタスクを積み重ねて、一段階大きいタスクを完了するのが努力だ。

     目の前のタスクは短期であるから、実際の一つ一つの行為を缶会えるときは短期視点で分類した方が良いだろう。

     努力の特性上、苦痛がつづく。
     例え目標が一人称の幸福だったとしても、目の前にあるのは苦痛でしかない。
     多くは挫折をしてしまうだろう。

     短期視点で最も強いポジティブは(快楽)である。
     快楽の本質は(不幸の隠蔽)であり、苦痛とは(不幸×時間)である。
     つまり快楽は苦痛をごまかすことができる。

     努力を継続する際は苦痛ばかりを選択するのではなく、適度に快楽を入れた方が良い。
     特に目標の段階が大きい場合、苦痛のタスクも大きく多くなる。
     苦痛のタスクの区切りに快楽を入れた方が良いだろう。

     このときの快楽とは、ご褒美の事である。


     ただ、結局の所ごまかしである事に変わりは無い。
     苦痛は消えるわけではなく、そっくりそのまま残っている。

     苦痛が解消されるのは一つ上の段階のタスクが完了したときだ。
     それまでに快楽はせいぜい二回を限度にした方が良いと思う。

     一度得た快楽は慣れてしまい、次の機会にはより大きな快楽でなければ同じ快感を得られない。また次第に快楽の求める間隔が短くなってしまうだろう。
     ドラッグと同じで量が増え間隔が短くなる。

     また、回数の制限がないといつの間にか目的がすり替わって快楽を目的としてしまう可能性がある。

     快楽を目的としても、長期的には意味を成さない。
     目標が失われてしまうので、苦痛がなくなることはない。
     肉体的精神的に壊れるか、耐えたとして行き着くのは無味乾燥とした人生だ。

     だから快楽の扱いには注意しなければならない。


     基本的には大きな目標を立てない。
     区切りとしてどうしても大きくなってしまうときは快楽を利用するのはあり。
     ただ、三度目の正直と言うし、せいぜい二回程度にした方が良いと思う。


     

    ●実際の努力

     上記から、
     目的は一人称。
     タスクは小さく設定する。
     目標は長期的ポジティブな価値を選択する。
     区切りの目標が遠くなってしまうときは快楽を用意する。

     例えば、私がこの記事を書いている時のことを書くならば、

     そもそもの大本は私が安心するためだ。
     親などの家族等、身近な人間が私の領域を侵すから、私の領域つまり人権を侵されないためのルールを作ること。
     これが目的。
     ある程度達成したらいずれ一般化してすべての人に適応できる様に書き換えたい。

     目的は私の人権を守ることなので、一人称である。
     価値の支出は(不幸の回避)である。
     一番良い幸福ではないが、一応長期的ポジティブなので可。

     目標はとりあえずある程度項目の記事をまとめること。
     今回はブログにアップロードすること。
     正直に言うと記事をまとめるというのはあまり好きではない。
     だから努力の仕方としてはあまり良くない。

     記事をまとめるためにどのような行為をするか。
     とりあえずこれが最小の行為タスクとなる。
      行為1)考える(結構すき:幸福)
      行為2)考えたことを書く(結構すき:幸福)
      行為3)書いたことをまとめる(あまり好きではない:不幸)
      行為4)書いたことに説明をつける(あまり好きではない:不幸)
     目標)記事としてまとめアップロードする(あまり好きではない:不幸)
     となる。

     実際の行動をする際の小目標は、「ワープロソフトの起動」。
     記事としてまとめる(目標)際の一番小さな行為を小目標にしておく。
     これを目標にしておけば、一応達成させるのは難しくないし、書かなくても達成している以上まぁいいかと思える。
     それに以外と一歩目をやってしまえば案外手は動くものである。

     まとめると、
     大目的(ルールの一般化)
     目的(自らの権利を守るルールの作成) :一人称の不幸の回避(安心)のため
    ・・・
     目標(記事としてアップロード) :不幸
      行為4(書いたことをまとめる) :不幸
      行為3(書いたことに説明つける) :不幸
      行為2(考えた事を書き出す) :幸福
      行為1(考える :幸福
    ・・・
     小目標「ワープロソフトの起動」

     と言う風になる。

     できれば目標は幸福にしたほうが良い。
     あと目標の不幸が連続しているので、一回目標を達成するごとに快楽を入れた方が良いかもしれない。


     一応目的が一人称の長期ポジティブなのでやっているが、あまり良い努力の仕方ではないと思う。


     目標 :不幸の回避
      行為8 :不幸
      行為7 :不幸
      行為6 :幸福
      行為5 :不幸
      行為4 :不幸
      行為3 :不幸
      行為2 :幸福
      行為1 :幸福
     もしこの様なチャートがあったなら、一回の行程ごとに目標達成時と行為56の間か行為45の間に快楽を入れると良いだろう。

     行為34、45、56、78の間に快楽を入れると一回の行程を終わらせるのは精神的にかなり楽になるだろうが、快楽が癖になってしまう危険性がある。

     快楽は二回までにして、それでも挫折してしまうならば目標タスクをもう少し小さく切り分けてみたら良い。


     
     目標 :幸福
      行為8 :不幸
      行為7 :不幸
      行為6 :不幸
      行為5 :不幸
      行為4 :不幸
      行為3 :不幸
      行為2 :不幸
      行為1 :不幸
     と言うチャートの場合は例え目標達成で幸福になるとしてもやめた方が良いと思う。
     恐らくマゾの人でなければ達成することはできないだろう。(ボディビルとかはこんな感じなのだろうけど。)

     快楽と同じように、不幸も続くと癖になってしまう可能性がある。
     三回以上は続けないほうが良いと思う。

     ただそうなると快楽を三回以上入れなくてはならなくなる。

     だから、例え目標の達成への最短のルートだったとしてもこういうチャートは組まない方が良いと思う。

    目標 :幸福
      行為11 :不幸
      行為10 :幸福
      行為9 :不幸
      行為8 :不幸
      行為7 :不幸
      行為6 :幸福
      行為5 :不幸
      行為4 :不幸
      行為3 :幸福
      行為2 :不幸
      行為1 :不幸
     の様にたとえ回り道だったとしても、自分にとって好きだとか楽しいを適度に入れていく方が良いと思う。
     この例では行為89の間に快楽を入れる感じになるだろうか。
     全部の行為が幸福になれば一番だけど。



    ○まとめ

     目的 → 目標 → 行為
     それぞれはタスクの大きさによって分けられる。

     目的はかなり長期的なタスク。
      かなり長期的タスクなので、一人称のみで考える。
      (二人称三人称は報酬が保証されていない。かなり長期にわたる人間関係はほぼ無い。)

     目標は長期的なタスク。
      長期タスクなので、価値の支出の長期的視点で考える。
      長期的ポジティブ(幸福、不幸の回避(安心))のみ選択して良い。

     行為は短期的なタスク。
      短期タスクは短期で終わるので、価値の支出はどの価値の支出でも良い。
      短期タスクでネガティブが続く場合は間にポジティブをいれる。
      目標(一段階上のタスク)が達成される間に二回まで。


     

    ●努力の報酬を社会的に得るために

     ここまで書いたのは一人称での努力なので、どうあがいても金銭や社会的承認にはならない。
     三人称の報酬を得るためには三人称に価値を提供しなければならない。
     なので、努力をした結果得たスキルを使って二人称、三人称に提供をしていくのが望ましいだろう。


     前述の大目的がこれに当たる。

     目的は一人称なので、報酬は一人称である。
     金銭や承認は三人称なので、三人称に何かしらを提供しなければ金銭や承認は得られない。
     だから目的の上に自分の領域の外の領域を見据えて展開していく大きな目的を入れる。
     大目的はあくまでも目的の上にあるモノで、目的よりも先に来るものではない。

     もちろん、二人称三人称での報酬がいらない場合は必要は無い。

     二人称三人称は報酬を得られる可能性が低い。
     二人称三人称を主軸とすると苦痛が延々続く地獄を行くことになる。

     一人称を主軸として、そこから派生するように二人称三人称へ価値の提供をする。

     二人称はともかく、三人称は提供しても報酬が得られるかどうかわからない。
     三人称の報酬は所詮運だ。
     しかし、運とはいえ宝くじよりはよっぽど当たりやすいだろう。
     運だとしても三人称への提供の機会をふやし、確率を上げることはできる。
     当たらなくても一人称を軸しているので問題ない。金はなくても幸せにはなれる。

     一人称の努力ができたなら、自身の方向性はつかめるだろう。
     それを継続することが本人とっての幸福で、ライフワークとなる。

     三人称の評価は運に任せるしかない。
     どうせ運ならば、苦しむよりも楽しい方が良いだろう。


     自分の幸福のために努力をして、それを社会に還元する。
     努力を金に換える方法だと思う。


    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。