• 船橋「報知グランプリカップ」 2019年2月20日の注目レース

    2019-02-19 21:0014時間前
    船橋競馬11レース「第55回 報知グランプリカップ」(古馬重賞・1800m)

    ◎(本命) (1)番 ワークアンドラブ
    ○(対抗) (3)番 タービランス

    ▲(単穴) (11)番 ゴールデンバローズ

    ☆(特注) (12)番 キングガンズラング

    △(連下) (7)番 シュテルングランツ、(10)番 エンパイアペガサス


    <期待度> ◎単勝=C  ◎○ワイド=C  3連複BOX=C

    ワークアンドラブの前走金盃3着は、早目に前を追いかけながら、勝負所で休んだことが中途半端だったのでは。ただし初の長距離戦で慎重になった可能性はあり、1戦ごとにスケールアップを感じる姿を披露したことは間違いない。中1週のローテーションが続くが、状態がいい今なら問題ないし、左回りも中央時代に結果を残している。更なる飛躍につながる重賞タイトルを手にすることを期待して、本命を打った。

    前走報知オールスターCで2着だったタービランスは、当時競り負けたヤマノファイトがここに出ていれば本命候補の馬。その比較で考えれば、当然ここでも力量互角といえ、これを対抗評価。注目は転入初戦の前走を快勝したゴールデンバローズで、距離さえこなせば素質は抜けているだけに、アッサリまであるとみて単穴の印を。酷量から解放された、キングガンズラングの巻き返しが不気味だ。

    (出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
    (詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)


    明日以降の予定
    2月24日 チャンピオンカップ(ばんえい帯広)

    2月26日 スプリングカップ(名古屋)

    2月27日 エンプレス杯(川崎・統一グレード)


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  • 「フェブラリーステークス」戦評-スローペースの一人旅で統一GⅠまで奪取したインティ。その背景にあるものは

    2019-02-19 19:0016時間前
    フェブラリーステークスのレースの質をみる上で“60秒”というキーワードがある。それは最後方近辺からの直線一気もある差し馬有利のレースが、1000mの通過が60秒台になると、途端に逃げ馬や早目先頭で押し切ろうとする馬を捕まえられなくなるからだ。この日逃げたインティが刻んだペースは、1000m通過60.2秒。このペースで一人旅を演じられては、逃げ切り勝ちも当然と言わんばかりの結果だったが・・・。

    <これしかない競馬で勝ったインティ。これしかできなくても可能性は十分だ>

    戦前に逃げられる馬は沢山いるが、何が何でも逃げたい馬が見当たらないと評したように、スタートから押して先行しようとした馬はほとんどいなかった。ダートに入るタイミングではサンライズソアが先頭だったが、徐々に加速がついたインティがダートに入ってから前に出ると、それに抵抗せず。ここで前の序列が固まると、最後の直線に入るまで、ほぼそのままの体制で進むことになった。

    勝ったインティは序盤にゆっくり入り、勝負所でピッチを上げるレースで連勝を続けてきた。しかし今まで1700~1800m戦を使って来たこの馬にとって、初のマイル戦でその形にするには、ハナを奪ってスローペースに落とすしかないと思っていた。それは前半のペースが速くなればなるほど、マイラー・スプリンターが台頭しやすいため。それらを封じるためにも、今までの形にこだわる必要があったのだ。

    結果的にそれをアッサリ実現し、直線半ばでセイフティリードを築いた内容は、完勝といっていい。では今後を占う時に、今日のような競馬しかできないことが弱点になるかと聞かれれば、そうではないと考えている。それは勝因の1つでもある、現在のダート競馬界に絶対的なフロントランナーがいないこと。そして手綱を取るのが、かつてそんな存在だったコパノリッキーの手綱も取っていた武豊騎手であるからだ。

    武豊騎手が乗る時のコパノリッキーは、駆け引きという名の心理戦で優位に立ち、マイペースに持ち込むことで勝利を掴んでいた。恐らくインティとのコンビでも、同じような心境で戦っていると推察する。それで条件が合わない舞台で結果を出したことで、今回より適性があるはずのチャンピオンディスタンスの統一GⅠでも、心理的に優位に立ちやすい。つまり7連勝で統一GⅠを制したという勢い以上に、環境面で活躍しやすい状況を作ったのが今回の勝利ではなかったか。もちろんそれは、ルヴァンスレーヴとの対決を早く見たいことの裏返しでもある。

    <課題を克服できなかった敗者たち>

    ここから負けた馬について振り返る。2年前に制したゴールドドリームは、中団から極限級の末脚で猛然と追い込んできたが、昨年と同じクビ差の2着に終わった。今年もスタートは良くなかったが、ペースが遅かったことと内枠を引いていたことで、不利なく流れには乗れた。また昨秋に見られた勝負所で反応が悪くなるシーンも今回はなく、最後の末脚を含め、力の衰えがないことがわかったのは前向きに捉えるべきだろう。
    しかし勝つためにはインティが楽に逃げすぎた。これを不運といえば楽だけど、あれで交わせるなら、勝てなかった統一GⅠの多くを勝利に変えていたはず。そしてこれは、真っ向勝負で統一GⅠを勝った経験がないことにもつながっている。7戦連続統一GⅠ連対は凄い記録だが、今後もちょっとしたことで何かに負ける競馬を見続けるのだろうか。


    3着のユラノトは、武蔵野Sや根岸Sと同様に、内々でロスなく立ち回って台頭した結果。ここまで相手が強くなっても上位に来たのは評価できるが、こう器用に立ち回れるなら、地方の小回りコースの方が統一グレードタイトルを手にするには近いかも。いずれにしても早い段階で勝てないようだと、善戦マンのままで終わってしまうだろう。

    3年前の覇者であるモーニンは、当時を彷彿とさせる好位追走の競馬を見せたが、直線で伸びず4着。昨年から短距離の差し馬にモデルチェンジしているが、それ故に現状ではマイルでも長い印象が。この結果を受けてマイル戦への未練を断ち切れるかが、復活への鍵になりそうだ。

    意外だったのは10着に終わったオメガパフューム。終始外々を回らされた上に、ここまでのスローペースでは、持ち味である息の長い末脚は活きない。元々条件が合わない印象はあったが、明け4歳馬にとって使わずに可能性を否定するのはふさわしくない。この敗戦が必要な通過点だったと考えられればいいのだが

    連覇を狙ったノンコノユメはスタートで大きく出遅れ、その後無理に巻き返して末脚を失くし、結局13着。昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯でも大きく出遅れたが、こうスタートが不安定だと、今後も好走は厳しい。その改善が今からできるだろうか。

    そして期待したサクセスエナジーにも触れると、前を見る3番手からの競馬は予想していた位置取り。しかし直線で伸びることはなく、最終的に8着となった。距離延長に活路があるとみてわずかな可能性に欠けたが、元々ここで逃げ切れるスピードはないし、さりとて切れ味勝負も分が悪い。今日の展開ではノーチャンスだった。

    ところで何故チャンスが小さいと思える馬に本命を打ったかといえば、それは本命を打ちたい馬がいないメンバーだったから。この条件が合う馬は状態面や展開に不安があり、さりとて近況の良い馬は府中のマイル戦に対する適性に疑問符がついた。何らかを克服しないといけない馬ばかりが揃ったなら、人気にならなさそうな馬を狙いたかったのがその理由。そして結果的に不安が的中したり、課題を克服できなかったりで終わる中、1頭だけ課題を克服したのが勝ったインティだったということも理解してほしいと思う。

    <“強い馬の背中を知らないと”というけれど>

    最後に馬自身の評価以外も含め、コパノキッキングを取り上げたい。スタート直後から抑え込む形で最後方まで下げ、最後の直線で大外に。そこからいつもの末脚を発揮したが、5着が精一杯だった。一見すると前が止まる流れだったらと思うが、それでは距離不安が露呈していた可能性も。想像できる一番結果を出せる流れになって格好をつけたといえ、短距離の差し馬という評価は高められたと感じている。

    ただ藤田菜七子騎手との初コンビについて、あの戦い方しかできない状況に追い込んだという意味で、話題性以外の良さを感じなかった。ちょうど同じ日、カーリングの日本選手権決勝が行われていたが、様々なシチュエーションや予期せぬ状況で瞬時に決断しないといけないスキップに求められるスキルは、競馬における騎手にも通ずる。そこに差があり、しかも馬(カーリングならチームメイト)を手の内に入れることなく戦ったのが今回とすれば、馬も騎手も不幸だったと思うのは私だけだろうか。

    例えば武豊騎手のJRAGⅠ初騎乗も、東京優駿初騎乗も、自らの手綱で出走に導いた馬の手綱によるものだった。また2009年のJBCクラシックで女性騎手として初めて統一GⅠに騎乗した山本茜騎手も、直前の重賞で2着に導いたことで出走につながったものだ。そういったステップがなかった今回の騎乗に対し、とかく若手騎手の成長に必要とされる“強い馬の背中を知らないと”はなかった。杞憂であってほしいけれど、これが1人の若手騎手の成長を阻害しなければいいのだが。

    (詳細なレース結果は日本中央競馬会のオフィシャルサイト等で確認してください)

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    JRA主催のダート統一グレード競走は、今後も統一GⅠのみ戦評記事を掲載します。


  • 佐賀「たんぽぽ賞」 2019年2月19日の注目レース

    2019-02-18 21:001
    佐賀競馬10レース「第23回 たんぽぽ賞」
    (3歳九州産・中央500万下地方全国交流重賞・1400m)


    ◎(本命) (12)番 エリーバラード
    ○(対抗) (6)番 ダンツブライト

    ▲(単穴) (1)番 コチョウジュニア

    ☆(特注) なし

    △(連下) (4)番 ウマカモン、(11)番 カシノホルス


    <期待度> ◎単勝=B  ◎○ワイド=B  3連複BOX=A

    前走トライアルで初勝利を挙げたエリーバラードは、この時同日行われたもう1つのトライアルより3.1秒も速い、1分29秒0をマーク。それまで一般馬相手に差のない競馬をしていたが、九州産同士になった途端に地力を見せつける形になった。今回は前走で迫ったテイエムフガエゾが不在で、勝ち星がある他の中央勢も九州産同士でしか勝っていないなら、信頼を置ける。連勝を期待して、本命を打った。

    これを負かす可能性があるなら、中央で九州産限定戦を勝っているダンツブライトとコチョウジュニアの2頭。この2頭の比較では、初ダートとなるコチョウジュニアより、前走でダート戦を経験しているダンツブライトを上位と見た。以下は上位陣に誤算があった時の3着候補に近く、ほぼ三つ巴とみている。

    (出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
    (詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)


    明日以降の予定
    2月20日 報知グランプリカップ(船橋)

    2月24日 チャンピオンカップ(ばんえい帯広)