2016年4月21日の注目レース 大井「東京プリンセス賞」
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2016年4月21日の注目レース 大井「東京プリンセス賞」

2016-04-20 22:00
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本日行われる東京プリンセス賞は、南関東ローカルにもかかわらず、牝馬重賞シリーズ“グランダム・ジャパン”に組み込まれている。この時期は南関東所属馬が他地区に遠征するケースが少ないとか、最終戦である関東オークスで南関東所属馬にチャンスがないと盛り上がらないと言う考えかもしれないが、やはりローカル重賞がシリーズに入っているのは抵抗が強い。そもそも3歳シリーズの南関東勢は、総合優勝を狙えるような馬が東京ダービーを選択するケースもあるように、有力馬がこのタイトルに固執していない。それなら無理にシリーズに組み込む必要はないと考えているが、いかがなものだろうか。

注目レース 大井競馬11レース「第30回 東京プリンセス賞」

◎(本命) (8)番 モダンウーマン
○(対抗) (14)番 リンダリンダ
▲(単穴) (10)番 ラッキーバトル
☆(特注) (15)番 オルキスリアン
△(連下) (2)番 エイシンリオ、(11)番 ワカチナ

<自信度> ◎単勝=B  ◎○ワイド=B  3連複BOX=C

騎手変更:(6)番 エメンタールベルン 町田直希 → 的場文男


まずは先月行われた(浦和)桜花賞を、簡単に振り返ることにする。モダンウーマンがどういう勝ち方をするかが注目を集めた1戦だったが、内枠が仇になって囲まれてしまい、動くに動けない形。そんな包囲網を4コーナーで1頭分だけ開いた内ラチ沿いに飛び込んで、一気に突き抜けたのだから、力の違いは明らかだったと言えよう。
ただし持っている力を、抜け出す一瞬に集中すれば良かったので、その先の距離延長に対応できるかを示した1戦とは言えなかった。また浦和コースを嫌ってここに臨むケースや、力を出せなかった馬が巻き返すケースも多いのが、牝馬路線の特徴。勢力図が変わらずにこのまま進むのか、疑心暗鬼なところは否めない。

そのモダンウーマンは、羽田盃と両にらみで考えていたそうだが、最終的にこちらを選択してきた。ここで羽田盃を選択した場合、負けられない戦いになるだけでなく、負けたら何も残らない。その意味では賢明な選択と言え、力関係がわかっているメンバーが多いことも、安心できる要因だろう。しかし距離延長に対して疑問が拭えないし、年末を走った時以上に時計が掛かる印象がある大井コースも、素軽いタイプだけに気になるところ。重賞4連勝中という実績を尊重して本命とはしたが、前走までのような絶対視はすべきではないと考えている。

モダンウーマンに3戦続けて敗れたリンダリンダは、(浦和)桜花賞で初めてモダンウーマンより前での競馬。これで勝てなかったことで勝負付けが済んだように見えてしまうが、着差自体は一番小さかったし、距離延長に対する不安もモダンウーマンほどではないと感じている。かつての主戦である桑村真明騎手を呼び寄せて背水の陣を敷いた今回、逆転する可能性は十分あると見て、今までより本命に近い対抗の印を打ちたい。ちなみに母クリムゾンルージュは、10年前のこのレースで3着。母の無念を晴らすという期待もかかっている。

この2頭を脅かすとすれば、(浦和)桜花賞に出走しなかったメンバー。中でも注目は単穴評価のラッキーバトルだ。ユングフラウ賞6着で左回りに見切りをつけると、右回りの大井で牡馬相手の特別戦を2度勝利。京浜盃は結果こそ9着だが、早目に動いて勝ちにいった競馬なので、数字以上に中身は濃かった。振り返れば2歳時に、ブロッサムCでリンダリンダを抑えて制した馬。牡馬にもまれて力をつけていれば、まとめてまで考えていいだろう。

不気味なのは、3戦無敗でここに臨むオルキスリアン。デビューは年明けになったが、3戦とも後続を大きく引き離す圧勝劇で、スケールの大きさを感じさせる馬。その背景には、2004年のジャパンダートダービー2着のアクイレジアを母に持ち、その母はあの名牝ロジータという名牝系がある。それだけに一気の相手強化に対応できる可能性は十分。無敗で制するようなら、既存の勢力図を一気に塗り替えることになる。

以下は3着候補に近いが、今回と同じ大井の1800m戦を2戦続けて使って来た、エイシンリオのローテーションは気になる。当時の時計で勝負になると思えないが、今開催はタフな馬場になっているだけに、この経験が活きる可能性もありそうだ。最後の印はワカチナにつけたが、(浦和)桜花賞は大外枠で全く競馬にならなかったもの。1月の準重賞でラッキーバトルを破っている1戦は無視できず、改めて注意したい。あと(浦和)桜花賞3着の(4)番タケショウメーカーだが、当時は上手く立ち回って自慢の末脚を活かした形。期待していたとはいえ上手く行きすぎた感があるので、今回は印を回さなかったが、配当次第で手を広げたい1頭であることは確かである。

このレースにも注目 大井競馬12レース「プレセペ賞」(B1B2選抜特別)

◎ (10)番 ミッドイェルバハ
○ (9)番 コンドルダンス
▲ (12)番 ナイキアドヴァンス
☆ (3)番 フジノドラマ
△ (7)番 ヴェスヴィオ、(1)番 コマンドゥールキイ

<自信度> ◎単勝=C  ◎○ワイド=D  3連複BOX=D


昨年の3歳路線で活躍した馬を始め、将来性豊かな4歳馬が多数参戦。この魅力的なメンバーから、重賞路線を賑わせてくれる存在が出てくることを期待したい1戦になった。

その4歳世代から注目したいのが、ミッドイェルバハだ。昨秋に復帰後、その初戦こそ不利が重なり届かなかったが、その後は強い競馬で3連勝中。全て内枠から馬群をさばきながら抜け出す内容だったが、今回は久しぶりの外枠。自慢の末脚を如何なく発揮できる条件が揃っただけに、昇級戦でも狙えると見ている。

相手は短距離の差しが板についてきたコンドルダンスで、今までより相手が楽になった印象があるだけに、突き抜ける場面も。年長組では先行馬が少ない組み合わせでもあり、勝った時には他を圧倒する走りを見せる、ナイキアドヴァンスを最上位の単穴評価に持ってきた。

昨年の東京ダービー3着馬ヴェスヴィオは、1400m戦に対応できれば新境地だが、そのイメージが沸かないことから、評価を下げることに。これなら休み明けでも底を見せていない、フジノドラマを上に置きたい。全般的に4歳世代を強調する予想としたが、年長世代の馬も実績馬が揃っている。世代間評価が的中に向けたポイントになるだろう。

(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)

明日以降の予定
4月22日 ばんえい競馬開幕特集
4月24日 留守杯日高賞(水沢)


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東京プリンセス賞結果

1着 ○ (14)番 リンダリンダ(2番人気)
2着 - (13)番 スアデラ(5番人気)
3着 ◎ (8)番 モダンウーマン(1番人気)
除外 ▲ (10)番 ラッキーバトル

モダンウーマンの敗因についてはじっくり考えてみたい。なお、◎○のワイドは120円
39ヶ月前
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