2016年4月28日の注目レース 笠松「オグリキャップ記念」・門別「コスモバルク記念」
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2016年4月28日の注目レース 笠松「オグリキャップ記念」・門別「コスモバルク記念」

2016-04-27 22:00
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今日は奇しくも、地方競馬が輩出した名馬2頭の名を冠した競走が同時に行われる。その戦績もさることながら、ファンからも多くの支持を集めた馬だったことが、JRA有馬記念のファン投票に現れている。オグリキャップは4歳時と、ラストランとなった5歳時にファン投票1位に選出。特に4歳時(1989年)の有馬記念で集めた19万票余は、今もなお不滅とされている最高得票記録である。
一方のコスモバルクは、地方所属馬はファン投票対象外(無効票)という規定のため、公式な数字は明らかになっていない。しかしそのルールが知られていなかった3歳時(2004年)は、公式の第1位であったゼンノロブロイを圧倒する票数が集まっていたと、当時報道されている。もし地方所属馬への投票も有効であったなら、ファン投票の選出馬として何度も堂々と出走していたことは間違いないと思っている。

注目レース<1> 笠松競馬10レース「第25回 オグリキャップ記念」

◎(本命) (10)番 グルームアイランド
○(対抗) (9)番 アウトジェネラル
▲(単穴) (7)番 リワードレブロン
☆(特注) (6)番 クワイアーソウル
△(連下) (5)番 ベルライン

<自信度> ◎単勝=D  ◎○ワイド=C  3連複BOX=C


オグリキャップの功績を称える形で創設された競走だが、今年はその前座として、オグリキャップの初代オーナーであり、昨年10月に亡くなられた故・小栗孝一氏のメモリアルレースも行われる。笠松競馬にとって1年で最も盛り上がる1日ではあるが、今年に課しては鎮魂色が濃い1日となるのかもしれない。

今回も貴重な地方全国交流の長距離重賞として、豪華なメンバーが集結したが、注目は金沢のグルームアイランドだろう。金沢移籍後にいきなり中日杯を制して地元の頂点に立つと、南関東に遠征して報知オールスターCも制覇し、一気に全国区で注目される存在になった。ただ今期初戦となった前走の金沢スプリングCは、それまでの面影が影をひそめた走り。相手関係も考えれば、苦しい競馬だったと言わざるを得ない。しかも今回はそこから10日後と、連闘使いに近いローテーションも気になるところ。それでもこのメンバーなら押し切れると見て本命にはしたが、自信を持って推せなくなったと考えている。

相手筆頭は南関東から参戦するアウトジェネラル。3歳時に羽田盃を制したのは、今は昔感があるものの、まだまだ条件が揃えば力を出せる存在。特に今回は単騎逃げが望めそうなメンバー構成になり、昨年の金盃を逃げ切った時のような形に持ち込めるチャンスでもある。比較的速い時計が出る今の笠松コースも良さそうな雰囲気があり、ハナを奪ってどこまで踏ん張れるか注目である。

高知のリワードレブロンは、このレース3連覇を目指す。一昨年が9番人気、昨年が5番人気と、いずれも人気薄での激走であるが、いずれも2周目2コーナーからのロングスパートで最後まで押し切った走りは、恵まれただけというものではない。昨年制した後は衰えを感じさせる場面も少なくなかったが、昨年末の高知県知事賞2着を見る限り、長距離戦ならまだまだ結果を残せる。臨戦過程も昨年より良い印象が合うので、3連覇も十分期待できると見ての単穴評価だ。

地元笠松勢は、転入後6戦5勝2着1回の(2)番ディアジースターも気になるが、期待はやはりクワイアーソウルだろう。前走、地元の準重賞を好時計で圧勝し、勢いをつけての参戦となるが、どうも重賞になるとスムーズな競馬が出来ないなど、上手く行かずにタイトルに手が届いていない。それでも移籍後全3勝を挙げている笠松コースでは動きが一変しており、コース適性で上位陣との差を詰められるのではないだろうか。前々走の六甲盃4着で距離にも目処を立てているので、2009年のクインオブクイン以来となる地元勢制覇のチャンスは十分あると考えている。

その六甲盃を制したベルラインは、前にも触れたように絶好の1番枠を引き、内々で我慢し続けたことでチャンスが巡ってきた1戦。立ち回りの巧さだけで制したものなので、過大評価は出来ない。とはいえ、名古屋移籍後は長い距離に実績が集中しているだけに、長距離重賞連覇の可能性を否定する必要はない。最後もつれれば、再び台頭する場面も見られると考えている。

注目レース<2> 門別競馬9レース「第6回 コスモバルク記念」

◎ (8)番 ナムラビクター
○ (7)番 ウルトラカイザー
▲ (5)番 オヤコダカ
☆ (2)番 コルージャ
△ (10)番 クラバズーカー

<自信度> ◎単勝=C  ◎○ワイド=B  3連複BOX=B


一方のコスモバルク記念は、ホッカイドウ競馬における古馬戦線の開幕を告げる競走である。昨年の道営記念を制したグランプリブラッドは、5月8日に盛岡で行われるシアンモア記念を今期初戦に選んだために不在となったが、今シーズンは既存の勢力図を一変させかねない大物転入馬がズラリ。ここにもそんな馬が多数エントリーして、興味を引く1戦となった。

中でも驚かされたのは、ナムラビクターが転入してきたことだろう。統一グレードタイトルこそ一昨年のアンタレスSのみだが、チャンピオンズC2着などトップクラスでの健闘も多かった馬。中央最終戦となった前走の東京大賞典も、3着争いに割って入る5着なら、力の衰えがない状態でやって来たと言えるだろう。問題はスタートの不安定さに代表される気性難だが、これは地方移籍によって改善する可能性は高いと考えている。それでなくとも転入前のレベルで走れていれば、ここでは十分勝ち負けできるはずで、華々しい形で移籍初戦を飾ってほしいと期待して、本命を打つことにした。

既成勢力組では、ウルトラカイザーを対抗評価に。昨年はコスモバルク記念と赤レンガ記念を連勝しながら、その後はタイトルに恵まれず、やや尻すぼみなシーズンだった。ただし今回は、昨年3敗を喫したグランプリブラッドが不在。それにタイトルを得なかったと言っても崩れたわけではないので、転入組に対峙する存在としては、十分な地力は持っている。転入組に誤算があれば、貫録を示すことが出来ると考えている。

同じ既成勢力で、飛躍を期すシーズンと言えるのがオヤコダカ。2歳時に兵庫ジュニアGPで2着になったように、統一グレード級の力を持っているのは衆目一致。しかし昨シーズンは、北海優駿がスタート直後の落馬。道営記念は太め残りで惨敗と、ここ一番で結果を出せない、もどかしいシーズンでもあった。休み明けを絞って出てこないといけないのは調整が難しいが、しっかり仕上げていれば、まとめてまであっておかしくない存在。これ以上は評価を下げられないだろう。

不気味な存在は、中央準OPからの転入初戦となるコルージャ。1年ぶりの実戦となるが、休養前には後に統一グレード4勝のアムールブリエと差のない2着があるなど、強豪と差のない競馬をしていた馬。状態面は鍵と言えそうだが、地力は十分通用しておかしくない。今回動けなかったとしても、しばらく動向を注視してほしい存在である。

道営記念後に他地区で走っていた(4)番スタンドアウト(9)番ビッグバンドジャスは、他地区での走りが思わしくなく、1戦様子を見たいところ。また統一グレード2勝の実績がある(3)番オースミイチバンは、2年ぶりの実戦のうえ、休養前から衰えを見せていただけに、ここは軽視。これなら1年ぶりにホッカイドウ競馬に戻って来たクラバズーカーの、南関東で強敵にもまれた経験を買いたいと思う。

(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)

明日以降の予定(明日よりゴールデンウィーク特別対応となります)
4月29日 全開催場(浦和・笠松・園田)のメインレース予想
5月1日 ばんえい十勝オッズパーク杯(ばんえい帯広)、やまびこ賞・南関東ジョッキーズフレンドリーマッチ(盛岡)

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オグリキャップ記念結果

1着 ◎ (10)番 グルームアイランド(1番人気)
2着 ▲ (7)番 リワードレブロン(3番人気)
3着 ○ (9)番 アウトジェネラル(2番人気)

単勝140円・馬複540円・3連複550円的中。終わってみればグルームアイランドに感じた不安は杞憂だったが・・・。
39ヶ月前
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コスモバルク記念結果

1着 ○ (7)番 ウルトラカイザー(2番人気)
2着 ▲ (5)番 オヤコダカ(3番人気)
3着 ☆ (2)番 コルージャ(4番人気)
5着 ◎ (8)番 ナムラビクター(1番人気)

ナムラビクターに関しては期待外れだったが、これがホッカイドウ競馬が持つ底力なのかもしれない。馬複690円と、○▲☆の3連複2760円的中。
39ヶ月前
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