ダービーシリーズコラムPART1 “ダービーシリーズ2冠”に違和感はないか
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ダービーシリーズコラムPART1 “ダービーシリーズ2冠”に違和感はないか

2018-06-29 23:00
    全8戦となって2年目となるダービーシリーズが終わり、今年も白熱した戦いが繰り広げられた。その中で異質な存在感を放っているのが、地方全国交流で行われる高知優駿であることは、疑う余地はないだろう。同じく地方全国交流として行われる北海優駿を含め、そのあり方をここで考えてみたいと思う。

    高知優駿が異質に感じるのは、既に終えている各地のダービー出走馬が参戦することに尽きる。だがダービーはそもそも「一生に一度の晴れ舞台」だったはず。確かに今年、九州ダービー栄城賞と高知優駿を連勝し“ダービーシリーズ2冠”を果たしたスーパージェットは、称えられてしかるべき。だがその視点に立てば、違和感が拭えないのも事実だ。昨年地元の岩手ダービーダイヤモンドCを捨てて北海優駿に遠征し、タイトルを奪取したベンテンコゾウと比べて評価が違ったのは、そこではないだろうか。

    そこで提案したいのは、ダービーシリーズに出走できるのは1回だけとしたらどうだろうか。これなら地元のダービーに出られなかった馬が、所属を変えずに他地区のダービーを目指すことも可能になるし、ダービーだけのために移籍してすぐ戻るようなモラルに欠く行動も抑制できる。だが何より「一生に一度の晴れ舞台」という大原則を守れるし、併せて“おらが街のダービー”の価値も大きく傷つかない。限られた馬資源の中で上質なダービーとするために、地方全国交流としている競走がある現状を踏まえれば、これが現実的な対応ではないだろうか。

    ところでダービーシリーズの期間中、東京ダービーの出走順位変更にまつわる話がリリースされ、多くの意見が飛び交った。そこで今年のダービーシリーズ特集の最終回として、この件に関する個人的な考えを明らかするコラムを、ジャパンダートダービーの直前を目処に掲載することにしている。


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