ショートコラム 売上拡大に向けた新たな実験といえる“名古屋モーニングフィーバー”
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ショートコラム 売上拡大に向けた新たな実験といえる“名古屋モーニングフィーバー”

2018-08-06 00:30

    気象庁が“災害”と呼ぶほどの猛暑が、日本列島を襲っている。それに負けないような熱闘を各地の地方競馬でも繰り広げてほしいところだが、番組的にはお盆前後を別にすれば、注目されるレースが少ない時期でもある。ならば馬券で注目を集めようと、愛知県競馬組合(以降、愛知県競馬)が今月6日の開催から、8月限定(全12日間)で“名古屋モーニングフィーバー”を実施することになった。


    これは午前中に発走予定の名古屋競馬の競走において、3連単の払戻率を通常の72.5%から77.7%に引き上げるというもの。払戻率の変更は、最終レースの3連単を77%に引き上げている高知競馬などで実施しているが、愛知県競馬としては初めて。だが一番注目すべきところは、午前中のレースだけを対象とした払戻率を引き上げるイベントが、初めて行われることではないだろうか。


    ナイター競馬が全盛となった現在、最終競走の発走時刻は全国的に遅くなっている。それだけに時代に逆行しているように映るが、裏を返せば午前中発走の競走が極端に減っているということ。ボートレース界では数年前から第1レースが午前8時台に発走する“モーニングレース”が存在感を高めているが、同じような効果を求める取り組みと考えれば、理解しやすいのではないだろうか。


    6日から10日まで(7日はホリデー)行われる開催では、毎日第2レースまでが引き上げの対象となっている。馬券を買う立場では当たらないとその恩恵は得られないが、購入意欲を掻き立てるのは間違いない話。これに売上拡大効果があるとなれば、発走時刻を遅く遅くと動いてきた地方競馬界の流れが変わる可能性もあるだけに、新たな実験の結果が深く検証されることを願っている


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