ショートコラム 2つの再出発がある、岩手の3月23日
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ショートコラム 2つの再出発がある、岩手の3月23日

2019-03-23 05:00
    今日3月23日に、東日本大震災で発生した津波の影響で運休が続いていた、JR宮古線の宮古⇔釜石駅間が復旧する。と同時に同区間は三陸沿線を結ぶ第3セクター三陸鉄道に移管され、同区間によって分断されていた南北のリアス線が1つにつながり、久慈⇔盛駅間の全長163キロを結ぶ“リアス線”として再出発することになった。

    リアス線は東日本大震災で全区間が運休。三陸鉄道は線路だけでなくいくつかの車両も失うなど甚大な被害を受けたが、5日後には被害の少なかった区間から運行を再開し、復旧・復興に向けた足がかりとした。その後3年かけて南北リアス線を復旧させると、2013年に放送されたNHK連続TV小説「あまちゃん」を通じて訪れた観光客の需要を引き受け、地域振興の象徴にもなっている。この再出発は三陸沿岸の社会インフラ整備としては一つの区切りだが、これを機に復興がさらに進むことを願わずにはいられない。

    そして今日3月23日は、岩手競馬の実質的な2019年度シーズンが始まる日でもある。先日のコラムでも記したように、昨シーズンは度重なる禁止薬物陽性馬の発生により、計14日の開催自粛に追い込まれた。これにより失った信頼を取り戻す上で必要と思われた、問題の原因究明と解決がされていない中で新シーズンを始めることは、間違いなく茨の道である

    ただし解決まで開催しないとなれば、このような事案を繰り返さないための対策費を得ることもできない。それに解決したとしても、真の信頼回復のために禁止薬物陽性馬を出さない日々を続けなければいけないことも、忘れてはいけないだろう。今日という日はそのための再出発の日。ゴールのない旅路を歩み続ける覚悟を持って、二度と岩手競馬を愛するファンを悲しませないでいただきたいものである。

    <おことわり>
    23日の水沢競馬の開催について、開幕特集の予想記事を掲載する可能性に言及しておりましたが、それを取りやめ、ショートコラムを掲載することとしました。
    ご了承ください。


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