ダービーシリーズ特集#4 園田「兵庫ダービー」(2019年6月6日)
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ダービーシリーズ特集#4 園田「兵庫ダービー」(2019年6月6日)

2019-06-05 21:00
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兵庫ダービーの1着賞金は、昨年より300万円上積みされて1300万円になった。しかし1ヶ月前に行われた兵庫チャンピオンシップは、200万円増(3000万円)に止まっていた。賞金を上げる際に何から上げるのかは議論の余地があるが、個人的にはローカル重賞より統一グレードを優先すべきと考えている。馬資源の確保するためにはローカル重賞を過度に冷遇できないのはわかるが、兵庫ダービーをこれだけ上げられるのなら、もっと兵庫チャンピオンシップの賞金額を上げるべきではなかっただろうか


園田競馬10レース「第20回 兵庫ダービー」(3歳重賞・1870m)


◎(本命) (6)番 バンローズキングス

○(対抗) (5)番 チャービル

▲(単穴) (10)番 エナキョウ

☆(特注) (4)番 ジンギ

△(連下) (3)番 オオエフォーチュン、(11)番 アヴニールレーヴ


<期待度> ◎単勝=C  ◎○ワイド=D  3連複BOX=D


その賞金額の関係もあったか、兵庫チャンピオンシップは重賞連対経験のある地方馬が1頭も参戦しなかった。そんな中央勢断然ムードを切り裂くように、地元勢が3-4着に入って気を吐いた。どちらも兵庫生え抜きではないけれど、あの舞台を逃げた関係者が、どんな想いで今日の舞台に立つのか気になるところである。


その兵庫チャンピオンシップで3着に入ったバンローズキングスが、私の本命だ。改めて過去の地元重賞で結果を出せなかった時を見ると、向正面まくりを打とうとして反応してくれなかった形。それでも止まった訳ではなく、気分よく流れに乗せることに専念させることで、前走の激走に導いたと感じている。手綱を取る吉村智洋騎手が同じように道中導けば、菊水賞上位組を恐れることはない。統一GⅡ好走の底力を見せてくれるはずだ。


相手はのじぎく賞を勝ったチャービルを抜擢する。当時は確かに乱戦気味の流れに恵まれた所はあったが、長く良い脚を使って東京プリンセス賞4着のグレースレジーナを差し切った事実は重い。3連勝中と充実ぶりが目につくし、今回も前に行きたい馬が揃っているので、再度流れが向く可能性も高い。前走をフロック視するのは危険で、力関係が未知な分も含め、評価を上げるべきと判断した。


中央1勝で転入したエナキョウは、菊水賞3着に兵庫チャンピオンシップ4着。いずれもスタートで大きく出遅れ、流れに乗れない中で残した結果で、それがなければと思わせる走りを見せている。これが改善できれば全国区でも戦えそうだが、ここで五分のスタートを切れるかどうかは別問題。またいいスタートを切れても、好位で我慢する競馬ができるかも微妙で、敢えて単穴評価に止めることにした。


園田ユースCと菊水賞を連勝中のジンギは、ここまで5戦4勝2着1回。2番手追走から早目先頭で圧勝した菊水賞は確かに強かったが、本当に強いのなら兵庫チャンピオンシップで証明しようとしたはず。それをしなかったということは、見る者が思うほどに強くないと評価するしかない。この馬だけが逃げた訳ではないので、4番手の印は入れたけれど、心情的には馬券を買いたくない馬だ。


以下は大穴候補として、極端な脚質の2頭を取り上げる。まずは追い込んで3着が多いオオエフォーチュンで、大乱戦になった笠松ゴールドJrで直線一気を決めたように、タフなレースになれば確実な末脚が威力を増す。個人的にはもっと評価を上げたかった馬だ。


もう1頭は、ハナを奪われたことが1度しかないアヴニールレーヴ。ハイペースで絡まれた前走のじぎく賞は参考外で、あれで楽に逃がしてもらえるなら、かえってチャンスになる。同型を制すれば、アッといわせることも可能だろう。


(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)

(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)


このあとダート統一グレード「北海道スプリントカップ」の予想記事を掲載します。



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兵庫ダービー結果

1着 ◎ (6)番 バンローズキングス(3番人気)
2着 - (12)番 テンマダイウェーヴ(7番人気)
3着 △ (3)番 オオエフォーチュン(9番人気)

バンローズキングスの単勝は、700円。
バンローズキングス・・・逃げたアヴニールレーヴ(12着)のペースは兵庫チャンピオンシップ並み。これを余裕十分に3番手につけられたのは、厳しい戦いを経験した強み。2周目3コーナーでゴーサインが出ると、力強く反応してアッサリ先頭に立ち、その勢いで最後まで差を広げる圧勝だった。前走から着用したチークピーシーズの効果がてきめんとの声もあったが、ここに来て急速に強くなっている。時計も良馬場では歴代3位の好時計だ。
2ヶ月前
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テンマダイウェーヴ・・・2番手追走から早目に先頭に立って逃げ込みを図ったが、バンローズキングスに抵抗できたのは4コーナーまで。それでも後続を凌ぎ、2着を確保した内容は立派だった。年明け2戦は厳しい展開を前に崩れたものの、長い距離で気分よく進めれば、前走同様に力を発揮できる。勝利は手にできなかったが、2歳王者の復権を示すには十分といえよう。
オオエフォーチュン・・・例によって直線勝負に賭け、上手く馬群を捌いてきたが、またも指定席の3着止まり。前に流れが向いたのではなく、平均レベルの兵庫ダービーなら突き抜けられる走りはしており、相手を称えるしかない。それに、これから始まる古馬との戦いで勝つ味を覚えるようなら、大化けする可能性も秘めていると思う。
ジンギ(4着)・・・先行グループを見る位置で進めるも、終始追っ付け通し。あの手応えでズルズル下がらず、最後まで3着争いで踏ん張ったところに地力の高さは垣間見えたが、経験値の差が露骨に出た1戦。兵庫チャンピオンシップを逃げた代償が高くついたと関係者が考えるなら、この先何をすべきかわかるはずだ。
エナキョウ(10着)・・・前2走よりマシだったが、今日もスタートは出遅れ。そこから強引に先行した結果、勝負所を前に一杯になってしまった。ペース判断が裏目に出た上に、地元馬同士ならと力量比較を読み違えたことが、大敗の要因だ。
2ヶ月前
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