ショートコラム ばんえいPR馬リッキー号、12年余り務めた役割終える
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ショートコラム ばんえいPR馬リッキー号、12年余り務めた役割終える

2019-07-19 21:00
    2007年4月に帯広市単独主催となって再出発したばんえい競馬。それからも艱難辛苦に耐える日々が続いていたが、着実な努力によって13年目のシーズンを迎えた今、北海道を代表する観光資源としてもその存在が全国に知られるようになった。その中で大きな役割を担った存在に、2007年からPR馬として全国を駆け巡ったリッキー号(21歳・以降リッキー)がいる。そのリッキーが今月、その役割を後輩に譲るため、引退することが発表された。

    競走馬としては139戦6勝と目立った活躍をすることはできなかったが、戦うことよりも愛されることが向いていたのだろう。現役時代から各種イベントに参加して愛される存在になったリッキーは、引退直後の2007年4月に「帯広市特別嘱託職員」に就任。以来、競馬場内外で様々なイベントに参加しただけでなく、テレビ出演などを通じてばんえい競馬のPRに貢献していった。

    それらの活動が成功を収めたのは、長距離移動があっても体調を維持させることや、万一のトラブルを防ぐために尽力した関係者の影の努力を忘れてはならない。サラブレッドなどの軽種馬と違い、ばんえい競馬で用いられる重種馬は性格が温和とされるが、ひとたび暴れてしまうと1トンの馬体を押さえることは簡単ではない。この12年余りの間、そういったトラブルを起こさなかったことは称賛されるべきで、新たにPR馬となるフクスケ号(6歳)とハクウンリュー号(4歳)になっても守ってほしいものである。

    リッキーは今週21日に行われる重賞「北斗賞」で誘導馬を務めるのが、PR馬としての最後の任務となる。そして引退式と引き継ぎ式は27日に行う予定だが、ファンからのメッセージも25日まで、ばんえい競馬のオフィシャルサイトなどで募集している。想いを伝えたい方は、是非ともこの機会を利用していただくとともに、代替わりしてからの新たなPR馬も、多くの人に愛されることを切に願っている。

    <おことわり>
    21日に行われる重賞「北斗賞」について、予想記事のブロマガ掲載はございません。ご了承ください。


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