ショートコラム 来年の南部杯は平日開催? 競馬界が受ける、東京オリンピックの余波
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ショートコラム 来年の南部杯は平日開催? 競馬界が受ける、東京オリンピックの余波

2019-10-13 18:00

    東京オリンピックの開幕まで、既に300日を切った。開幕が迫るにつれて過酷な気象条件をはじめとする課題を通じ、円滑な大会運営に疑問の声が上がる一方、国際舞台における日本人選手の活躍によって、スポーツ界はかつてない活況を見せている。また現在日本で開催中の「ラグビーワールドカップ」でもわかるように、世界中のアスリートに対して尊敬と敬意を払う日本人スポーツファンの気質は、大会を成功に導くエネルギーを持っている。もっともそれを利用して、闇の部分を覆い隠そうとするのも、日本人の気質であるのだが。


    ただし巨大な“非日常”によって“日常”を保てない部分がどうしても出てしまう。そして競馬界にも、その影響が及ぶことがわかってきた。特に馬術競技に参加するために日本に来る競技馬を円滑に輸送するため、大量の馬運車が必要となることから、競馬開催に伴う競走馬の輸送に支障をきたす可能性が指摘されている。また競技会場が近接する南関東エリアは、交通規制などの影響も考える必要があり、気になるところである。


    その余波を思わぬ形で受けるのが、岩手競馬である。実は東京オリンピックの盛り上げと円滑な運営という名目で、通常7月第3月曜日の「海の日」を7月23日に、10月第2月曜日の「体育の日」(2020年より「スポーツの日」に改称)は開会式が行われる7月24日に移動する事が、既に決まっている。そのため体育の日に実施してきた統一GⅠマイルチャンピオンシップ南部杯について、2020年に限り平日開催を余儀なくされる可能性が出てきているのだ。


    2020年は「敬老の日」と「秋分の日」が連続する、9月の4連休に変更するなどの選択肢もあるが、平日開催でも競馬場の賑わいや世間における注目度、そして売り上げが変わらないために模索してほしい。そしてそれは、地方都市における平日開催の価値を高める上で、未来に大きな材料を提供できる。いかなる方向性で主催者等が議論しているかは把握していないが、前向きになれる結論が導かれて欲しいと思っている。


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    このあと、マイルチャンピオンシップ南部杯の予想記事を掲載しますが、その前に盛岡競馬の全レース予想の記事を掲載いたします。



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