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[久田将義]『烈侠 山口組最大の抗争と激動の半生』加茂田重政著制作秘話【ニコ生タックルズマガジン】
「久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン」《今後の生放送予定》
《最近の公式生放送》
<久田将義企画・新刊情報>『烈侠 山口組最大の抗争と激動の半生』加茂田重政著制作秘話編集者人生で最も緊張した一瞬
7月21日にサイゾーから発売された、元三代目山口組組長代行補佐、元一和会副会長兼理事長加茂田組組長加茂田重政氏の自伝の二刷りが上がってきました。
発売一週間ですでに、アマゾンの在庫がなくなり版元にしかない状態でして、お求めの方には大変ご迷惑をおかけしました。
さて、一部で話題になっている本書ですが、フライデーや日刊ゲンダイに掲載されたように加茂田重政氏と昭和から平成にかけて活躍している(した)芸能人との交友録がフィーチャーされていようです。
他誌に掲載されているように、写真で菅原文太、梅宮辰夫、松平健、鶴田浩二、錦野旦、火野正平らが仲睦まじく写っています。また文集中では島田紳助や明石家さんまらが結婚式等の司会をしていた、と書いてあります(敬称略)。
これはYouTubeにも上がっていません。これらを見られるのは本書をお買いあげて頂いた読者のみなさんだけの「特権」です。ここでは暴露を目的とするのではなく教科書が教えてくれない昭和の歴史の一部として編集をしました。曰く「こんな時代もあったんだ」と。
もちろんこれは1980年代の話。暴対法や暴排条例が施行された今、こういったおおっびらな「交際」はできなくなりました。
しかし、映画「仁義なき戦い」シリーズのリアルな演技は、加茂田氏らとの交遊があってこそ、と思うのは僕だけでしょうか。そもそもお上(警察)に「個人的な付き合いを制限される」という事が、きな臭いと思うのは僕だけでしょうか。
ヤクザも人間です。取材にも応じれば食事もするし、酒も飲みます。特に、芸能界等の興行の世界は江戸時代から続いています。良い悪いは別にして、芸能界や相撲やボクシング等の興行は「そういう世界」なのです。
現在は表向きは禁じられており、また付き合いも絶ってはいますがそこは伝統。今も仲良くやっている人たちはいます。直接ではなくても半グレと呼ばれるような、警察は暴力団認定していなけどやっている事は同じ、というような人々を仲介して、ですが。
本書では出てこなかったですが、
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[久田将義]【東京都知事選】ニコ生で放送された「泡沫候補」達の魅力【ニコ生タックルズマガジン】
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<久田将義企画・新刊情報>烈侠
~山口組 史上最大の抗争と激動の半生東京知事選ニコ生で放送された「泡沫候補」達の魅力
この原稿が出るころには、東京都知事選の結果が出ているかもしれません。主要三候補と呼ばれている小池百合子、増田寛也、鳥越俊太郎各氏では小池候補が頭一つリードといった報道が目立ちました。選挙の最初の頃は政治記者も「全くわからない」と言っていた人が多かったですが、終盤に来て小池氏を推す声も目立ってきたように思います。増田氏は菅義偉官房長官の覚えめでたく、すなわち安倍首相の「お墨付き」と見られており、安倍現内閣に反感を持つ人は増田氏から離れていくでしょう。この場合の「人」とは都知事選での大きなキーを持つ、「無党派層」の事を指します。東京都は人口1300万人の大都市です。地盤が固まっている業界もありますが、だいたいが中小企業のサラリーマン、自営業者が多いとみられています。アベノミクスで「幸せになったー」という中小企業のサラリーマンや自営業者はあまりいないようですから、このあたりがどう選挙に影響するか。ところで、無党派層は各候補のテレビでの映り具合、発言、反応で選択する傾向があるようです。鳥越俊太郎氏に関しては、僕は十年前に彼がPETでガンを早期発見した直後ぐらいに元週刊現代編集長元木昌彦氏、元噂の真相岡留安則氏と三大元編集長座談会というのを企画しました。ガンを克服した後だけあってか、少し元気がないので気になりました。元木さん、岡留さんのお二人は平常運転でした。元気がないというより、初対面の僕に「こいつ何者なんだ?」と警戒心をもっていたからそのように見受けられたのかもしれません。鳥越氏は立候補の記者会見で有名な失言「終戦のとき、私は20歳でした」で度肝を抜かれた方も多いでしょう。僕も「あれ? この人何歳だったっけ」と思いました。このときの鳥越氏の心境は参院選で自公が三分の二の議席を取ったのに、相当焦り、テンションが上がったのだと推測されます。つい、「戦争を知っている」が「終戦のとき二十歳」発言につながってしまったのでしょう。そこを記者やキャスターに突っ込まれると「それは単なるの間違いじゃない」と開き直っていましたが、間違い過ぎですね。そこから鳥越氏の「健康面」が取りざたされるようになりました。「この人、記憶も頭の回転も大丈夫だろうか」と。のちに週刊文春と週刊新潮に「女性セクハラスキャンダル」が大々的に報じられます。この噂は十年くらい前からマスコミの間では浮遊していました。今回はセクハラされた女性の旦那さんの告発ですが、裁判の結審待ちです。ついでに言いますと、テレビに出てくる現役の新聞記者はだいたい、心性や言動などロクな噂を聞きません。記者と言えば書くのが仕事なのに、「テレビに出て講演が増えたよ。やっぱり講演は儲かるよ」と得意気に言う偉い立場にいる委員、上司の奥さんと不倫したり、部下に過激にパワハラをしたり、取材に来た女性記者をセクハラ言葉で怒鳴り泣かせてしまった人等々、結構枚挙にいとまがありません。「新聞記者は社会の木鐸」というのが皆さんのもっているイメージだと思いますが、意外とこういう一面をもっているという事を念頭に置いてテレビを見ると、クールダウンして彼らのコメントを受けとめる事が出来るのではないでしょうか。「舛添前都知事の事をかなり言っていたけど自分はどうなんだよ」みたいな突っ込みを心の中でしても良いでしょう。さて、28日にニコニコ生放送で可哀想に「泡沫候補」扱いされている人たちが各自15分間の演説をしました。主要三候補の演説はテレビやYouTube等で確認できますが初めて、演説を見た人もかなりいました。
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[久田将義]「AV強制出演」は本当にあったのか【ニコ生タックルズマガジン】
「久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン」《今後の生放送予定》
<久田将義・新刊情報>『生身の暴力論』(講談社現代新書)「AV強制出演」は本当にあったのか
この問題がヒステリックにならないよう、AVユーザーの立場からまずは祈るばかりです。「今どきのAV業界は、無理やり出演させたりはしない。クリーンになった」。
何人かのAV関係者に話を聞くと口をそろえて皆さんおっしゃいます。「皆さん」の中には、匿名を条件に話して頂いた有名監督もいます。こと、AV業界になるとどうしても「SEXを他人に見せて収入を得る行為」が、他の職業と比較して一段低く、という表現が宜しくないならば一歩引いて見てしまいがちなのは止むを得ないでしょうか。「女性の裸体を商売」とする行為――ストリップ、風俗――などがやはりキャバクラ嬢あたりからも「一緒にしないで」と言われる(少し前、歌舞伎町のキャバクラで言われました)事も事実です。が、原則論として、「職業に貴賤なし」。この、人類が長い歴史から勝ち取った素晴らしい言葉を頭の中にインプリントしておく必要があります。それを踏まえてのブロマガです。ここまでは前置きになります。今回の「AV強制出演はあったのか問題」は大きく、二つに分けた方が、マスヒステリアに飲み込まれずに済むと思います。まずは、マークスジャパン元代表らが労働者派遣法違反で逮捕された件。要するに、派遣先がAV現場だとは知らずに行ったとされる女性が渋谷警察に被害届けを出した事件です。
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