civ6でインド王目指す放送第17回のまとめ
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civ6でインド王目指す放送第17回のまとめ

2018-09-11 17:10
    大陸の名がインドに変わった気分はどうかね、国民よ。
    そしていまや私はこの惑星の名をインドに変えようとしている。

    私を狂っていると言うものもあるかもしれないが、人類を次の段階に引き上げるためには、王の導きが必要なのだ。本当の王の導きが……

    civilization6でインド王目指す
    第17回
    「新大陸統合作戦」

    94ボイコット

    一院制に対する抑止権力として実権を取り戻したハカセンドラ王は、9月4日、ボイコットを実行した。
    その日内閣が問い合わせたのは、核兵器の開発停止、大陸相互不干渉に関わる宣言だった。

    これらの宣言はハカセンドラ王の初のボイコットによって採用が見送られた。
    政府首相に選出されておりハカセンドラ王との親交も深いマハトマ・ガンディーは、ハカセンドラ王のこの決定について激しい議論を戦わせたと言われている。
    ガンディー
    「王よ、あなたは戦争を止めるために、国民善意の象徴として権限を得たのです。これではむしろあなたこそが戦争を望んでいるようではありませんか。諸外国の反応次第では、議会も動かざるを得ないでしょう」

    ハカセンドラ王
    「ガンディー、君の理想的人道主義には賞賛を惜しまない。しかし、私は数千年に及びこの国を統治してきた父祖の魂を継いでいる。その魂は私にこう考えさせるのだ。平和を保つには常に積極的な行動が求められると」

    ガンディー
    「積極的な行動? まさか新大陸を攻撃して打倒しようとでも言うのですか!」

    ハカセンドラ王
    「ははは、まさか。私がインド国民のために考えるべきことは、米中両国の技術力が“あの兵器”を生み出すまで、あとどれくらいの時間が残されているかと言うことさ」

    ガンディー
    「それは……! 我が国が開発を行わないと宣言すれば、そのような未来は永遠にこないのですよ!」

    ハカセンドラ王
    「では、君は“あの兵器”を先制使用されたときに、炭となって消えた国民の命に対して、自らの理想主義を謝罪する用意はあるのかな?」

    最大の軍事力を常に保有することで大陸の安全保障を図ろうとするハカセンドラ王の考えは、現実路線には違いなかった。それでも理想を追求しようとするガンディー首相との溝は埋めがたいものに思われた。

    カリスマは一人

    そうした状況下で、王権拡張を旨とするインド尊王党が誕生した。
    ハカセンドラ王に与えられたボイコットの権利は完全にハカセンドラ王に味方していた。

    ハカセンドラ王は初めてのボイコット以降、複数の政策に対してボイコットを実行した。
    これによって政治の遅滞が発生し始め、国民の中には住環境が改善しないことに対する不満を政権与党に対してぶつける声が起こり始めた。

    こうした背景には、ハカセンドラ王がマスメディアを味方にしていたことも関係している。
    先の印露戦争で開戦の直接の原因となったザ・タイムズ・オブ・インディア社はテレビが主役となった情報社会においても報道の中心的な役割を担っていた。
    ハカセンドラ王が同社の記者を救出するためにマハトマ・ガンディー外相を説得したことは広く知られており、タイムズ社は基本的に王を支援する姿勢をとっていた。

    同時期に巻き起こった女子参政権と納税条件の撤廃は、完全にハカセンドラ王に味方した。
    本来、参政権の拡張と地方自治の拡張はガンディー首相の多民族宥和政策の一環だった。
    しかしハカセンドラ王はこの拡張を完全に逆手に取り、大衆の熱狂を後ろ盾に尊王党を組織したのである。
    選挙は全体主義の強化のために採用された

    1816年の選挙は劇的な結末を迎えた。
    自由インド党が僅差で敗北を喫し、尊王党が政権与党となったのである。
    この敗北によって、マハトマ・ガンディーは政界から姿を消すこととなった。


    ハカセンドラ:王にして首相にして国家

    この勝利によって、ハカセンドラ王は政権与党の指名により首相の座に着いた。
    それはインド憲法の記述の裏をついた就任劇だった。

    ハカセンドラ王は大規模な公共事業投資を宣言して国民の支持を得ると同時に、各地に原子力発電所を建設して生活水準の向上を実現し始めた(ニューディール政策)。
    こうした政策が功を奏し、熱狂的な支持を確保しつつあったハカセンドラ王は、秘密裏に進めていた作戦を実行に移した。

    中国越境

    インド国民軍はすでに新大陸の最北端に集結していた。
    中国はこれを威嚇行動とみなして公的な非難声明を発したが、この事実はインド国内では報じられなかった。インド国内で報じられたのは次のニュースだった。
    技術交流都市マドゥライ近郊で中国軍が発砲
    王政復古以前からハカセンドラ王が大陸間融和政策として進めていた技術交流都市建設地域付近で、中国軍が都市防衛隊に対して発砲する事件が発生した。インド王宮は中国側を非難し、説明と再発防止を求めるという声明を発した。幸いにして交戦には至っておらず、両軍に死者はなかった。
    この報道がなされた同日、中国の都市としては最北端にあたる邯鄲市街地は艦砲射撃によって破壊された。

    大秦国皇帝は先制攻撃に激怒した
    それは明確なインド国民軍の奇襲攻撃であった。


    統合国家神聖体(INDO)の発足

    同日、ハカセンドラ王は諸勢力の指導者を招集し、紫禁城で国際会議を実施した。
    参加者ははじめに紫禁城に併設された展望施設から南を見るよう案内された。

    その日、紫禁城の南、アーヘンとを隔てる丘の地下で、一つの実験が実施された。
    人類史上初めて炸裂した核兵器は、アーヘン北部の丘を陥没させ、その地響きはこの国が地球をも左右する力を得たことを示していた。ハカセンドラ王は我が国の科学力の現在をお見せしたかったのですと笑い、手を打って参加者を議場へ誘った。

    ハカセンドラ王は参加した各国の自治権限を段階的に統合することで単一の超国家に統合することを提案した。
    それはもはや提案ではなかった。核実験という最大の脅しを駆使して、南北インド大陸を統合する、国家を超えた国家、神聖体INDOを作り出そうとしたのである。
    平和的な統合こそ、人類の望みです。私は最高の平和主義者であり、理想主義者なのです。この惑星の全人類の幸福のために必要なことであれば、私は人知を超えた組織を構想しもします。統合国家神聖体は、もはや国民国家ではありません。それは言うなれば人類国家であり、いまや「人類=INDO人」へと変わるべき時が来たのです。

    西安統合

    その頃には、空母から飛び立った最新鋭のステルス爆撃機が北京を爆撃していた。
    レーダー網にも映らない高速爆撃機は瞬く間に中国の防衛網を引き裂いた。
    親愛なるインド国民の皆様、先般発足した統合国家神聖体INDOに新しい仲間が加わったことをご報告いたします。新大陸でかつて中国あるいは秦と呼ばれていた国家は本日をもって解体され、統合国家神聖体INDOに統合されることとなりました。かの地域で全人類のために栄誉ある決断を下した指導者たちに賞賛を送りましょう。
    ハカセンドラ王が向かう先は、人類愛に他ならなかった。
    中国国内の反乱分子は瞬く間に制圧され、数ヶ月のうちに西安・北京・太原・上海・広州にインド国民軍がなだれ込んだ。昨日まで「彼ら中国人」だった人々は、その瞬間から「我々INDO人」へと変化した。

    統合された旧中国領。残る反抗人類はアメリカのみとなった

    インド化は求められなかった。何が変化するわけでもなかった。
    文化も破壊されることはなかった。
    ただ彼らはINDO人=人類であるという自覚を得始めていた。
    スープラナショナリズム
    超国家主義。国際的な協議によって複数国家の利害調停を行う国連などの政府間主義(インターガバメンタリズム)とは異なり、国家より上位の組織が直接に法を定めて統治するという考え方を持つ。超国家による法は領内の全ての国内法より優先される。あくまで国という概念を用いるならば、領域内のすべての国を州とし、超国家という単一の政府と地方自治の関係に再編することを意味する。かつては欧州共同体(EC)がこの主義を採用した。


    civ6でインド王目指す放送第18回(最終回)
    「梵我一如」
    本日9月11日22時から ニコニコ生放送にて放送予定
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