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Google先生も知らないドラえもん――『のび太の神戸「水」物語』
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Google先生も知らないドラえもん――『のび太の神戸「水」物語』

2018-02-07 06:01
    以前やっていたミュージアム探訪動画をうp主失踪しているうちに、ニコニコの仕様までも変わってしまいました。

     最後にこのシリーズの動画を投稿したのが、確認してみると1月11日でした。年の概念を無視すると、もう1月近くも間が空いていることになります。

     動画はもう少し先延ばしにして、フライングで1館、このブロマガの方で紹介しておこうと思うところがあります。
     兵庫県神戸市にある、水の科学博物館というところです。
     なぜここをというと、こういうものがあるのです。



     筆者の写真技術がクソなのでインスタ映え(誤用)しておりませんが、というか見づらいですが、『ドラえもんのび太の神戸「水」物語』というVHSです。
     聞いたことない?
     当然でしょう、グーグル先生ですら何一つ教えてくれないという、つまりネットでも誰も話題に出していない一品です。
     しかしパチモノなどではなく、映像も声も間違いなくいわゆる「大山ドラ」です。

     このビデオは神戸市灘区の灘図書館(JR六甲道駅のすぐ近く)に保管されていますが、残念ながら筆者が昨年訪れた際には、すでに劣化が激しくなっており直接視聴できない状態になっていました。そのずっと前に、この辺に住んでいた頃には観られたんですがね。業者に頼めばデータを抽出することもできるのでしょうが、図書館の物なので自分でそういうこともできません。

     というわけで内容は筆者の記憶から再生するしかないのですが、簡単に紹介します。
     冒頭はどこかの砂漠をのび太とドラえもんが、バギーで走っています。喉が渇いたけど手持ちの水はもうない。そこで砂嵐が来て、吹き飛ばされた先で二人は美味しい水にありつく。それは神戸の水であった……という、文にすると実に教材らしく意味不明なお話です。約20分ほどだったでしょうか。
     ちなみに続編もあり、こちらは「~明日の水を~」というサブタイトルがついています。確か8分くらいしかなかったと記憶しています。

     実際に神戸の水は美味しいらしいです。六甲のおいしい水なんてのも売られていますし。
     確かに、ここ神戸の灘から西宮市あたりにかけてが、江戸時代から有名な酒造のメッカであるのも、一つの理由は水が良質だからだと言います。白鹿記念酒造博物館(酒ミュージアム)というのもあるくらいです。
     作中でもドラえもんがホンワカキャップなど出してくれれば、神戸の水とお酒の関係をスムーズに説明できたのでしょうが、残念ながらそんな尖った展開はありません。原作ならともかく、国民的児童アニメと自治体のタイアップ作品という立場上、未成年者飲酒などという不祥事をやらかすわけにはいかなかったようです。原作ならともかく。

     ともかく図書館の人が、水の科学博物館に行けば観られる現物があるかもしれないと言ってくれました。早速行ってみましょう。
     

    (Googleマップストリートビューより)

     最寄り駅は神戸市営地下鉄の県庁前駅。この写真に映ってるゆるい坂を上って、適当にスマホを頼りに北西に歩いて行けば着きます。もしスマホがなくても何枚か案内板があるので、どれかにぶちあたるでしょう。
     ちなみに筆者は昔、この近辺の学習塾で働いたことがあり、その塾と同じビルの1Fに入っていた団子屋が美味しかったのを覚えてます(どうでもいい)。

     着きました。
     この異人館風の建物が、水の科学博物館です。

    (あえて館内の紹介映像より)

     内部は外見ほど古臭くはなく、児童向けの科学館になっています。
     スタッフによる解説を交えた科学実験教室や、水にまつわる科学現象を実際に起こしてみる器具なども多く設置されています。




     しかしまあ、内容の細かな紹介は、いつかまたミュージアム探訪動画として上げたいと思いますので、今は先送りとさせていただきます。
     
     で、ドラえもんのビデオについて聞いてみました。
     それによると、以前はここの館内シアターで実際上映されていたそうです。ですが今はオリジナルの別キャラが演じる3D映像に差し変わっており、記録媒体もここでは保管されていないとのことでした。
    『ドラえもん のび太の神戸「水」物語』は、もしかするともうどこにも観られる状態では残っていないのかもしれません。

     ですが、もしかするとドラえもんに限らず、有名なアニメと自治体とのタイアップ作品というのは、結構そこかしこにあるんではないでしょうか。
     筆者も見つけたのは偶然です。日本にこれしかないというレア作品を見つけたというより、実際にはいくつもこういうのがあるという可能性の方が高いんではないかと思います。
     まあ、探し出すのは結構大変でしょうが……。
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