東大教授のとある疑わしい話――NHK高校講座を作った人
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東大教授のとある疑わしい話――NHK高校講座を作った人

2018-10-31 21:23

     今日は皆さんに、ひとつ問題を出してみましょう。次のツイートを読んで、おかしなところを考えてみて下さい。 前回のおっさんじゃん。と思った方、その通りです。
     いやー先生、マジカッコイイですね。女性タレントやNHKのスタッフをけちょんけちょんに貶し、先生ひとりがヒーローとしてお説教する立場。「安易に思わない方がいい」(キリッ)で締めるのとか最高ですよ先生。

     が、良い事言ってるなと思った方は、もう少し物事を疑う癖をつけた方がよろしい。感じるな、考えろ。
     そう、今回は「物事を疑え」という話です。たとえそれが実名アカウントの言葉であっても。上記のツイートはいわば問題文だと思ってください。
     では、細部をスルーせずに読解していきましょう。
     全体のストーリーもセリフもフリップも全部私が書いた。現場に行ったら、生徒役の女性タレントがいた。このタレントが、結構な年な人で~
     まずここから「なんでやねん」。
     全体のストーリーも台詞もフリップも全部書いておいて、生徒役の女性タレントが「行ってみたらいた」とはどういうことでしょうか。ここを読んだ瞬間、筆者はこの一連のツイートの嘘松の可能性を考えました。
     まあ、ここについては書き方がまずいだけなのかもしれません。次行きましょう。
    カメラが回った瞬間に豹変し、ものすごく舌足らずに、幼児っぽく、頭悪そうに喋る。非常にやりとりがしにくいので、困った。しかし番組スタッフに忖度して、使ってもらうにはそうしなければならないのだ、という様子が見えた。
     忖度が完全に主観なのはさておいて。
     よく教育番組である「先生、ここはー、○○なんでしょうか?」みたいなゆっくり喋るやつのことですかね?
     しかしこの先生が自分で台詞を考えているなら、せいぜい声の高さや抑揚程度の問題でしょうし、別に困りはしないと思うんですが。
    私もスタッフやタレントを変えさせるような力はなかった。
     別にタレントやスタッフ自体を変えなくても、「そんなゆっくり喋らなくても自然に」とか言えばいいだけじゃないですかね。
    ただし相槌で腰を折られないように工夫した。
     ……台詞はあなたが考えたのでは? 自分で自分の腰折ってんの?

     と、まあここまでは文自体を読んでいて、おかしいなーと思うところを並べただけでした。
     ここで、当の番組はどうだったのかを確認することにします。この池内惠という先生が関わったNHK高校世界史の番組というのが、10年近く前の「イスラーム世界の成立」という回(だけではないかもしれませんが)と分かりました。
     こちらが動画URLです。  
     https://www.dailymotion.com/video/x5f4wlj

     出演の女性タレントは寺田ちひろさん。別に教育番組としてはよくあるしゃべり方で、極端に頭悪そうとか舌足らずという印象も受けませんでした。少なくとも「やりとりがしにくくて困る」とかいう状況にはなりそうもなかったです。
     どっちかというと舌足らずというか、喋り方が気になるのは先生の方です。が、そこはしょうがない。先生は別にタレントでも俳優でもないわけで、プロの寺田さんと比べるのは気の毒です……が、そのプロに難癖付けてる張本人なので同情しづらいです。 
     さて、先生はスタッフから次のシリーズの依頼が来たと言います。先生が言うには、ここで注文をつけたとのこと。
    女性タレントが意図的に幼く、舌足らずに喋るのはやめてさせてほしい。そもそもあれでは世界史の知識以前に、女子生徒のロールモデルにならない。
     女子生徒のロールモデルにならないというのは、私も見てその通りだったと思います。
     だって寺田ちひろさんは女子高生役でもなんでもなかったんだから。普通に説明や見学のアシスタント役でしたよ。


     そもそも「全体のストーリーもセリフもフリップも全部私が書いた」と言ったのはあなたでしょ? 全責任があなたじゃないですか。
     
     ちなみにその新しいシリーズとやらは、先生によれば以下の顛末を辿ったそうです。
    その番組がどうなったかは知らない。到底まともなものにはならなかっただろう。そうこうしているうちに、同様のシリーズはもう作られなくなった。
     どうなったか知らないのか、作られなくなったと知ってるのか、話の整合性を取る気があるんですか、先生?
     
      このなくなった番組というのが実在するかは分かりません。しかし、読者はこう疑問を抱いたことでしょう。
    「でも作り話だとすると、このオッサンは何の動機でこんな嘘を? 」
     そこは正確なところは先生にしか分かりません。単に偉ぶりたかっただけかもしれません。
     ただ、ちょうどこの頃池内先生は、同じNHKのこのWeb番組に必死で難癖をつけていました。ちょっと有名になったこれです↓。

     こちらに難癖をつけた動機もまたクッソしょうもないもので、先生御執心(らしいのですが、どういった意味での御執心なのかは筆者は知りません)の森次慶子さんという女流画家がキズナアイ出演に的外れな批判をし、袋叩きに遭ったのです。それを庇いたかったらしいです。
     で、とりあえず「素人さん向けにキャッチーにするという方向性自体を叩こう」と考えたらしいのですね。

     ちなみに森次氏のほうも発言がなかなか香ばしく「ディズニーはこんなのと違って胸のラインなんか描かない!」と言い張って、速攻でディズニーにも胸の谷間やラインの描写がある画像出されたりしていました。挙句にキズナアイの別の新しい動画にたまたま「画伯」「天才」の文字があったことで「私への当てつけ!!」と過剰反応したり……たぶんアイさん、あなたのこと知らないですよ?
     今、彼女がどうなっているのか筆者には分かりません。一言も話した事ないのにブロックされたので(多分、森次氏にブロックされた人に「ブロックは草」と書いたのが原因)。


    え? 昔のNHK番組の動画にリンクしていいのかって?
    http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/364/083364_hanrei.pdfの判例によると、たとえ相手が違法アップロード動画であろうともリンク張るだけならOKです。


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