《霊剣山》小説版に合わせて追加解説ー10
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

《霊剣山》小説版に合わせて追加解説ー10

2016-03-22 13:04
    アニメの話数に合わせて、《霊剣山》原作小説のネタ紹介や解説を加えてみますが、重大なネタバレはなるべく避けるように気をつけます。
    ※アニメを先にご視聴になってからご清覧ください。
    ※※なお、前書きのパート0を先に読むことも強くお勧めします。
    パート:         


    冒頭でカットされたシーン
    原作では、鈴ちゃんと小青雲に入ったところ、まず目にしたのはその蛇じゃなく、雷使いの三級精怪小雷牙(しょうらいが)でした。試練第一回で小雷牙は王舞に功法を破られて足を折られ、第二回でさらに王陸に重傷まで叩きのめされ、王陸を最大の敵にしています。築基下品の修士でさえ重傷を負ってしまうような雷撃をそのまま受けた王陸は、手が焦げただけですぐ全快しました。そして、小雷牙の動きが全部読めるようになったという描写もあり、ここで無相剣骨第八段階と空霊根のすごいところが分かりました。
    ちなみに、小雷牙は鈴ちゃんの石ころ投げで股間直撃で瞬殺されました()

    赤煉果(せきれんか)
    朱果よりレアな霊植で、霊剣派でも1つに1万霊石という高価で、よく精怪に守られています。王陸は前回の試練で赤煉果を発見しましたが、金銭赤煉蛇に守られているだろうと踏んで諦めました。また試練に来たのも、半ばこの赤煉果を採るためです。
    ところが、あそこの霊気の薄さだと、普通赤煉果は生えることがありません。

    金銭赤煉蛇(きんせんせきれんじゃ)
    普通は三級下品の精怪ですが、王陸たちと出会ったのは内丹(ないたん、修士のように、精怪も修練すれば内丹を結成できる)ができて(実は偽丹ですが、それでも威力は侮れない)、丹気(たんき)を放てる大物です。赤煉果が生えたのも、この精怪のおかげです。
    原作では、王陸が避けきれなくなったところを、鈴ちゃんが身を捨てて丹気を体で受けて、庇ってあげたから、あの「あたしの友達を傷つけるところだった…」ってセリフがありました。

    鈴ちゃんの正体
    某忍者マンガ《ナ○ト》のように、体に神獣九尾天狐を霊剣山の地脈霊気で封印されているため、(現段階では)霊剣山を離れられなくなっているし、修仙もできなくなっていますが、同じ理由で霊気や法力から守られています。家元風吟(ふうぎん)に娘のように愛されていますが、本人はキモいと思っています。とされていますが、真相は原作の終盤に明かされます。
    ちなみに、これで鈴ちゃんのフルネームが風鈴だと分かり、前に言った、りんちゃんかもしれないってのはこういうことですw

    九尾天狐(くみてんこ)
    九州大陸に絶滅したはずの神獣が30年前突然現れました(原因は終盤に明かされる)。本物の神獣なので、実力は真仙レベルです。
    家元は長老二名と3人の力を合わせて、仙宝、地脈霊気を使って、真仙級の封神の術の半分の威力を出させ、さらに風鈴を生け贄にしてようやく封印できました。
    ところで、九尾天狐や生け贄で術を施すなど、中国でも古来伝わってきた神話の一部とはいえ、王陸が勝手につけた「上条うずまき鈴」というあだ名から見ると、これも日本漫画やアニメのパロディでいいでしょうw

    雲霧大陣(うんむだいじん)
    アニメでは、「うんぶだいじん」という読みになっています。霊剣派の山門、周辺を守る複数の陣で構築された大陣で、またの名、護山大陣(ござんだいじん)です。上手く利用すれば、地脈から霊気を大量に調達することもできます。普段は霊剣山の全貌を隠す効果を果たしています。

    周天星斗封神印(しゅうてんせいとふうじんいん)
    星辰剣典に載っている、一部欠落した真仙級の封印術で、当時の家元は霊剣派の仙宝や、雲霧大陣で霊剣山の地脈霊気を調達して、さらに境地が一番近い長老二人の助けで、ようやく封神印の半分の力を出せました。これで九尾天狐の力は抑えられましたが、封神印の力を使い切ったから、どこか別なところに封じることもできなくなりました。よって、家元は蒼渓州の地脈と護山大陣の力で祭煉法(さいれんほう)を発動し、生まれたばかりの風鈴を生け贄にして、真空点(しんくうてん、アニメでは「しんこうてん」だが難読にする意図は不明)を作って、九尾天狐をその中にしまいました。と、家元はそう供述していますw

    霊池斎(れいちさい)
    霊池峰の天策堂の近くにある静かなところで、中層以上の管理者たちが食事会をするところです。容易に入れないから、一般弟子にピンク楼(原文で粉紅楼)と呼ばれ、妄想対象にされています。それについてエロ小説を書く人もいて、一番有名なのは、ペンネーム「某陸」と「王某」(アニメでは「陸&舞」)の二人です(おそらく2人とも王陸ですw)。

    架空の十二美女
    原文では、「十二金釵」で、元は《紅楼夢》の登場人物たち、「金陵十二釵」です。

    傲観海(ごうかんかい)
    七長老で青雲峰の主、元嬰天辺の境地に登っています。九州大陸に奴隷として売られたところを霊剣派に助けられて、さらに王舞の一言で修仙の道を歩めるようになったので、王舞を恩人扱いしています。本名オババ(原文「奥」で、明らかにあの大統領のパロディw)で、王舞に言われて傲観海と改名しましたこの三年間、家族を探しに行脚していましたが、見つからず、同族の人をちょっと助けてから帰ってきました。練成、製薬などに長けていて、非常に太っ腹な人です。

    崑崙奴(こんろんど)
    中国古代では東南アジアを崑崙と言い、そこから来た小麦肌の人(稀にインドやアフリカから来た黒人も)を崑崙奴と言って、肉体労働を任せていました。肌色と仕事の種類のせいで、差別されることも少なくありませんでした。
    作中で言う崑崙奴も同じような設定で、無尽の海(アニメでは「エンドレス海」)の彼岸から西夷大陸に連れてこられて、さらに九州大陸の隅っこにも住み着いた黒人のことを言います。彼らの故郷では文明があまり発展していません。

    融雲丹(ゆううんたん)
    傲観海が東籬州で採取した仙籬雲草(せんりうんそう)を使って製錬した二品霊丹です。東籬州万青山(ばんせいさん)の鵬和祖師(ほうわそし)が53年かけて発明したもので、飲んだ人は霧のようになります。実用性が高く、価格は10万霊石くらいです。

    黒長老
    原作では、黒おじさん(原文「黒叔」)で、王舞にはニガー(原文「黒鬼」)とまで呼ばれていますが、本人は全然気にしませんw

    玉府(ぎょくふ)
    アニメでは、なぜか「王府」みたいな読みになっています。玉府とは、大事なものをしまうところで、国が玉などのお宝を収蔵する倉庫が由来です。普通、築基期に入ったら、修士にとって一番大事なものをしまう玉府を、蓄えた霊気で築きます。

    無相剣骨の鞘
    王陸が鍛えた剣骨は、中身のない鞘のようなものに過ぎません(前回の空霊根の説明でなんとなく分かったでしょw)。無相剣骨の真の力を出すには、剣骨の芯まで鍛えて、剣骨に剣のような特性を付与せねばなりません。ここで、無双剣骨はただの防御術じゃないとなんとなく分かりました。

    傲観海の霊丹
    まず煉丹炉(れんたんろ)のデザインはマンガオリジナルですwそして傲観海と王舞と共同開発した霊丹の名前は無相剣丸(むそうけんがん)で、一品霊丹なので、原作だと、傲観海は2日間眠らずに製錬してあげました。剣骨を5本鍛え、王陸が築基期まで登るのに十分の薬効があります。

    白月国(はくげつこく)の千霊教(せんれいきょう)
    白月国は蒼渓州にある小さい国で、千霊教は盛京仙門のあの人が裏で操っている、人工霊根と乾元燃血功を利用して凡人を騙す新しい異端組織です。

    乾元燃血功(けんがんねんけつこう)

    血気を燃やし、霊気を大量に生み出して無理やり境地を登らせる特殊な功法で、普通は寿命と引き換え、偽境地を得る魔功だと認識されています。正しいやり方でやれば、副作用も軽減できますが、到底悪いところが多すぎて、頼ってはなりません。
    千霊教のやり方は、功法を全開して寿命を燃やすのじゃなく、ゆっくりすることで副作用を軽減し、境地を登ることで伸ばした寿命で補っています。

    太上教主(たいじょうきょうしゅ)
    先代教主のことです。

    王舞の霊根
    異霊根(いれいこん)とは、単純な五行分類に割り当てられないものです。良いものも稀にありますが、残念ながら、王舞のは五品異霊根です。よって、王舞がここまでやれるようになったのは、ネタバレになる原因以外、人一倍の努力と賢さのおかげです。霊酒や霊丹で全財産を費やしたり、どんな大金を手に入れてもすぐ使い切ったりすることも、王舞の強さの秘密です。この秘密も終盤に明かされます。
    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。