《霊剣山》小説版に合わせて追加解説ー12
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《霊剣山》小説版に合わせて追加解説ー12

2016-03-26 06:08
  • 2
アニメの話数に合わせて、《霊剣山》原作小説のネタ紹介や解説を加えてみますが、重大なネタバレはなるべく避けるように気をつけます。
※アニメを先にご視聴になってからご清覧ください。
※※なお、前書きのパート0を先に読むことも強くお勧めします。
パート:          10 11
そして、ネタバレ全開でいくつの概念を解説するパートはこちらです。


飛剣伝言(ひけんでんご)と小袋
原作だと、飛剣伝書(ひけんでんしょ)と書いて、頻繁に交流するようになった今では、正式の場合でしか使われなくなってきたやり方です。
一緒に送られてきた小袋は芥子袋(けしぶくろ)と言って、四次元ポケ○トのように、空間技術で作られた、ものがたくさん入る一般道具です。名前の由来は仏教用語の「須弥芥子」で、「芥子の中に須弥山あり」から、芥子の中に須弥山を入れるというコンセプトです。《霊剣山》以外の仙侠小説にも登場します。

ロバ肉バーガー
前回でネタバレしてしまった中国河北料理の驢肉火焼のことです。ロバ(志峰真人)肉を煮込んで、火焼というパンで挟んで食べる料理なんですが、口にする気が全くありませんw
それに、志峰真人は到底元嬰修士だから、肉を少し切られては死にませんので、ご安心ください。


玄天晶(げんてんしょう)
玄天館が発行する特製の高級貨幣で、一枚に1万霊石相当で、一品の物はさらに百万相当の価値があります。これも前回でネタバレしてしまいましたw

管理育成計画(ネタバレ注意)
原作では、管理培訓生計画と書きます。150年前、質も数も乏しいせいで、危うく万仙盟五絶から除名される危機をくぐった霊剣派は、勢力を安定、拡張させるため、急に幸運に恵まれて溢れた霊剣派の人材たち、いわゆる黄金の一代を素早く統治者(一人で広い土地を管理できる人)に育てることに決めました。
過激派は弟子たちを蛮夷の地へ試練に送りましたが、不慮の「事故」のせいで、今の長老10人を除き、100人以上のエリート弟子たち先代長老全員の命という莫大な代償を払わされてしまいました。
霊剣派長老の強さの秘密、王舞の性格、王陸の正体、すべてこの事故に繋がります。

蛮夷の地(ばんいのち)
原作では、荒蛮の地(こうばんのち)と書きます。蒼渓州の西にある、もう九州に属しない広大な土地で、魔教の残党に、魔物であふれるように作り変えられてしまいました。あそこに魔物以外の者もいましたが、その正体は伏せておきます。

まずいお茶
原作で、王舞はあの一瞬で法術十何種でお茶をチェックしましたが、苦くてまずいお茶で、無相峰の安いお茶そのものでしたw

洗脳無形剣気(せんのうむけいけんき)
別に特別な技でもなく、目に見えない無相剣気で脳震盪をさせようとしただけです。原作だと、王舞は二回も使って、二回目は築基期下品の修士にさえ重傷を負わせるような剣気だけど、王陸の中身のある(鞘だけじゃない)剣骨に解かされたので、第九段階に登ったなと確認できました。ちなみに、王陸は第九段階を少しかじった程度で、大成はしていません。

王舞のグラサンのシーン
おそらく周星馳映画の《カンフーハッスル》に登場する謎の物乞いが元ですw

大根性型と大知恵型
アニメでは、「だいこんせい」と「だいちけい」という読みになっていますが、わざわざ難読にする意味が分かりません。原文では、「大毅力」か「大知恵」が必要、という表現でしたが、別に仏教用語でもないと思います。

知力と知恵
英語にすれば、IntelligenceWisdomのことで、要するに、短期的な脳の回転の速さと、長期的な事象を看破する能力とは違うってことです。

リーダーは雑魚が揃ってから来るのが常識だよ
原作で、王陸は会議に呼ばれたとき、ちょうどあやと会話をしていました。彼はずっとあやの名前を知らないでいて、金髪だから金先生と呼んでしまいましたw
あやと初めて上手く会話できて、彼女がある物を探しに九州に来て、霊剣派の長老に助けられたことを聞いたところを、集合の鐘の音に中断されました。王陸はムッとして、あやと食堂でご飯を食べてから向かうことにしたので遅刻しました。

劉顕長老たちの言葉遣い
さすがに日本語版アニメでは、再現できませんでしたね。ここで長老たちの言葉遣いはまるで中国共産党が使っている、ロシア語からの翻訳文体などの影響を受けた、ユニークな文体にそっくりです。1910年代後半、中国で起きた文学革命のようなことは、万仙盟の中でも起きていたというネタでした。これに対して、王陸のコメントは、「要するに万仙盟は千年の平和に慣れなくて、自ら面倒なことを起こしたってこと」ですw

俗世試練の内容
原作では、築基期以下の修士が蒼渓州内で一年行脚して、経歴を五千字以上のレポートにまとめて提出することです。レポートのテーマは決まっていませんが、門派のおすすめは「仙凡両界(俗世と修仙界)の関係について」でした。レポートの評価によって、門派ポイントに影響を与え、良いレポートだと増えますが、いい加減なものだったら下限なく減点されてしまいます。目的として、経験を積む他に、俗世と縁を切ることも大事です。
勉強達人とプロの冒険者の王陸はそんなことを全然気にせず、家族に会いたいだけでした。

塵縁(じんえん)を切る理由
塵縁とは、塵世、つまり俗世との縁です。凡人と修士と遥かに違うところは寿命だけでなく、知識や認識もそうです。よって、寿命の差で苦しむ人情的なことの他、知識や認識の差で起こるトラブルも修仙の邪魔になるので、それらをきちんと清算しておかねばなりません。

大金と大量の金属
原文では、「重金」(大金のこと)と「重金属」でしたw

霊泉醸(れいせんじょう)
一瓶500霊石の霊酒で、王舞がいつも飲んでいます。ちなみに、原作で王陸はこれを聞いて、「土豪(本来の意味から転じて、ネット用語で大金を惜しまない人のこと)、友達になってくれ」と王舞の太ももを抱きしめましたww

剣霊梁秋(りょうしゅう)
アニメでは、「りゃんしゅう」という読みになっていて、相変わらず難読にされましたね。
千年前に目覚めて、梁秋は主人が誰だろうと忠を尽くしてきましたが、さすがに練気期の王陸は弱すぎたので、王舞は剣と彼女に封印を九重施しました。王陸が境地を登るにつれて、封印も自然と解けるので、霊宝のせいで霊気を使いすぎることはありません。梁秋本人も、裏切る気はありませんが、王陸に協力する気もないので、坤山剣は重たいまま使いにくいです。
王陸があやと剣の練習をする時に、梁秋はあやに惚れてしまって、王陸にたぶらかされました。「あやのような名剣士が裏切り者を好きにならないから、まず忠を尽くして、金丹になるまで付き合ってくれたら、あなたをあやにプレゼントするよ」と王陸に言われて、協力するようになりました。もちろん、これから王陸も坤山剣の主に相応しい修士に成長して、本当の主人として認めてもらえました。

王忠と朱秦の異様な…
あれは終盤の巻末番外編にあった出来事のせいです。デジタル版にないシナリオなので、この前中国側が日本の制作側に教えて、こうなったでしょうw要するに酒のせいで、お二人は、おっと、宅配便が来たようだ…

蒼渓州大明国東道府(とうどうふ)武侯県(ぶこうけん)狗耳山(くじやま)の北東方面の小さな村
原作でも何度も出てくる長い地名で、王陸の故郷です。原文では、「蒼渓州大明国東道府武侯県狗耳山東北角王家村」でした。
王陸が子どもの頃埋めた良いものも残っていて、この後偶然に利用できて、村を発展させました。


これで一期終了か。二期が楽しみですね。かなり飛ばされても、これは全16巻の第2巻までの話でした。これからは、どんどん王陸のすごいところが分かって、深みのあるシナリオも出てきます。省略と大人の事情で台無しにならないように(おいw
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( ・o・)っ乙☆
44ヶ月前
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>>1
ありがとうございますw
44ヶ月前
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