• 制作後記#5 「breathe」【桜守歌織イメージソング】

    2020-07-12 22:52
    おはようございます。ほふと申します。

    制作物に関する記事、第5回はクシカツP(エイトそにっく)さん主催のミリマスイメージソング企画 -外伝- 「LONLY MY PRODUCE」の参加作品として作った桜守歌織さんのイメージソング、「breathe」についてです。


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    制作環境
    Qubase10 Pro10
    YAMAHA MG12XU(AIとして使ってるミキサー)
    lewitt LCT240 PRO(マイク)

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    さて、実は担当以外の曲を全て自分で作るのは初めてでした。色々と思うところはありますがまずは歌詞を。



    動画には入れていなかった落ちサビの歌詞も載せております。
    動画の情報にも書きましたが、歌織さんのこれまでの物語を描いた歌詞にしたつもりですがいかがでしょうか。

    さて、音楽を愛し歌を愛し、子どもたちと音楽を共にして来た歌織さん。そんな彼女の顔を見た瞬間(LMP詳細発表ニコ生のお話)「あ、歌織さんの曲書きたい…」となってしまいました。その時既にアカペラでオリジナル曲を書いてみたいなと思っていたので、なんだか目が合ったような気さえしたその時…。その日のうちにサビのほとんどとコンセプトができました。コンセプトは「大好きな音楽と歌、みんなと私」。
    そしてやはり何かしら音楽に絡めた詞にしたいと思い、歌いながら考えて出てきたのが

    「breathe brand new world」

    歌にとって技術的な意味でもとても重要なブレス。たっぷりとしっかりと吸ったその行為が素晴らしい歌声を生む。そんな様子が「アイドルがサイリウムの光や声援を受けてもっとパフォーマンスをあげていく」様子に重なり一番のサビの歌詞ができました。
    そこから曲を膨らませていったのですが、この先は少々戻ってから曲の順序通りにお話ししていきます。

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    イントロ~1番

    歌いだしはとにかく「ブレス」を聴かせたかった。わざとらしくはならないよう、でもちゃんとしっかり聞こえるよう。スノウレターの冒頭の吐息みたいな感じですね。

    "breathe brand new world 新しい世界 たくさんの 気持ち受け止めて"

    この楽曲のテーマです。
    その後のコーラスですべてを悟らせます。「あ、これもしかしたら(全編アカペラで)やる気だ…」と。
    1番は歌織さんとPとの出会いを音楽に絡めて。メモリアルコミュを読み込み大分推敲しました。唐突に表れたPを「どんなタクト」だと思ったのか、とか。Pとの出会いなので主旋律とベース担当とのデュエットにしてます。一度テンポ通りに歌ってからわざとテンポにとらわれない感じで録り直したりして突然の出会い、探り合い感を演出したつもりです。
    サビはアイドルの初めてのステージ。全体の構成の問題でまだコーラスも静かにしたのですが、動画とも相まって回想のような感じになったかなと。ここは動画の力ですね。
    ちなみに歌織さんの公式のソロ曲「ハミングバード」の歌詞もちょっと意識しておりまして、サビの
    "染み渡ってく 指先まで" は "知らない世界に 指先すくむけど"

    "明日の希望(ひかり) 歌いたい" は "奏でていく 明日の希望(ひかり)"

    のオマージュとなっています。すくんでいた指先を光と声が優しく勇気づけてくれるのです。

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    2番

    2番は回想、そしてそれを受けての現在です。
    音楽教室の子どもたちとの幸せな日々。「おたまじゃくし」という「楽曲」と「子どもたち」のダブルミーニング気に入ってます。コーラスも「ラン♪ラン♪」と楽し気に。
    もともとは一番と同じ流れにしていたのですが、ここで変化をつけないとだれるなと思いAメロとBメロを結合。これがなければ7分越えてました。
    サビはこちらのカードコミュから。…と思ったけどなぜかスクショが貼れないので抜粋すると

    「歌の楽しさを一番知っているのは、子どもたちですから。ステージの上でも、いつも子どもたちのように…… のびやかな心で歌えたら、素敵だと思いませんか?」

    あとは解説不要ですね?

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    Cメロ

    蛙にしっぽはないんですけど、子ども扱いされる父に対して多分どこか自覚している部分もあるんだろうなぁとこんな歌詞を入れてみました。しっぽが残ったままの大人になり切れてない状態。高く青い空を遠くに見ているのはアイドルの世界は自分とは違う世界だと思っていて気にもしてない、あと井の中の蛙的な(これは分からんと思う…)。
    そして、ここも画像を出したいのですけれど抜粋。コミュを見返していて「こんなこと言ってたんだっけ…」とびっくりしたやつです。

    「歌は物心つく前から、ずっと好きでした。でも、それは夢のためでも、どこかに進むためでもなかったんです。ただ、歌っていられれば満足でした。歌って、ほめてもらえて……。それで、おしまい。」

    これはちゃんと触れておかなきゃなと思いましたよね。今思えばちょっと後悔のような、かといってそれを悔んだり否定したいわけではない感じをコーラスで表現…できたかなぁ…。

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    落ちサビ

    Breathe my new heart. Please hear my voices so carefully,
    (Hear my voices, carefully.)
    join my and your notes like notation of Piano.
    (Please sing with me forever.)
    Sometimes you've supported me,sometimes I've colored your heart.
    It's all my treasure. What about you?
    ※(部分はコーラスです)
    ※(英語は得意ではないので文法的にあれだったりするかと思いますが、歌の詞ということで雰囲気で感じ取ってください)

    ここまでのことは、ギリギリ「アイドルになった私の今の感情」を綴る歌詞として成り立っていたんですが(1番大丈夫か?と思わなくないですが)、ここはもうだめです。これは完全にPに対しての感情なので。英語にすることで隠した。それを悟らせないための動画の歌詞消しです。でもこれ歌詞カードどうするんだ?……い、いやまぁ?Youってファンのことだし?いつも応援してくれてありがとうってことだし!?
    ここの作詞はそれなりに苦労して、特に最後の"It's all my treasure. What about you?"は本当はPへの感謝を入れたかったのですけれど、「サビの基本メロディーから崩す」「ストレートに言わない」という方法で個人的に最高の歌詞になったと思ってます。いやまぁ割とありがちっちゃありがちなんですけどね。
    楽曲的にはそろそろコーラスも歌詞を入れて盛り上げていきましょうのフェーズ。英詞に英語のコーラス入ってゴスペルのような感じをイメージ。かっこよくない?MUSIC JOUNEY意識的なところもあったりします。

    ざっくり意訳
    「私に生まれた新しい気持ち…。私の声をよく聴いて、ピアノの譜面のように私とあなたの音を重ねてください。時にあなたは私を支え、時に私はあなたの心を色づかせる。全て私の宝物…。あなたは…どうですか…?」

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    ラスサビ

    ここで唐突にほふ節がでてきます。「私の世界は私だけのものである」という考え方、私詞に入れがちです。
    BreatheとBlessをかけて「私を取り巻く全てに歌の恵みを与えたい」というような感じ。
    ハミングバードの希望(ひかり)を再びオマージュしまして"未来には夢(みち)を 過去には笑顔(ちから)を"と言い換えを。(Pがきっかけをくれた)夢は道標であり、(子どもたちの)笑顔は原動力なのです。
    そして「取り巻く全て」がもっと広がっていきますように、またみんなの声援を力に変えて歩んでいきます、と締めます。「あなた」はあなたですからね、ファンのことですからね…!!

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    という形で曲の細かなお話はこんな感じです!あいも変わらずひたすら説明的な面白みのない文章でしたがいかがでしたでしょうか。

    私事なのですが、歌織さんの曲を歌われている所謂中の人、そして公式ソロ曲を作詞作曲されたお二方の想いをよく聞いていたので、そしてそのお二方の音学イベントにほぼすべて参加していたので半端なものは作れないなと頑張りました。イベントで学んだ作詞法も少し反映されていたりします。結果…及第点のクオリティの音源は作ることができたと思…いたいです。(なおアカペラのミックス・マスタリングの方法だけはまだ良く分かってません、精進します)

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    最後に(追記的な気持ちで)、今回私が思っていた以上に反響が良くて驚いています。いや、めっちゃ頑張りましたし「アカペラ6分30秒ドヤ!」みたいな気持ちは確かにありましたけども。いや素直に嬉しい!マジで!いやまぁミリOMPの界隈本当に優しい世界なので大げさに言ってくれてるんですよね?とも思っていますけど、それでも嬉しい…。
    アカペラの作品は昨年末の「Snow wings」のアカペラアレンジsm34390325以来でそのさらに前はその1年前の12月のデレンジの「みんなのキモチ」のアレンジsm34390325だったので、なんなら去年はほとんど作ってなかったんですね…(単品投稿してないやつで「Heart Voice」もあるのですけれどあれは録り直しをしたいのでしばらく投稿の予定はないのです…)。そこに「ほふさんのアカペラ久々な気がするので嬉しい」なんて嬉しい言葉あります!?
    嬉しいことに私といえばアカペラみたいなイメージがやはりあるようで、でも最近理想が高くなったおかげで今まで出してたクオリティが恥ずかしくなってきていたんですよね。それで収録とか何度もしたし、6パートあるうちいくつかは部分取り含めてですけど100,200テイク越えてたり…。でもそのくらい心と熱と時間をかけて作った作品なので本当に嬉しかった…。
    まだまだ雑味はあるしもっと言うとアレンジの面でもあそこちょっと弱かったなとか思ったりする部分はあるけれど、まだそれが私の今の実力なので今後ももっとクオリティをあげられるように、色んな勉強とトレーニングをしていきたいと思います。

    という、何故か制作後記なのに意気込みになってしまいましたけどこれからも温かい声をいただけたら嬉しいです。音源に関してはただのアカペラ好きなやつによる素人に毛が生えたくらいのクオリティと自分では思っていますが、まずは私が楽しく歌うことが一番!とは言いつつも声があればそれがエネルギーになりますので!!

    それでは、また別の記事でお会いいたしましょう!!長々お付き合いありがとうございました!!!
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  • 制作後記#4 【 #ミリOMP02 】また明日【木下ひなたイメージソング】

    2019-12-16 05:37
    おはようございます。ほふと申します。

    制作物に関する記事、第4回はクシカツP(エイトそにっく)さん主催の【ミリマスイメージソングプロジェクト】ONLY MY PRODUCE!! 02 (詳細https://sp.ch.nicovideo.jp/eightsonic/blomaga/ar1753048 )の参加作品として作った木下ひなたさんのイメージソング、「また明日」sm36087371 についてです。今回はかなり短いですよ!(たぶん)



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    制作環境
    Cubase Pro 10、素の状態のもので音源等も特に入れていません。
    歌以外はすべて打ち込みです。

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    今作の制作上のテーマは「『より現実にありそうな感じの曲』をひなたさんに作る」でした。いかがだったでしょうか。
    ひなたさんの公式のソロ曲は個人的はキャラクターソング感が割と強いなと思っています。ここで言う私の思うキャラクターソングとは「そのキャラクターで歌うことに意味がある」といったような印象の曲です。なので今回の歌詞はひなたさんらしさを醸しつつも「誰が歌ってもいい」ものにしようと思い、商業音楽の定番「恋」を楽曲テーマに詞を作りました。
    (とはいいつつ物語性が強すぎてちょっと商業音楽感はなかったかなとも思うような…?)
    また、今回はこの曲が使われる場所も設定するという企画テーマでしたので、「朝のニュース番組のお天気予報にアシスタント参加、そのBGMとしての使用」という設定で、天気を盛り込んでいます。



    歌詞本編に関しては今回は詳しくは触れずにおこうと思います。「恋」とはいうもののその程度や言葉の裏の気持ちは自由に想像していただきたいなと。そんなに難しい表現もしていないと思いますので。まぁもし聞きたいことがあれば記事へのコメントなりツイッター等で聞いてください。

    というわけで、今回はいきなり小ネタをお話して終わりになります。早い!

    この曲はテーマからフレーズを作っていきました。実は元ネタがあります。その時丁度TVでやっていたんですよね、ディズニーの某映画を。メロディーもコードも割とその映画の曲を参考にしていますのでちょっと考えてみてください少々昔の映画です。
    そして個人的に重要なのはAメロとBメロのコード進行。気づいた方は多分いらっしゃらないのじゃないのかなぁと思うのですが、AメロとBメロは1番2番共にとある曲のコード進行をそのまま持ってきています。おそらく微妙にリハモしてはあるんでしょうけど。ヒントはソロ曲です。正直この進行がひなたさんらしさを表しているのじゃないかと。とはいえ進行が同じでもビートやメロディーが違うと印象が変わりますね。ちなみにハモを入れている位置もその曲と全く一緒にしています。

    そうそう、ビートと言えば。オケはピアノとオルガン、ストリングスでハーモニーを作っているのですけれど、実はもともとはアコースティックギター一本でした(+ドラム&ベース)。どうにもギターが打ち込みだと微妙で…。結果としてできたものは良いものになりましたが、ギターver.もいつかリベンジしたいですね。

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    というわけで、この曲に関しての制作記事は以上です。短い!
    実はもう次のひなたさんの曲も構想を1/3ほど終わらせておりテーマは決まっていますので、なるべく早く作りたいなと思っております。それではまた次の制作記事で。拝読ありがとうございました。
  • 制作後記#3 【 #ミリOMP 】あたしの世界 ~重ねる想い~ 【木下ひなたイメージソング】

    2019-12-10 03:17
    おはようございます。ほふと申します。

    制作物に関する記事、大分間があいてしまいましたが第3回はクシカツP(エイトそにっく)さん主催の【ミリマスイメージソングプロジェクト】ONLY MY PRODUCE!! 01 (詳細https://twipla.jp/events/298322 参加作品 mylist/64055733)の参加作品として作った木下ひなたさんのイメージソング、「あたしの世界 ~重ねる想い~」sm34325132 についてです。
    前回の記事でお話した池袋晶葉さんのイメージソング「TRIAL ~Try All!~」sm34995529よりも公開が早かったのですけれど、あの時期はミリシタのTC(説明は省きます)の期間でなかなか書く時間がなく、ずるずると先延ばしにし今に至ります…。この度クシカツPさんがパーソナリティのim@s創作曲ラジオ2019年12月7日(土)の回にて同じくパーソナリティの湖山信太郎さんに紹介いただいたのでこの機に書かなきゃ!と筆を執った次第です。

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    まずは簡単に制作環境を記しておきます。
    音源はmuse scoreというフリーの記譜ソフトに入っている音源でそれを楽器ごとに書き出してこちらもフリーのAudacityという音声編集ソフトで少しだけいじり、同じくAudacityでボーカル録音という形です。録音にはハンディレコーダーのZOOMのH4nをUSB接続で使いました。何が言いたいかというと、フリーでもあそこまではできるよということです。ボーカルはマイク使ってますけど最近はボカロの類が半数くらいな印象もありますし、勉強すればあれよりもっとちゃんと作れると思います。はい、余談でした。

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    さて、「あたしの世界 ~重ねる想い~」ですが、私の初のちゃんとしたオリジナルソングです。テーマは「木下ひなたと演技、そして成長」です。もしかしたら気づいていなかった方もいるかもしれません。そのテーマ以外の捉え方もできるような歌詞を書いたつもりですし、事実「木下ひなたのこれまで」のような印象を持った方もいるのじゃないかなという反応をお見かけしました。



    (実はmy storyという仮のタイトルがついていました)

    これがどういう歌なのかという解釈は、生放送時にも少しお話しましたが「感じたように思ってくださって結構です」というスタイルでおります。が、「私が考えるこの曲の解釈」は「『木下ひなた』さんが『役の人物』に想いを重ねることで色々な価値観を学び人として成長していくことを歌う」歌です。

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    ・ほふさんの解釈
    冒頭の一節「~ さぁはじめよう みんなの物語」。「みんな」とは一つの小説なり映画なり舞台に出てくる「人物」です。
    ひなたさんは知りませんでした。「みんな」が「本当」でることを。「演じること」を「嘘をつくこと」と感じていました。しかし彼女は知ったのです「演じる『その人』にとっての世界がある」と。



    (グリーのミリオンライブ!「営業」の途中で発生するコミュ)

    そして、悪徳組長の役をもらった任侠映画の公開前日譚では「(前略)相手を見下す目つきとか、(中略)なまら熱心に、繰り返しお稽古したんだよぉ。(中略)悪役が憎ったらしいほど、いいもんがカッコよく見えるもんだからな。」と主役じゃなくてもしっかりと演じることが大切だということも分かってきました。
    主役のための世界ではない、色んな人の色んな世界があってそれら全てが物語になる。それを彼女は知っているのです。それがこの曲の冒頭の「みんなの物語」です。

    この曲は大きく4つのパートに分かれています(上の画像で行で分かれている4つ)。「冒頭」「物語1」「物語2」「木下ひなたの物語」です。
    「冒頭」は上記の「みんなの物語」、「物語1」「物語2」はひなたさんが演じる、又は演じた物語という設定です。ですので特別な意味は持たせていませんが、「ひなたさんらしい役」
    「ひなたさんらしくない役」というところは意識して書きました。ちなみに各最終節の「あなたと一緒に」や「誰か私を導いて」というところには役の人物からひなたさん=「あなた」「誰か」へのメッセージ的なニュアンスも入れたつもりです。結局物語があっても語り部がいないと誰にも知られないのです。小説家、脚本家、そして役者もその一人。
    そして、「木下ひなたの物語」。
    「たくさんの主人公 ~」の部分。「主人公」を演じた経験はほとんど描かれていないひなたさん。ここは「主役」ではないけれど「自分という物語の主人公」であるということ。「あなたはあたし ~」は役との対話。煌めく舞台は所謂「舞台」でもあり「映画」 等の世界も含まれます。「あなたの世界 ~」も同じく対話ですが「あなたの物語を私がみんなに伝えるよ」というメッセージ。「あたしの世界 ~」以降は正に「木下ひなたの物語」。これからも色々な「あなた」と出会い紡がれていく「あたし」の物語。ここの「あなた」にはひなたさん自身が出会った。仲間やプロデューサーも含まれます。同じ「舞台」ですがここは「演じる場」だけでなくアイドルとして立つすべての現場です。

    以上が私が想定した解釈です。

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    割と見られた解釈
    上記のような解釈の下製作に励んだのですが、全体を通して「木下ひなたさんのこれまでを歌った歌」と捉える方が割と多かったように見受けられました。「物語1」の部分はそう思わせるためにそのように書いたので目論み通りでしたね。しかしイラスト効果もあってか「物語2」もひなたさんのことなのかな?いやでも?と悩ませていたようです。もしかしてひなたさんのことをよく知らない人が聴いたらそういうバックグラウンドがあるように思えたかもしれませんね。ちなみに私の中では「物語1」と「物語2」は別の人物のつもりで書いています。一人称も「わたし」と「私」で変えているのです。でも同じ人物という解釈も自然だしそれも面白い。ちなみにひなたさんの一人称は「あたし」。「物語2」は5~10年くらい大人になったひなたさんをイメージしていたりします。

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    ほふさんの解釈(裏設定)
    みなさんが「木下ひなたさんのこれまでを歌った歌」と捉えたのはここにもあるのじゃないかなぁというのが、前述した私の解釈にもう一つの位置づけを与えた歌詞です。以下、該当箇所を抜き出して語ります。

    「冒頭」
    「ひとりひとり大切な 世界の主人公で
    出会いがほら物語になる さぁはじめよう みんなの物語」

    765プロライブシアター!の「ひとりひとり」のアイドル、そしてそんな仲間との「出会い」、そしてミリオンライブ!という「物語」。

    「物語1」
    「懐かしいあの日々 あなたに会って変わった
    新しいわたしの世界 皆に伝えたい
    わたしの世界 新しいわたし
    皆に伝えよう あなたと一緒に」

    アイドルになって思う故郷。「あなた」とは「P」。Pと一緒に故郷にもその名が届くようなアイドルへ。

    「物語2」
    「偽りの言葉を並べる気持ちが 分からなかったわたしが 今仮面を被っている…!
    煌めく舞台 私には眩しすぎて 誰も私を見ていない 見て欲しい
    嗚呼 誰か私を導いて…」

    前述の「嘘っこの言葉」を引用。もし導いてくれる「誰か」=「P」がいなかったらそうなってしまったかもしれないifのストーリー。

    「木下ひなたの物語」
    「たくさんの主人公 心交わして演じるあたし
    ひとつひとつの出会いが 大切に あたしになる
    あなたはあたし あたしはあなた
    心合わせて行こう あの眩しく煌めく舞台へ
    あなたの世界 あたしが描くよ
    だからもっと教えて あなたの心 想いを
    あたしの世界 続いてく物語
    一緒に歩いてゆこう あなたとの舞台
    あたしの物語(ストーリー)」

    「主人公」=765プロアイドル。「心交わして」アイドルになっていくひなたさん。「あなた」は「P」。Pはあたし、あたしはP。一心同体。あなたが思い描く「木下ひなた」というアイドルをもっと教えて欲しい…。これからも続いていく道、Pと歩いて行きたい。それが「あたし」の物語。

    ーーーーー

    いかがだったでしょうか。…我ながら気持ち悪いですねf(^^;)
    歌詞についてはこのような形です。まぁしかしいくつかの解釈が出来るような作りにはしたのでお好きなように妄想していただければと。

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    楽曲、オケについても少し触れておきます。手短に。

    全体に「木下ひなた」をイメージしやすいようにできるだけアナログの楽器を使用しました。


    (前述のmuse scoreの各楽器書き出しファイル名)

    「物語2」は都会的なイメージを出したかったのでエレベとエレキギター。音についてはやっぱりギターや金管類はフリー音源だと限界がありますね。なので金管は使いませんでした。まぁ金管はちょっとpopularな感じになってしまうので音源の関係なしに遣わなかったと思いますが。
    「物語1」の四季を連想させるパートは「ストリングス(春)」→「アコースティックギター(夏)」→「木管楽器(秋)」→「ストリングス(ピチカート)(冬)」と変化させ、さらにそれぞれのパートを小節をまたいで演奏することで流れていく、けっして突然でない一年の四季の流れを表そうとしてみました。
    一番最後の大サビは一番楽器を多く使って「木下ひなた」を培った全てを凝縮させるつもりで盛り上げ、徐々に少なく最小限にすることで「それでもやっぱり『一人の小さな女の子』」であることを表現したかった。

    フレーズ的なお話で、実はイントロのフレーズはひなたさんのソロ曲の歌い出しを繋げています。
    チェロ×『あのね、聞いてほしいことがあるんだ』より「どうしたらいいかわからない」
    クラリネッ&ピッコロ×『りんごのマーチ』より「晴れた空見上げ」
    バイオリン×『スノウレター』より「痛いほどジンとする」
    のフレーズです。歌詞に意味はいないですけれど、各曲の歌い出しを繋げるというところにも彼女の物語をイメージしていました。
    ちなみに本当は冒頭はなくいきなり「物語1」から始める5:00ほどの曲だったのですけれど、某アーティストのコンサートに行ったら「あ、冒頭に本編メロディとは全く違うイントロつけたい…」となり冒頭をつけ約6:00になりました。結果として大成功だったと思います。

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    最後にイラストについて。匿名希望の方や現在そちらのアカウントで活動していない方もいらっしゃるのでここでの詳しいご紹介は省かせていただきますが、4名のひなたPさんにご協力を頂き、計6枚のイラストを提供いただきました。ある方にはド素人の私に色々なアドバイスを下さりつつカロリーの高い2枚のイラストを、ある方は歌詞からのイメージでお忙しい中2枚のイラストを仕上げていただきさらに実は差分もいただき、ある方は打ち合わせに打ち合わせを重ね二人の納得の1枚を模索、ある方は歌詞から「もうこれ全部そのまま使いたい…」というラフイメージをくださりその中から素敵な1枚を仕上げて下さいました。どれも素敵で、そのシーンをよく表してくれているイラストです。勇気を出してお願いをして本当に良かった…。
    初のオリジナル。そして「木下ひなたさん」への曲になるので、素敵なものにしたかったのです。今思えば、動画編集に長けた方もいらっしゃるので動画とかもっと相談しても良かったかもしれません…。ともあれ、4名のイラスト協力者の皆様には本当にお世話になりました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。

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    楽曲については以上です。もっと長くなるかと思いましたが意外と短くまとまりました。

    さて、この「あたしの世界 ~重ねる想い~」の発表から約1年、あの企画が帰ってきます!!

    【ミリマスイメソン企画】ONLY MY PRODUCE!!02【#ミリOMP02】



    放送開始は20:10から(枠は20:00から)です。12人のPがアイドルへの楽曲を製作、さらに関連するお仕事も取ってきました!みたいな設定です。詳細はこちらから。
    https://sp.ch.nicovideo.jp/eightsonic/blomaga/ar1753048

    私は相変わらず木下ひなたさんに曲を書かせていただきました。今回はどんな曲なんでしょうね。動画は時間も構想も追いつかずとりいそぎな内容になっておりますので悪しからず…。

    ーーーーー

    最近ひなたさんについての言及が個人的に減っています。単純に言語化するのが苦手ということもありますが、自信がなくなっているということが大きくて…。私が公の場でひなたさんについて語るのが申し訳ない気持ちになっているのです。なんでなんでしょうね。(なんとなくわかっているけれどここでは伏せておきます。)
    そんな私ですが歌には気持ちを込められる。どのように伝わるかはわからないけど、これが私の愛です。今後とも「木下ひなた」をよろしくお願いいたします。ついででいいので木下ひなたPのほふもよろしくお願いいたしますね。

    それでは、次回の製作後記でお会いいたしましょう(もう今から上記の記事を書いておけばいいのでは…)。最後まで読んでいただきありがとうございました!