どうも、ほぎゃおです。
この度は「東方曼珠沙華 ~Blood Duet~」を視聴して頂き、ありがとうございます。
今回で後書きと言う名の解説も最後と言う事で張り切って行きたいと思います。
まずはAパートの冒頭の天魔と六石坊のシーン。
このシーンで天魔が六石坊に話していた軍における種族階級の撤廃に関する議案は、後に可決され、東方烏賊娘の終盤で文が裏切り者の大天狗に言っていた台詞に繋がります。
因みにこの議案のお陰で、優秀な白狼天狗である椛はガンガン昇進していく事になる。
そして、文とはたても予備役として召集された時はそれなりの地位を任せられるようになり、文に至っては天魔や六石坊の直属部隊を任せられる様になります。
次に紫と藍が紅魔館へ向かうシーン。
ここではスキマを使わずに空を飛んで移動していますが、その理由はレミリアを警戒させない為です。
まあ、紅魔館の近くまでスキマで移動させても良かったのですが、紫と藍を会話させる為にこのシーンでは飛行移動させています。
続いて、レミリアの私室でのシーン。
このシーンでレミリアは紫にワインを振る舞いますが、これは東方思考戦車の番外編の第7話でこの事が語られています。
又、レミリアが振る舞った貴腐ワインは世界三大貴腐ワインの1つであるハンガリーのトカイワインの事です。
尚、トカイワインは安い物なら手頃な価格で買えるらしいので機会があれば一度飲んでみたいですね。
余談ですが、残りの世界三大貴腐ワインはフランスのソーテルヌ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼと言います。
そして、幽香と文のシーン。
ここでは2人が湖の対岸から紅魔館の門から出て来た小悪魔を観察していましたが、よくその距離から見えるなと思った方は多いと思います。
実際、文に双眼鏡でも持たせようか考えましたが、ここは2人が妖怪と言う事なので単純に視力が良いと言う事にしておきます。
次は香霖堂でのシーン。
このシーンで小悪魔が薔薇の代金を金のインゴット10kgで支払っていますが、現在の価格に換算すると6678万円くらいになります。
今にして思うと払い過ぎだなと思いますが、錬金術で金を自在に生成できそうなパチュリーなら、この位はパッと支払うでしょう。
と言うか、あれだけ本を集めているのだから、金はある筈です。
そして、ここでは幽香が小悪魔を言い包めて、紅魔館へ侵入しようとしますが、このシーンでの幽香は自分の妖気を極限まで抑えています。
なので、小悪魔も次のシーンで登場する美鈴も幽香がヤバイ妖怪だとは気付けません。
やはり、強者たる者は自分の力を自在にコントロール出来なくてはね。
Aパートの最後として、紅魔館の門と図書館のシーン。
ここでは小悪魔が強引に幽香と文を紅魔館の中に入れ、パチュリーの所まで連れて行きますが、普通に考えたらかなりヤバい事をしています。
でも、パチュリーに咎められる事もなく、許される。やはり、可愛いは正義ですね。
そして、幽香が突然目の前に現れても特に驚かないパチュリー。
下手をしたら殺されるかもしれない場面でも全く動じないパチュリーの神経はナイロンザイル並みに図太いのです。
流石、吸血鬼の館に図書館を造るだけの事はある。
それではBパートに行きましょう。
まずは紫とレミリアの条約確認シーン。
このシーンにてレミリアが賠償金をバートリーの城から接収した財宝で支払うと話していましたが、裏設定ではこの財宝を天狗に回収される前に咲夜が回収した事となっています。
尚、この事から通り、パチュリーはロイヤルフレアの魔法陣をバートリーの城に設置する時に、後の事を考えて宝物庫には設置していませんでした。
又、地下にあるバートリーに仕えていたメイド達の部屋も自分達の脅威にはならないと言う理由で魔法陣の設置をしなかったのです。
そのお陰で地下に居たメイド十数名は生き残り、戦闘終了後に天狗によって保護されています。
そして、レミリアは霧の湖西側5万㎡の領土を得る事になりましたが、この5万㎡と言うのは首相官邸の敷地面積を基準に考えました。
首相官邸の敷地面積が4万6千㎡らしいので、それより少し広くしています。
次に藍と咲夜の待機シーン。
ここでは藍が地下に居る幽香の気配を感じ取りますが、上記で書いた通り、この時の幽香は自分の妖気を極限まで抑えています。
それでも、幽香の妖気を感じ取る藍。ここは凄く地味ですが凄いシーンだったりします。
続いて、図書館で燥ぐ文とバラの誘引を行う幽香のシーン。
気付いた方がいるか分かりませんが、このシーンで小悪魔が答えた図書館の蔵書数と後の東方思考戦車の番外編で答えた蔵書数は違ったりします。
因みにこの時の蔵書数は後の蔵書数より2200冊ほど少なく、この少ない分の本はパチュリーが幻想郷へ移住してから集めた本と言う設定です。
又、死体に咲いたバラを観賞する為に用意した大壺ですが、あの壺のMMDモデルは壺に入って登山をするオッサンの壺だったりします。
なので、間違いなく人が入る大きさなのです。だって、オッサンが入って登山が出来る壺だもの。
そして、条約の調印式のシーン。
ここでは文が独占取材に成功した事で、和平交渉の記事はその年の新聞大会で最優秀記事に選ばれます。
ただ、この年の大会は戦争の影響で他に候補となる記事が少なかったのもあり、記事の内容がそれほど良くなかったにも関わらずの受賞だった事を付け加えておきます。
それでも、最優秀記事に選ばれた事は事実なので、文は独占取材の機会を与えてくれた幽香に大変感謝しました。
なので、私の動画での文は幽香に友好的なのです。まあ、これは後付け設定ではありますがね。
次は4ヶ月後の幽香・レティ・ルーミアのシーン。
このシーンでは季節が夏になっており、幽香がレティにスイカをお中元として送っています。
尚、ルーミアはこのスイカを素手で割って食べている。
又、その後にルーミアはスペルカードルールを試す為に博麗神社へ向かいますが、察しの良い方は分かる通り、これが東方紅魔郷の一面ステージに繋がります。
そして、案の定、ルーミアは負けて帰って来る事になりました。
続けて、4ヶ月後の紅魔館でのシーン。
ここでも東方紅魔郷へ繋がるシーンとなっており、レミリアは紫の頼みを聞き入れて異変を起こした設定となっています。
紫に煽てられて異変を起こすレミリアにパチュリーは呆れますが、美鈴も言った通り、それがレミリアらしいと個人的には思っている。
いよいよ、最後の東方紅魔郷へのプロローグとなるシーン。
博麗神社で赤い霧の発生を目撃した霊夢と魔理沙は異変の元凶を見つける為、博麗神社を飛び出します。
その頃、紫と藍はレミリアが起こした異変を遠目から見守り、藍は新たな時代の幕開けを感じるのでした。
そして、新たな時代を駆け抜けていく霊夢と魔理沙の姿を地上から眺める幽香の姿で、東方曼珠沙華の物語は幕を閉じます。
尚、最後の英文の和訳は「物語は東方紅魔郷へ続く」となります。
普通に「END」にしても良かったのですが、一度はこういう終わり方にしてみたかったので、こちらにしました。
では、最後に物語全体の総括と今後の活動についてです。
10月の頭から投稿し始めたシリーズでしたが、全11話(動画数は12話)を5ヶ月くらいで完結できたので個人的には満足しています。
ただ、これが週一投稿をしていた私の全盛期だと3ヶ月で終わらせられたと考えると、かなりゾッとします。
また、今シリーズが初の16:9画面の動画となりましたが、画面比率の変更の影響で今まで使用していた素材の使い回しが難しくなったりと、今までにない苦労をさせられました。
それでも、画面比率の変更は全体的に上手く行ったのでとても満足しています。
それから、今シリーズでは動画の画質が低画質にならない様に動画の尺を30分未満に抑える事もしました。
個人的にはこれが一番大変でしたが、シナリオを多少削りながらも何とかなったのでこちらにも満足しています。
そして、これからの動画投稿についてですが、基本的には未定となっています。
と言うのも、以前から話していた通り、婚活をしたいのもありますし、仕事の方で昇進やら資格の習得やらで、いつ何時、動画制作に時間を裂けなくなるか分からないのです。
一応、版権キャラ幻想入り動画の新作のシナリオは既に制作し始めているのですが、物語が未完で終わるのだけは避けたい私としては、新シリーズの動画投稿を始めるか悩んでいます。
なので、これらの問題を解決できる妙案を私なりに考えてみますので、良い妙案が思い付いた時には皆さんにお知らせしたいと思っている次第です。
まあ、以前にも話した通り、新シリーズを投稿しなくても4コマ動画やら単品の思い付き動画を投稿するとは思うので、気が向いた時に私の動画を見て下されば幸いです。
それでは皆さん、次の幻想で会いましょう、さようなら。
【今回の動画で使用したMMDモデル】
風見 幽香:紫いかソーメンP 様
八雲 藍:義経 様
博麗 霊夢:暁朱 様
霧雨 魔理沙:フリック 様
八雲 紫:ゴマボウ 様
レミリア・スカーレット:kaoru 様
十六夜 咲夜:shin 様
パチュリー・ノーリッジ:アールビット 様
小悪魔:アールビット 様
※ モデル配布者のみ記載
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