• 第二章②ポーンエンドの基礎(その1)

    2020-03-01 19:31
    ……ブログの存在を忘れかけてた

    『エンドゲーム』とは将棋でいうところの終盤戦に当たるのですが、チェスと将棋では似て非なるものです。

    チェスでは取った駒が使えないので、駒交換を進めていけば必然的に盤上の駒が少なくなります。
    盤上の駒が少なくなると、戦力が不足して、お互いにチェックメイトすることが難しくなります。
    お互いにチェックメイトができなくなると、ドローにせざるを得ないのですが、ポーンが残っていればメイトの可能性ありです。

    なぜなら、ポーンは成るとクイーンになれるからです!
    クイーンに成れれば、チェックメイトは容易いですね!


    というわけで、最も出現頻度の高いポーンエンドを学びましょう(o^^o)
    ポーンエンドとは、お互いのキング以外に、ポーンのみが残っている状態です(厳密な定義ではないかも)

    (ちなみに、主も1500になるまで、ポーンエンドの基礎だけしか学んでおりません)
    むしろ現在もよく理解してません。





    この局面で白番だと、ポーンを進めるだけで勝てます。




    このように自分のポーンと相手キングの間に1マス分の間が生じるのが目印です。
    ポーンもキングも進めるマス数は1マスなので、一生掛かっても追いつけないのです。

    この考え方は以下のような局面で応用可能です。(白番)




    ……ルークが取られそうなので思わずKd2としてしまいそうですが、ポーンとキングの間に1マス空くため、取られても全く問題ありません。

    チェスの終盤戦は時間切迫してしまいがちなので、このような原則を覚えておけば冷静に対処可能です。

    このようにポーンエンドは以下にプロモーションをしてクイーンを作れるかが勝敗の鍵となります。

    次回はポーンスクウェアを学びましょう!
    半年以内に更新します(o^^o)


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  • 外伝③チェスの公式大会3つに出てみた

    2019-09-25 23:492
    このブログを見てチェスを始めた人も多いと思うが(いない)
    ある程度上達してきたら、腕試しをしたくならないだろうか?

    しかし公式戦は何だか怖いよぅ…………分かる、分かるぞ、その気持ち!
    かくいう主もチェスを始めて3年くらいはネットでしかやっていなかったのだ。
    OTB(リアル対局)なぞ無縁だと思っていたが、今年はなんと公式大会まで出てしまった。

    そこで、チェスの大会とはどんなふいんき(何故か変換できない)かお伝えしようと思う。



    まずはチェスの大会に出るまでに下ごしらえをしよう!

    ◆棋譜を取れること
    (実は間違って書いても問題ないので、精度は100%でなくてもよい。たまにチェス盤に符号が書いてないのもあるので注意)

    ◆リアル駒での対局に慣れておく
    (ネットからいきなりOTBすると駒のでかさにビビります。感覚が狂ってひどい結果となるでしょう)

    ◆タッチ&ムーブに気を付ける
    (将棋と同じ感覚で駒を触ったらあかん。チェスでは触った駒は動かさなければならんのや)

    ◆ドローオファーのやり方を覚える
    (主も知らないまま公式戦デビューしてしまったw……一般的には、①自分の手を指す②ドローの提案をする(口頭でも指で×印を作るでもいいらしい)③時計を押すだそうだ。ちなみに主はまだ未経験)

    ◆細かいルールやマナーを学ぶ
    (例:スマホの電源は切ってカバンの中。トイレ行くときは相手の手番(ちなみに無言で去って良い)。会場では必要時以外は声を出さない(感想戦は別室)。などなど…大会要項とかに大体書いてある)
    ほとんどの大会がスイス式トーナメントである(勝った人同士、負けた人同士で対戦の組み合わせが決まる)

    あとはNCS(日本のチェス連盟)に会員登録して、好きな大会に出てみよう。
    一応リンクを貼っておく https://japanchess.org/
    ……間違ってもNSCに入学するなよ?http://www.yoshimoto.co.jp/nsc/




    主は以下の3つの大会に参加してみた。順番に紹介しよう。


    ★ラピッドチェスチャレンジ!

    大会出たことない人や初心者向けのラピッド大会だ。たしか時間は15分+10秒だった気がする。
    棋譜を取らなくても良くて1日制の5試合だったので、気軽に参加を決めた。
    アービター(大会審判みたいな人)も懇切丁寧に色々教えてくれて、雰囲気もゆるくて結構楽しめた。
    とはいえ公式戦なので、NCSレートが増減するので真剣は真剣である。
    ちなみに主は4.0/5.0準優勝することができた(自慢)
    (勝1、ドロー0.5、負け0で計算する。5戦して4.0取るには4勝か、3勝2分けが必要)


    ★ジャパンチェスクラシック

    ガチ大会である。なんとFIDEレートの大会だ。(ざっくりと説明するとNCSは国内レート、FIDEは世界レート)
    持ち時間は90分+30秒で4日で7試合もするのだ。出る前は途中で倒れるんじゃないかと思っていたw
    出てる人のレベルも高めだった。
    ちなみに主は2.5/7.0で撃沈した……しかしFIDEレートがゲットできて満足だった。

    ★クラブ/チームチェス選手権

    チーム戦の大会である。1チーム4名(5名でも可能)で組んで、1~4番ボードで一斉に対局をする。
    将棋の団体戦のようなイメージだ。
    一般的に1番ボードが最も強い人で、2番ボードが次に強い人…という流れで登録される。
    持ち時間は45分+30秒で2日で6試合行われる、NCSレートの大会である。
    チェスクラブや大学のチェスサークル等、自由にチームを組むことができて、かなり大規模な大会である。
    チームとしての勝敗が出るので、メンバーと一喜一憂できる楽しみがある。
    ちなみに主は4番ボードでしか戦わなかったが、5.0/5.0と好成績であった(自慢)



    それぞれ性質の異なる大会に出たが、勉強になった。特に長い時間の対局はネットではなかなかできないので、自分の課題を発見するのに有用である。
    そしてプレイヤー同士の交流、なにより真剣にゲームに臨むプレイヤーを見ていると、チェスのモチベーションもUPするはずだ。(主は大いに影響を受けた!)


    諸君、ぜひとも大会で会おう!

  • 第二章①タクティクス(次の一手)のおススメ

    2019-05-04 19:08

    おかげさまで第二章突入です!

    ……第一章との違いですか?

    ……
    ……
    ……


    なんとなくです(爆)



    閑話休題。
    チェスでは諸説ありますが、局面評価(形勢判断)の方法がいくつかあります。
    参考までに順不同で記しておきます。


    ・駒得              (将棋と一緒ですね!)

    ・キングの安全          (将棋と一緒ですね!)

    ・駒の働き            (将棋と以下略)

    ・駒の展開            (将棋以下略)

    ・先手で指せているか         (将以下略)

    ・スペース              (チェスならではですね!)

    ・ポーンの形           (チェスならではですね!)

    ・オープンファイルの支配     (チェスならではですね!)


    将棋と一緒の部分は分かりやすいと思います。

    実戦ではこれらの要素を踏まえて局面評価を行い、次の手を考えていくので、良い子の皆は今の内から、なんとなく考えながら指す癖をつけておきましょうね!


    さて、本題はここからで今回は「駒得」の部分に焦点を当てます。

    なぜかというと、前にも言った通り、チェスでは駒得したらそのまま勝てることが多いです。

    ではいかにして駒得をしていくのか…簡単な例を挙げます。



    白はナイトをd5に動かせば、キングとクイーンの両取りとなり勝ちになります。

    厳密にはクイーンは9点でナイトは3点なので、6点得したことになりました。
    (キングでナイトが取られるためです)

    この問題は初心者でも解けますが、実戦は複雑な局面から数手先を読む必要があったりして、訓練しないと、なかなか見えないものです……。

    そこで「タクティクス」と呼ばれる訓練方法をご紹介します!

    将棋で言えば、次の一手みたいなもので、とある指定局面の最善手を探すというものです。

    (チェックメイトがあればメイトしなければ不正解となります)

    レート1500を目指す場合、このタクティクスを鍛えることが滅茶苦茶近道になります!


    将棋勢は詰め将棋等で手を読む力はあるので、得意分野となることでしょう。


    まず、タクティクスをなんたるかを学びたい人には以下の本がおすすめです。


    色々なタクティクスが日本語訳の解説を参照しながら、解くことができます。
    主もチェスを始めた頃はお世話になりました。



    次に主が実践している、無料タクティクス3点セット訓練方法を紹介します。

    ●lichess のトレーニング(タクティクス)

    無制限にタクティクス問題が解けます。

    これは量より質の精神で取り組みます。

    とにかく30分でも60分でも時間を掛けていいので、解けるまで考えましょう。

    (但しどうしても無理な場合は答えを見ても良いものとする←)

    こうすることで、相手の受けやカウンターまで考えるようになりチェスの読みが身に付きます。

    間違えてしまった場合は、解析ボタンを押してなぜ違うのか検証しましょう。

    レートでいうと1900以上キープを目指しましょう。


    ●chess.comのタクティクス問題(レート)

    無料会員だと1日5問できます。

    これは逆に2~3分以内を目安に解きましょう、分かんなかったらとりあえず候補手を指します。

    実戦だと時間を掛けてられないので、早見えの力を付けます。

    チェスコムは時間を掛けると解けた時に貰えるレートも減ってしまうので、モチべ的にも合った解き方だと思います(リチェスは時間かけても貰えるレートは減らないのです)

    ちなみに解析ボタンがあるので、間違った場合の検討もできます。

    レートは1800以上キープを目指しましょう。



    ●chess.comの問題(パズル)ラッシュ

    無料会員だと1日1回できます(初回だけ5回くらいできます)

    5分以内に何問解けるかってやつです。(3問間違えると強制終了です)

    最初の方の問題は1手詰めとかのレベルで、段々難易度が上がっていきます。

    5分以内で20問くらいコンスタントに解ければ良いと思われます。(主もそのくらいです)

    訓練とか以前にゲーム感覚で楽しい!



    ……上記の方法は主が実践しているだけのものですので、参考レベルに留めておいて下さい。
    (自分に合ったやり方、継続できる無理のないやり方を見つけるのです)


    とにかくタクティクスは大事です。できるだけ毎日解きましょうね!