【SDVX】Help me, ERINNNNNN!! -VENUS mix-のネタを1から解説する【ボルテ】
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

【SDVX】Help me, ERINNNNNN!! -VENUS mix-のネタを1から解説する【ボルテ】

2018-02-23 01:41
    SOUND VOLTEXに現在収録されている楽曲の1つに「Help me, ERINNNNNN!! -VENUS mix-」というのが存在する。
    おそらくボルテをちょっと始めた人がこのジャケットを見るだけじゃ「なにがなんやら」という置いてけぼりネタが詰め込まれている。ただこのままこの曲の魅力(?)が伝わらず終わってしまうのは非常に惜しいので、稚拙ながら元ネタをなるべく丁寧に解説することにした。

    対象者:SDVXはやってるけどこの曲については謎な人。東方とかえーりんは名前ぐらい聞いたことあるけど、実際分からんぞという人。てかなんだよVENUSって、という人。

    1. Help me, ERINNNNNN!!とは
    1-1. 原曲について
    VENUS mixというくらいにはmixされる前の原曲というのが存在する。この曲の場合はタイトル通り「Help me, ERINNNNNN!!」なのだが、まずここから紐解いていこう。

    よく顔文字付きで「(゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!」と表現される振付けでお馴染みのこの曲は、ビートまりお氏によって2004年に製作された「東方ストライク」というアルバムの中の1曲だった。この時はまりおの肉声によるえーりんの振り付け講座が序盤に語り部のようにあるのみのインスト楽曲だったのだが、myu314氏や石鹸屋氏によってバンドアレンジとボーカルが追加され、現在有名なえーりんとして成立している。

    だが厄介な事にこのHelp, me ERINNNNNN!!にもさらに原曲が存在する。
    ここで「東方」というワードをよく知らない方のために申し訳程度に東方について補足を入れつつその原曲に迫っていく。

    1-2. 東方Projectとは
    ニコニコ動画など動画投稿サイトを中心に、ネット上で不動の人気を見せる一大コンテンツ「東方Project」。その元となるのはZUNという方が製作したPC用のシューティングゲームシリーズだ。1995年に第一弾が製作されてから20年以上も続いているシリーズで、楽曲、プログラム、イラストなどすべてZUN氏一人が担当している。




    ZUN氏が製作した東方Project第7弾として2003年にリリースされた「東方永夜抄(とうほうえいやしょう)」。実はえーりんの原曲もこの東方永夜抄で登場した楽曲なのだ。
    いわゆる弾幕系シューティングと呼ばれるサブジャンルに分類され、画面中を埋め尽くすほどの敵の膨大な弾をかわしながら敵を撃破していくのはもちろん、敵味方問わず必殺技に値する「スペルカード」システムなどを特徴としている。

    そのゲーム自身の完成度もさることながら楽曲の完成度にも定評があり、「U.N. オーエンは彼女なのか?」「亡き王女の為のセプテット」など多くの名曲が生み出されている。

    そしてここまで東方が人気コンテンツに膨れ上がった原因はなんといっても原作者ZUN氏が「二次創作の自由をある程度認めている」事だろう。予め決められたガイドラインさえ守ればキャラクターのイラストを自由に描いて発表したり、楽曲を好きにアレンジしたりできるその自由度から恐るべき勢いで東方関連の創作が盛んになっているのだ。

    先述したビートまりお氏も、元はシューティングゲームのアレンジアルバムを出しながら次第に東方アレンジにシフトするようになった。えーりんはそんな氏の代表作の一つで原曲は「竹取飛翔 ~Lunatic Princess」という東方永夜抄の6面Bコースで登場したものになっている。

    竹取飛翔は6面Bコースにてボスを担当する蓬莱山輝夜というキャラのテーマだが、アレンジではそんな輝夜が八意永琳というキャラに助けを求めまくるネタ曲になっているというわけだ。

    なおビートまりお氏の名前の由来が元祖音ゲー「beatmania」であるなど、元来の音ゲーファンであり、作る楽曲も音ゲーに親和性の高いジャンルが多い。そのため、ボルテはもちろん様々な機種にえーりんの原曲が収録されている。

    2. VENUSとは
    ここまでようやくえーりんというのがどういうものか解説してきたが、次はいよいよこれをリミックスしたVENUSというユニットについて触れていく。
    VENUSはコナミの音楽ゲーム「REFLEC BEAT」より登場したユニットで、メンバーはボーカルのDJ YOSHITAKAと作曲・編曲・演奏を手掛けるSota Fujimoriの2人。2人はコナミの社員でそれぞれBEMANIシリーズ(コナミの音ゲーをひっくるめた言い方)でキャリアを積んできたベテランクリエイター達だ。特にボーカルのDJ YOSHITAKAはクラブDJ経験やバンド経験もあり、歌手としてライブなどでも美声を余すことなく発揮している。

    手がける楽曲は「Choo Choo TRAIN -VENUS MIX-」に始まり、既存曲のリミックスから「Wow Wow VENUS」に代表されるオリジナル曲まで多岐に渡っている。今回取り上げている「Help me, ERINNNNNN!! -VENUS mix-」もその活動の一つだったが、なんとあのえーりんを取り上げるということで配信前から話題になっていた。

    3. 曲中で使用されているネタ
    そして配信されたらアレンジどうこうの騒ぎではなく、もはやBEMANIのネタがこれでもかと詰め込まれているバイキング状態になっていた。

    0:03~「wacです!PONです!」
    まずここでいきなりVENUSの2人じゃない人物が2人ガヤとして参加している。この2人もコナミの社員であり、立派なBEMANIアーティストである。wac氏は特にコナミスクールという養成所の1期生という古株で、DJ YOSHITAKAも「wac兄」と慕っている。PON氏はpopn' musicを中心に活動している人で、自身の楽曲ではパワフルなハイトーンボイスを披露する事が多い。

    0:08~「なんと!VENUSの新曲がHelp me, CODYYYYYY!!と被っていた!」
    こちらはボルテに収録されている楽曲で、SOUND HOLICというサークルとボルテのサウンドディレクターCodyのコラボというこちらも中々カオスな楽曲に仕上がっている。

    0:44~「オォケイ!ティィエェジィ!」
    ここにもまたVENUSじゃないメンバーが。言うまでもなくTAG氏もBEMANIアーティストの一人で現在こそボルテ担当だが昔はDDRで一世を風靡していた。「OK!! TAG!!」という謎の掛け声をよく使用している事でも知られている。

    1:10~ ヴィーナスコールゾーン
    ここで本家えーりんであれば「えーりん!えーりん!」というまりおの掛け声に続いてお客さんも「えーりん!えーりん!」と乗っかるえーりんコールがお決まりになっており、時々おふざけでえーりん以外の単語や下ネタをぶっこむフリーダムゾーンでもある。

    もちろん今回はVENUS mixなので当然ヴィーナスコール。最初こそ「VENUS!VENUS!」と始まるが2回目から内輪ネタが炸裂する。

    2回目「フジモリフジモリ!」
    VENUSメンバーSota Fujimori氏のコールで、この後にはVENUSの代表曲の一つ「FUJIMORI-祭-FESTIVAL」を口ずさんでいる。

    3回目「ウォウウォウ!ウォウウォウ?」
    VENUSの代表曲「Wow Wow VENUS」も参戦。この後はもちろん同曲のサビが一瞬歌われている。

    4回目「ハレルヤ!ハレルヤ!」
    これはSOUND VOLTEXに収録されているSOUND HOLICの楽曲「Ha・lle・lu・jah」のコール。Help me, CODYYYYYY!!を少し意識したのだろうか、もちろんハレルヤのフレーズをDJ YOSHITAKAがカバーして歌うパートもあり。

    5回目「アルトラ!アルトラ!」
    言わずと知れたSOUND VOLTEXの名曲「For UltraPlayers」のコール。インスト楽曲のため、全員で「デーレーレー、デーレーレーレーレレー」といった具合に雑にカバーしているのがGood。

    1:52~「S.O.T.A」
    この一見何でもない機械的なボイスだが、実はSota氏がRyu☆氏と作曲し、「beatmaniaIIDX」に収録されている「Go Beyond!!」という楽曲に使用された声ネタが使われている。Sotaファンには嬉しいネタであろう。ここからしばらくの間奏はSotaが担当したであろうキーボードパートが炸裂する。ただただエモい真面目なゾーンなのでしっかり聴きましょう。

    以上が大まかネタになる。後半は替え歌をしたのち、うるさいガヤが締めくくって終了となる。曲の長さも相まって非常にカオスなものとなっているが、ボルテに立ち寄った際は少しでも選曲してみてはいかがだろうか?



    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。