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【小ネタ】仮面ライダーの原点ドコォ
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【小ネタ】仮面ライダーの原点ドコォ

2018-09-08 01:35
    今年は平成仮面ライダーが20作に突入した記念の年であり、東映も20作記念として歴代平成ライダーが総出演し、全ライダーの力を使いこなす究極のライダー『仮面ライダージオウが放送開始された(毎週日曜テレビ朝日系列にて朝9時より30分)!!


    そこで今回はジオウの2018年から遡る事47年前、全国の子供をテレビに釘付けにした伝説の特撮ヒーロー番組『仮面ライダー(初代)』誕生に至った裏話を小ネタ枠で紹介していく。


    1. 子供が憧れるヒーロー像
    仮面ライダー(初代)が放送される前、1970年以前のテレビではスポーツ根性モノがブーム全盛期であり、その中でも特に人気だった作品の一つに『タイガーマスク』の存在があった。


    タイガーマスクにはプロレスというスポ根要素だけでなく、「マスクを被った正体不明の主人公」「悪役に育てられた力を正義に使う」と言った独自の要素が存在したことで、子供たちを熱狂させた。

    またそれより昔の1958年(Michael Jacksonの生誕年ですね)には、日本初の本格ヒーロー番組『月光仮面』が放送されていた。
    当時かなり人気で後にカトちゃんケンちゃんが後にコントでパロディをするぐらい
    これらのヒットから当時のプロデューサー平山亨は、「子供向けで仮面をかぶって颯爽と悪を倒す実写のヒーロー」番組を考案。初期のタイトルを『マスクマンK』として企画を立ち上げた。

    2. もっとグロテスクでリアリティのあるキャラクターを
    こうして立ち上がった初期の企画案『マスクマンK』は体操選手である主人公の九条剛が自慢の運動神経と格闘技を用いて、日本の経済を侵略せんと企てる悪の組織ショッカーと戦うスポ根モノに近い番組だった。完成形と大きく違うのはやはり、主人公があくまでも"人に終始している"という点であろう。訓練で強くなっていく様はまさにタイガーマスクや巨人の星のようなスポーツモノの影響が大きいと言える。

    ここから改良案が出され、次は『仮面天使(マスクエンジェル)』になった。ここでは主人公の名前が本郷猛に決まり、30万ボルトの電流を浴びた事で筋肉を集中でパワーアップできる体になるという設定、同時に殺人者として追われてしまった為仮面で素顔を隠すというアイデアだった。ここで少しSF要素が導入され、同時に悲劇のヒーローの源流が誕生していた。

    だがここで当時バイクが好きだった廣瀬隆一さんから「オートバイに乗るヒーローが欲しい」との注文が追加され、ここで『十字仮面(クロスファイヤー)』という企画が練られた。

    このクロスファイヤーの段階で遂にあの石ノ森章太郎先生がデザインに参加することになり、既にあらすじや1話のプロットが練られていた。
    ーー緑川教授と助手の本郷猛はアメリカ・カリフォルニア大学で大発明を完成させる。10年後、本郷猛は30万ボルトの電流に感電、十字仮面(クロスファイヤー)となる。本郷猛は緑川教授の秘密を狙うショッカーと戦う。ーー
    十字仮面が被る仮面は、事故で負った顔の傷を隠すためという設定も付与され、更には第1話に登場する敵が「蜘蛛男」であることも決定しており、ほぼ最終案という状態にあった。
    蜘蛛男は仮面ライダー第1話で初めて登場した怪人として知られる

    同時に漫画連載の案も出たため、漫画とドラマの企画が同時に進行していく中、本郷猛役には近藤正臣さんが抜擢されていた。

    しかしここで石ノ森さんが「もっとグロテスクでリアリティあるキャラに」と自らデザイン変更。自身の作品『スカルマン』を基に『仮面ライダースカルマン』を描き上げた。

    改造人間という設定も出来上がり、デザインした本人も気に入っていたそうだが「髑髏はちょっと」や「元からあるキャラのアレンジはオリジナリティに欠ける」などのマイナスな意見が目立った為、石ノ森さんは家にあった昆虫図鑑から髑髏に似たものをチョイスし、出来ては息子に見せていた。

    そんな中、息子が気に入ったのはバッタのデザインだった。反対意見もあったが「バッタの力が人間サイズになれば強い」「自然の力で環境破壊に立ち向かうため、風力をベルトに受けて戦う」といったアイデアで押し切っていった。

    3. 地球の平和を守るため
    こうして遂に1971年、正義の為に戦う改造人間『仮面ライダー』は生まれた。

    モチーフとなったバッタは目の位置が高い為、仮面の目も高い位置に設定された。加えて目の下には改造人間である宿命と悲哀を表す涙ラインが描かれている。

    こうして放送開始された仮面ライダーだったが、当初はホラー要素が強く、中々視聴率は奮わなかったものの、一文字隼人=仮面ライダー2号の参戦により変身ポーズを中心に大きな社会現象になった。
    本郷を演じた藤岡弘さんがバイク事故でしばらく出られなくなった事をきっかけに、代役として2号が産み出された逸話はあまりにも有名だろう。

    そんな日本で最も人気のある異形のヒーロー、仮面ライダーは現在YouTube上の「東映特撮YouTube Official」チャンネルにて現在無料で週ごとに配信されている。少しでも興味を持った読者がいれば、観て頂けると幸い。



















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