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『英雄伝説Ⅵ 空の軌跡FC』をネタバレなしで魅力紹介!
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『英雄伝説Ⅵ 空の軌跡FC』をネタバレなしで魅力紹介!

2018-09-13 00:15
    数年前、ドラゴンスレイヤーという日本ファルコムのアクションRPGを紹介したが、今回はその続編群の1つから筆者の大好物でもある「軌跡シリーズ」から『英雄伝説Ⅵ 空の軌跡』を紹介する。


    1. 英雄伝説シリーズの歴史
    軌跡シリーズそのものに触れる前に、前身にあたる英雄伝説シリーズとさらに前身のドラスレシリーズについて。
    元祖ドラゴンスレイヤー(1984)。敵に体当たりして撃破するアクション性の強いRPGとして話題に。

    遡ると、その源流は1984年発売のPC-88ソフト『ドラゴンスレイヤー』にまで辿りつく。これはアクションRPG黎明期の歴史を支えたタイトルで、以前筆者も紹介している。

    ドラスレ以降このゲームを製作した木屋善夫さんが監督した一連のシリーズを『ドラスレシリーズ』と呼び、『ザナドゥ』『ドラスレファミリー』『ソーサリアン』など様々なシリーズを生んだ。そんな中、シリーズ6作目として売り出されたのが『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』である。









    これはアクションRPGではなく、ドラゴンクエストのようなオールドスクールのコマンド選択式RPGで、綿密に練られたシナリオと優れたBGM、OPムービーの完成度などで高い評価を得ている名作。多数のリメイクや移植が製作され、英雄伝説シリーズとして独立していった。

    『英雄伝説Ⅲ 白き魔女(1994)』は戦闘前に攻撃パターンを設定し、自動で戦闘が進む独特のシステムが特徴的で、シナリオや音楽、繊細で先鋭化されたグラフィックが魅力。

    1つ1つ全てを紹介したいが、本筋とあまりにも逸れてしまうので別記事に委ねる事にする。

    そんな中、英雄伝説シリーズ6作目として2004年にPCで発売されたのがようやく本日のネタ『英雄伝説Ⅵ 空の軌跡』である。

    2. 小さな王国を旅する少年少女の物語
    空の軌跡は3つの作品で構成されており、『空の軌跡FC(First Champter)』『空の軌跡SC(Second Champter)』『空の軌跡 the 3rd』というタイトルが宛がわれている。

















    SCやthe 3rdは触れるだけでネタバレがたんまりなので、FCだけに絞って今回は書き綴っていく。

    空の軌跡はゼムリア大陸にある小さな王国『リベール王国』で展開されていく。
    ゼムリア内には大小様々な国が存在しており、続編である『零の軌跡』『閃の軌跡』などで訪れることになる。

    印象は中世の田舎町という感じだが、中心部は立派な城下町が広がっていたり、商業都市や工業地帯も盛んで多様なロケーションを拝むことができる。

    物語はそんなリベールで生まれ育った1人の少女「エステル・ブライト」の家に父カシウスの手によって一人の男の子が拾われてくる所からスタートする。

    琥珀色の瞳が特徴的な「ヨシュア」はブライト家の養子として2人で兄妹同然に育つ。

    成長した2人は市民を守る何でも屋のような仕事『遊撃士(ブレイサー)』になる為の修業を積み、様々な旅を続ける上でやがて大きな陰謀に巻き込まれていく...。というのが大まかなストーリーだ。

    勿論2人以外にも旅の道中で出会う個性豊かな仲間がパーティキャラとして操作可能になり、旅を盛り上げてくれる。

    3. 膨大で温かいシナリオ
    今作に限らず軌跡シリーズの魅力は、NPCとの会話やクエスト量などがとにかく膨大でテキストだけまとめれば一冊分厚い本になりそうな勢いで用意されている事だ。同じNPCでも2回話しかければ会話は変わるし、ストーリーが進めばまた変化する。サイドクエストもお使いから魔獣退治、人物の捜索や手伝いまでかなり豊富なので自然と1周にかかるプレイ時間は多くなる。じっくりゆっくり時間が取れた時にメインシナリオを進め、空き時間にはサイドクエストなどがオススメだ。
    クエストは期限が設定されているので、報酬で旨い物があれば優先的にこなしておけば経験値も稼げて一石二鳥。

    メインシナリオも伏線が張られたプレイヤーを注目させて離さない展開、程よい緊張感と時に緩衝材のように現れるコメディシーン、目を疑うようなラストスパートは軌跡にファンが多い所以であろう。決して横一線ではなく、NPCも1人1人が生活をし、息巻いている...そんな空気感を随所に感じられる温かくも壮大な群像劇には要注目。

    4. 静であり動な戦闘システム
    本シリーズの特徴の1つはやはり戦闘だろう。他の一般的なRPG同様、このシリーズもフィールド探索中に敵にエンカウントし、ターン制のコマンドバトルが展開される。

    だが本作には『AT(Action Time)バトル』という名前が付いており、行動順番に関して些か特殊な要素が見受けられる。

    というのも、画面左に表示されるATバー(行動順で一番上が現在行動できるキャラ)は、敵味方問わず、使用する技によって絶えず順番が変化するという動的システムが取り入れられている。加えて、バーの横にはボーナスが付いてる順番もあり、この順番に来ればHPが少し回復、貰える報酬がアップ、などの恩恵が得られる事も。ボーナスを狙って予め順番を計算して戦うのも戦略の1つだろう(ただし敵にも等しく適用されてしまうため要注意)。

    攻撃パターンも「通常攻撃(いわゆる"たたかう")」「アーツ(魔法ポジションでEPを消費する)」「クラフト(キャラ特有の技でCPを消費する)」の3つで立ち回り、CPが100以上溜まればSクラフトという必殺技を放つことができる。

    クラフトやキャラのステータスなどは敵を倒して得られる経験値や購入できるアイテムを装備させることで習得・強化が出来るが、アーツや一部ステータスは1人1個持っている「戦術オーブメント」という物にクォーツというアイテムをはめ込むことで獲得していく。
    オーブメントにはラインがあり、ここでは左右2つに伸びている。
    オーブメントは画面右の様に、中心から数本のラインが伸びている。このラインにクォーツをはめる事で、属性値というのが加算され、それが一定以上になると条件を満たしたアーツが使用可能というカラクリだ。

    だが、注意して欲しいのはこの属性値はラインをまたいで加算はされない。つまり上画面だと右のラインで風属性が5でも、左に風が+1されるクォーツをはめたら6!とはならず1からなのだ。この辺は正直初心者にはハードルが高く、チュートリアルを一生懸命聴いても「ん?」となってしまうので慣れが必要だ。

    ポイントとしては、キャラによってこのラインが1直線に長いオーブメントを持っているメンバーもいる為、そういう人は「アーツ特化型だ!」と思って色んなクォーツをはめてアーツバンバン使わせてあげるのが吉。ラインが短い人はクラフトなど物理攻撃を強化してあげよう。

    5. 今プレイするなら?
    今まで紹介するのに使用した画像は全て2004年のPC版だったが、現在はPSPやPS3に移植されており、2015年にはPS Vitaにて完全リメイク版の『空の軌跡FC Evolution』が発売されている。

    グラフィックや立ち絵、イラストが現在向けに大幅に描き直されており、戦闘UIやバランス調整、なによりセリフが全編フルボイスとさらにボリューミーになっているのでこちらをオススメする。

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