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以前当ブロマガで扱った、コナミデジタルエンタテインメントから絶賛稼働中の音楽ゲーム

そのSDVXⅢの頂点のプレイヤーを決めるべく毎年コナミが開催しているコナミゲームの頂点を決める大会「KONAMI ARCADE CHAMPIONSHIP(KAC)」が今年も開催された。
毎年場所は異なるが、今年は千葉、幕張メッセでJAEPO2015と呼ばれるアーケードゲームの祭典イベントのKONAMIブースで行われることに。
各機種が各々チャンピオンが決まっていく中、SDVX部門のみ異例の事態となっていた。

中には韓国勢の方やKAC2013 SDVX部門優勝者の姿もあり、名立たる面子が揃った。
決勝戦となる当日は、この8人を4人からなるグループA,Bに分けて課題曲を各グループ2曲ずつプレーしもっともスコアが高かった者を選出。そしてグループAのトップ、Bのトップが最後に3曲プレーして合計スコアの高い方がチャンピオンとなる。
課題曲は今年はくじ引き製となっており、ゲストのcosMo@暴走PやエフェクターPHQUASE(フカセ)氏が引く形となった。
グループAの準決勝、選ばれた曲はXROSS INFECTION,THUNDERCRACKの2曲。どちらもレベル15の強クラス、XROSS INFECTIONでは詐称レベルとまで言われる難曲の一つだ。だがファイナリストは僅差で競り合いつつもこれをクリアしていく。
そして・・・・・

見事TRICK.氏がAグループを1位で通過し、決勝進出。
さて一方のBグループの課題曲は、前年度のKAC2013オリジナル楽曲コンテストで採用されたHellfire,Black Emperorの2曲。Hellfireは15の中では個人差譜面とも呼ばれるが素早い片手処理が用いられる譜面。Black Emperorは15トップクラス難易度とも言われ、急に譜面が擬似停止した後、階段が怒涛の勢いで襲いかかってくる総合地力譜面となっている。

だがここで前年度チャンピオンのえつやがBlack EmperorをUC(俗にいうフルコンボ)を成し遂げ、会場は大いに盛り上がった。王者の貫禄を見せつけBグループを1位通過。

そして遂に最終決勝。ここでは課題曲をそれぞれ自分で選ぶのだがここで2人とも前年度KACオリジナル楽曲コンテストで最優秀楽曲賞に選ばれた「For UltaPlayers」を選択。だがこういう事態に備え、緊急ルールとして1曲目をくじで決め、2曲目にFor UltraPlayersをプレーすることに。TRICK.氏がくじから引いたその曲は・・・・・
なんと同じく前年度の最優秀楽曲賞に選ばれていた「Bangin' Burst」。
まるで去年のKACの再現のようになっており、観客たちは大熱狂。ちなみに両曲ともレベルは16となっており、当時の時点ではまだ3曲しか出ていない真のボス曲となっている。
だが2人は全曲をPUC(UCがノーミスなだけに対し、一度もニアを出さずフルコンボすること)した猛者。拮抗した戦いを見せる。

1曲目のBangin' BurstではTRICK.氏がUCし、会場は再び熱狂。えつやもほぼ同点でフィニッシュ。

続く2曲目、ForUltraPlayersでも互角の戦い。中盤のアナログつまみ発狂をものともせず えつやが1エラーのみなど、これまたハイレベルな結果となった。
ここまで両者がわずか1ニア分の差しか出なかった2ラウンド目。最後の3曲目で全てが決まるといってもいい状況に。3曲目はSDVXでは恒例、オリジナル楽曲コンテスト最優秀楽曲を初見でプレーしそのスコアでチャンピオンを決定するルールだ。
今年の最優秀楽曲は・・・・

ぺのれり氏の「Everlasting Message」。この曲をプレーすることに

昨年同様、謎に包まれた選曲画面から会場のカウントダウンの後スタート。


神々しい演出と共に現れたジャケットと難易度GRAVITY16の文字。そしてボス曲の譜面をいつも担当しているPHQUASE(フカセ)氏の姿。
だが・・・・

お分かり頂けただろうか。オンラインで一緒にプレーする仲間を募集するマッチング画面の下には既に見覚えのある曲が写っている。そしてもう一度プレイする羽目に・・・
なんとか切り抜けるがやはり2人を始め会場はざわつく。

仕切り直しと思いきやまさかのマシントラブルで最終決勝は中止、後日に延期となった。
フカセ「やっぱアルトラ名曲なんで」
異例の延期となったKAC2015 SDVX部門最終決勝。先日3月22日に東京、Zepp Divercityにて開催が決定され、再最終決勝となった。

当時と同じくサウンドディレクターのCody、ForUltraPlayers作曲者のcosMo@暴走P、エフェクターのPHQUASE氏を招いての再決戦。最初は場を暖めようとCody氏とリフレクビートの楽曲製作者で知られるDJ TOTTO氏がKHAMEN BREAKのINFINITE(14)で対決をすることに。

結果はDJ TOTTOの勝利。Codyはその後物販コーナーでお面つけて1時間サイン会をするという罰ゲームを受けることに。

そしてファイナリスト2人の登場。会場はあの時のような盛り上がりを見せていく中、メインイベントとなる再最終決勝の幕開けだ。
再び例の選曲演出が流れたその先は・・・




ボルテプレイヤーならお馴染みの曲がメドレーになっており、曲の終盤にはマキシマ先生が再びフェードインするといった演出も相まって会場は熱狂の渦に包まれた。

そして新曲16でありながら初見でAAAを叩き出し、見事全国でも遊べるようになった。
今度こそ無事終了。トラブルがあって一時期ギスギスした時もあったが今はそれを笑い話にできるほど払拭できたと筆者は思う。お疲れ様でした!!!
いかがだっただろうか?YouTubeにはコナミの公式チャンネルで動画が残っているので見てない人はチェックしてみると良いだろう。さらなるボルテスタッフへの激励をしつつ本記事を締めくくる。

SOUND VOLTEXⅢ:GRAVITY WARS(以下、SDVXⅢまたはGW)音を奏でるのではなく曲にエフェクトを掛けるゲームであり、ボタンと2つのアナログデバイスを用いた操作と曲の追加頻度、バリエーションの豊富さなどで話題を呼んでいるBEMANIシリーズである。
そのSDVXⅢの頂点のプレイヤーを決めるべく毎年コナミが開催しているコナミゲームの頂点を決める大会「KONAMI ARCADE CHAMPIONSHIP(KAC)」が今年も開催された。
毎年場所は異なるが、今年は千葉、幕張メッセでJAEPO2015と呼ばれるアーケードゲームの祭典イベントのKONAMIブースで行われることに。
各機種が各々チャンピオンが決まっていく中、SDVX部門のみ異例の事態となっていた。
- 2015年2月14日

中には韓国勢の方やKAC2013 SDVX部門優勝者の姿もあり、名立たる面子が揃った。
決勝戦となる当日は、この8人を4人からなるグループA,Bに分けて課題曲を各グループ2曲ずつプレーしもっともスコアが高かった者を選出。そしてグループAのトップ、Bのトップが最後に3曲プレーして合計スコアの高い方がチャンピオンとなる。
課題曲は今年はくじ引き製となっており、ゲストのcosMo@暴走PやエフェクターPHQUASE(フカセ)氏が引く形となった。
グループAの準決勝、選ばれた曲はXROSS INFECTION,THUNDERCRACKの2曲。どちらもレベル15の強クラス、XROSS INFECTIONでは詐称レベルとまで言われる難曲の一つだ。だがファイナリストは僅差で競り合いつつもこれをクリアしていく。
そして・・・・・

見事TRICK.氏がAグループを1位で通過し、決勝進出。
さて一方のBグループの課題曲は、前年度のKAC2013オリジナル楽曲コンテストで採用されたHellfire,Black Emperorの2曲。Hellfireは15の中では個人差譜面とも呼ばれるが素早い片手処理が用いられる譜面。Black Emperorは15トップクラス難易度とも言われ、急に譜面が擬似停止した後、階段が怒涛の勢いで襲いかかってくる総合地力譜面となっている。

だがここで前年度チャンピオンのえつやがBlack EmperorをUC(俗にいうフルコンボ)を成し遂げ、会場は大いに盛り上がった。王者の貫禄を見せつけBグループを1位通過。

そして遂に最終決勝。ここでは課題曲をそれぞれ自分で選ぶのだがここで2人とも前年度KACオリジナル楽曲コンテストで最優秀楽曲賞に選ばれた「For UltaPlayers」を選択。だがこういう事態に備え、緊急ルールとして1曲目をくじで決め、2曲目にFor UltraPlayersをプレーすることに。TRICK.氏がくじから引いたその曲は・・・・・
なんと同じく前年度の最優秀楽曲賞に選ばれていた「Bangin' Burst」。
まるで去年のKACの再現のようになっており、観客たちは大熱狂。ちなみに両曲ともレベルは16となっており、当時の時点ではまだ3曲しか出ていない真のボス曲となっている。
だが2人は全曲をPUC(UCがノーミスなだけに対し、一度もニアを出さずフルコンボすること)した猛者。拮抗した戦いを見せる。

1曲目のBangin' BurstではTRICK.氏がUCし、会場は再び熱狂。えつやもほぼ同点でフィニッシュ。

続く2曲目、ForUltraPlayersでも互角の戦い。中盤のアナログつまみ発狂をものともせず えつやが1エラーのみなど、これまたハイレベルな結果となった。
ここまで両者がわずか1ニア分の差しか出なかった2ラウンド目。最後の3曲目で全てが決まるといってもいい状況に。3曲目はSDVXでは恒例、オリジナル楽曲コンテスト最優秀楽曲を初見でプレーしそのスコアでチャンピオンを決定するルールだ。
今年の最優秀楽曲は・・・・

ぺのれり氏の「Everlasting Message」。この曲をプレーすることに

昨年同様、謎に包まれた選曲画面から会場のカウントダウンの後スタート。


神々しい演出と共に現れたジャケットと難易度GRAVITY16の文字。そしてボス曲の譜面をいつも担当しているPHQUASE(フカセ)氏の姿。
だが・・・・

お分かり頂けただろうか。オンラインで一緒にプレーする仲間を募集するマッチング画面の下には既に見覚えのある曲が写っている。そしてもう一度プレイする羽目に・・・
なんとか切り抜けるがやはり2人を始め会場はざわつく。

仕切り直しと思いきやまさかのマシントラブルで最終決勝は中止、後日に延期となった。
フカセ「やっぱアルトラ名曲なんで」
- 2015年、3月22日
異例の延期となったKAC2015 SDVX部門最終決勝。先日3月22日に東京、Zepp Divercityにて開催が決定され、再最終決勝となった。

当時と同じくサウンドディレクターのCody、ForUltraPlayers作曲者のcosMo@暴走P、エフェクターのPHQUASE氏を招いての再決戦。最初は場を暖めようとCody氏とリフレクビートの楽曲製作者で知られるDJ TOTTO氏がKHAMEN BREAKのINFINITE(14)で対決をすることに。

結果はDJ TOTTOの勝利。Codyはその後物販コーナーでお面つけて1時間サイン会をするという罰ゲームを受けることに。

そしてファイナリスト2人の登場。会場はあの時のような盛り上がりを見せていく中、メインイベントとなる再最終決勝の幕開けだ。
再び例の選曲演出が流れたその先は・・・

Cody「さぁ今度は大丈夫だァ!」
トラブルなく無事進んだ模様。会場も安堵の声が漏れる。
背景に恒例のキャラクター「ボルテナイザー・マキシマ」が映り込む中、2人は初見で譜面をさばいていく。えつや氏は昨年Bangin' BurstをKACの場で初見AAA,For UltraPlayersもAAを取るといったプレーを見せつけた実力者だが・・・・・・
まさかのTRACK CRASH(クリア失敗)・・・・・
両者ともクリアできず全滅。
会場も出演者も驚きを隠せない状態。だがクリアが目的ではなくスコアでの勝負。肝心の結果は・・
えつや氏が2連覇という結果に。おめでとうございます!
2人に感想を求めたところ・・・
TRICK.「メッセージはちゃんと届きました。で、僕の答えとしては、、やっぱ許さないんで」
えつや「フカセフォーエバー・・・永遠に許さないんで」
こうして今年のKACも名言が生まれてしまった。
ここで無事終了。かと思いきや・・・
急に会場に緊急事態発生と言う警告と共に謎の少女「グレイス」からの試練が与えられた。
Cody曰く、グレースの手である曲が封印されており、この場でプレーしクリアしなければ全国では一生遊べないとのこと。イチかバチかの賭けでハードル上がる中、えつや氏はこれを受け入れることに・・・・。


なんと一昨年のKACで採用されたオリジナル楽曲12曲を2分30秒のメドレーとしてSDVXⅢに帰ってきたのだ!KAC 2012 ULTIMATE MEDLEY -HISTORIA SOUND VOLTEX-

ボルテプレイヤーならお馴染みの曲がメドレーになっており、曲の終盤にはマキシマ先生が再びフェードインするといった演出も相まって会場は熱狂の渦に包まれた。

そして新曲16でありながら初見でAAAを叩き出し、見事全国でも遊べるようになった。
今度こそ無事終了。トラブルがあって一時期ギスギスした時もあったが今はそれを笑い話にできるほど払拭できたと筆者は思う。お疲れ様でした!!!
いかがだっただろうか?YouTubeにはコナミの公式チャンネルで動画が残っているので見てない人はチェックしてみると良いだろう。さらなるボルテスタッフへの激励をしつつ本記事を締めくくる。
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