【艦これ】『艦隊これくしょん-艦これ- 鶴翼の絆 3巻』感想 ※後半はネタバレあり
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【艦これ】『艦隊これくしょん-艦これ- 鶴翼の絆 3巻』感想 ※後半はネタバレあり

2014-10-18 20:42
    もうこれをアニメ化すればいいんじゃないかな!
    吹雪さんは1巻以外影も形もなくなるがな!

     ブロマガを書くのは久しぶりです。
     書く意志はあったのですが、海域の攻略はそんなにヤル気がないですし、艦の育成状況報告しても全く面白くないし……で、ネタに困っていたのです。
     ですが本日(10月18日)に『艦隊これくしょん-艦これ- 鶴翼の絆』の3巻が発売されました。早速駅前のアニメ○トへ愛車(チャリ)をとばし購入、3時間ほどかけて読破しました。ところでアニ○イト松○店さんよ、表紙に特典のポストカード重ねたら何の本だかわからないダルルォ!?そういうのは裏表紙に重ねてくれよな~、頼むよ~。
     今回はその感想をまとめて記事にしたいと思います。
     今回はどのようなストーリーなのか、自分が書くとおもいっきりネタバレになってしまうので、背表紙のあらすじを引用させていただきます。
     海上封鎖を受けている友軍救援のために立案された「AL/MI作戦」。艦隊の総力を結集したこの二正面作戦は、想定外の出来事により、過酷な状況を招くこととなる。
     次々と倒れていく仲間たちに刻一刻と悪化していく戦況。未曾有の苦境は艦娘たちの心的外傷(トラウマ)を刺激し、紡がれたはずの絆を綻ばせていく。艦娘たちの心が闇に沈みかける中、瑞鶴は絶望的な戦況を覆すために奔走するのだが――。

     (『艦隊これくしょん-艦これ- 鶴翼の絆 3巻』背表紙より引用)
     あらすじを読めばわかると思いますが、今回のお話はつい2ヶ月ほど前に行われた……ってもう2ヶ月経ったのか……2014年夏のイベント「AL/MI作戦」についてです。2ヶ月前のことなのにこんなにもすぐ話が作れるものなのかと思いますが、おそらく事前に色々とリークされていたのでしょうね。また、瑞鶴を出すためなのか、微妙にゲーム内のものと連合艦隊の仕様が異なっていました。これはまぁいいでしょう。
     表紙を見ると、初見で気付く人は少なそうですが、飛龍は改二、蒼龍は改なのです。飛龍も蒼龍もほぼ同じタイミングで改二が実装されたはずなのに何故飛龍だけが改二となったのか……。それは作中で明らかになります。(主人公の瑞鶴は改にすらなってないがな!)
     表紙をめくると赤城と加賀が縁側でくつろぐ絵が。おっぱい大きいよ!すっごく大きいよ!他の絵でもそうなのですが、魔太郎先生の描く艦娘は格好良さの中に仄かな艶かしさがあるのが特徴ですね。ただ座ってお茶を飲んでるだけの絵なのにエロい!
     その次は足湯に浸かる蒼龍、飛龍、舞風、浜風。でけぇ!おっぱいでけぇ!舞風は今回の第二の主人公とも言えるキャラです。ミッドウェー海戦でのこと、そして彼女の最期のことをwikipedia等で再確認してから読むと一層楽しめるかと思います。
     最期は濃紺の浴衣姿の瑞鶴ちゃん!最高ですね。いやほんと、最高ですね。普段元気で活発な子がふと見せる"女"……まさにその姿です。
    髪型がそのままだからまだ理性が保てましたが、普段髪をしばっている子がこういう時に解いているとパーフェクトだと思うのですがいかがでしょうか!!!
     ちなみに翔鶴姉の浴衣は、白です。ああ、素晴らしい……!


     少々(?)脱線しましたが、そろそろ本編の感想に入っていきたいと思います。もちろんネタバレ全開でいきますので、まだ読んでない方は引き返し、興味はあるけど購入していない方はぜひ購入して読んでみてください。600円+税ですし、物は試しで読んでみるのもいいと思います。
     これまでの話を読んでいないとわからない部分というのは少ないと個人的に思っているのですが、やはり読んでいると更に楽しめます。1巻はキャラが固まってないため少し読みにくく不評な部分がありますが、2巻以降はしっかり固まってきて瑞鶴も主人公らしくなっているのでオススメです。
     少し間を開けて感想に入っていきます。






























     このへんまで来れば大丈夫かな?
     では、内容の感想に入っていきたいと思います。
    「……あの、瑞鶴ちゃん……主人公だよね?あまり話に絡めてないよ……?」
     あくまでも瑞鶴を主人公として見るなら、このような感想になると思います。瑞鶴は基本的に蒼龍と飛龍に関わってあたふたしている、なんとかしようとしてるけど……という感じです。これはAL/MI作戦がこの巻だけでは終わらず、後半は4巻で書かれるから仕方がないことなのですが。後半にはきっと大活躍をしてくれるはずなので期待しておきましょう。
     ストーリーは春イベントの最終海域攻略戦の終盤から始まり、それにより艤装の修理が間に合わなかった大和や長門は本土防衛任務に就くこととなります。2巻でレイプ目大和さんが見られたので今回も、と思いましたがそうはいかないようです。でも確か夏イベントは……察しのついた方は楽しみにしていましょうね。(ニッコリ)

     基本的にこの世界の艦娘は太平洋戦争のこと、自分の最期のことについて触れることはタブーである、というのが暗黙の了解のようですが、ミッドウェー海戦で散った4空母は改めて自分の最期について見つめなおし、そしてこの世界での自分たちの存在意義について考えなおした末に作戦参加を決意します。しかしこの4隻の空母の中で1隻、飛龍のみミッドウェー海戦に対する想いは他の3隻とは少々違ったものだったようです。
     赤城・加賀・蒼龍はミッドウェー海戦は苦い、思い出すのも辛い、だけど向き合わなければいけない記憶としています。一方で飛龍は3空母が沈む中反撃をし戦いの中で散れた事を誉とし、多聞丸が指揮官だったらあんなことにはならなかったとも考えているようです。そのため改二になることができると言われた時に飛龍は喜んでいました。しかし、他の改二になった艦娘たち(金剛・利根・筑摩以外は不明)も喜んで改二になったのに、蒼龍は改二になることを辞退します。飛龍は何故改二にならないのかと蒼龍を問い詰めますが、蒼龍は蒼龍なりの考えがあるようです。 結局そのままAL/MI作戦が開始され、普段仲良しの二航戦ペアもなんだかギクシャクしている模様。
     そしていざ戦闘開始、敵の激しい反撃もありましたが中間棲姫を大破させることに成功します。そしてとどめを刺すために利根改二・筑摩改二を中心とする第一機動部隊前衛が虫の息の中間棲姫に近付き砲撃を開始、撃沈しますが、何かがおかしいことに筑摩が気付きます。直後、中間棲姫の真の姿(実際のイベントでも2形態ありましたね)が出現。第一機動部隊前衛はMI島に閉じ込められてしまいます。
     これとほぼ同時に大量の敵艦載機の奇襲!しかし何故か戦艦組の搭載している対空電探が機能しません。そうこうしているうちに迎撃が不可能な距離まで侵入され、輪形陣の中央にいる空母、赤城と加賀へ攻撃が集中します。しかし何故か蒼龍と飛龍には目もくれず……。必死に回避する赤城と加賀ですが、放たれた魚雷はどうしても回避不可能……被弾し大破をする一航戦。赤城が指揮機能を失ったため蒼龍が引き継ぎ迎撃を指示。しかし敵艦載機は大破し戦闘機能を失っている赤城と加賀をさらに狙います。

     とりあえず一区切り。ここまでの感想を書いていきます。
     上にはここまで空母組と利根筑摩しか出てきていませんが、実際は他にも様々な艦娘が出てきます。
     舞風が旗艦となっている十七駆逐隊(舞風は違うものの他の艦娘がいないためにこちらに配属)の面子はここまで比較的真面目、大人な艦娘ばかりだったのに対し、お調子者の谷風、そのノリを受け入れる浦風、無口ながらツッコミ役の浜風と非常に個性的で良かったです。最初はあの舞風もこの空気に馴染めず頭を抱えますが、次第に慣れ、そしてMI作戦への想いの強さから旗艦を譲られます。いいですね~。明るい中にも真面目がある感じ。こういうの大好きです。
     また、今回も偵察任務の伊号潜水艦組が出るのですが、オリョクルすらも真っ青な、いえ、真っ黒なブラック鎮守府ぶりが暴露されます。箇条書きにしますと、
    ・今回の任務は日中に仮眠できるだけマシ
    ・サーモン海ではハンターキラーから逃げながら仮眠
    ・サブ島上陸で戦果確認(2巻の出来事)
    正式に鎮守府に着任してすらいない(顔すら出していない)
    工廠で書類にサイン→出撃と少しの休憩の繰り返し
    ・そもそもオリョクルに従事していた伊19ですら鎮守府の布団で寝られたのは週1

    ……しかもこれを伊168は「常識」とすら言ってしまうほどの社畜っぷり。ちなみに、先に任務に就いていた伊58と伊168に合流するように提督が伊19に言った言葉は「伊号潜水艦なら誰にでも出来る簡単な仕事だ」……。


     さて、続きです。
     赤城と加賀が大破、それぞれ駆逐艦の介抱を受けます。なんとか撃沈されるのは避けられた模様。また、第二機動部隊では翔鶴が大破。瑞鶴は無事のようです。
     ここで飛龍は反撃を提案。あのミッドウェー海戦のように……。しかし蒼龍は却下、翔鶴を失った第二機動部隊と合流を目指し、赤城と加賀を戦線から離脱・一時撤退を指示します。ここで飛龍は頭に来るも渋々従い撤退を開始、しかし敵の追撃が襲いかかります。
     この追撃も何故か二航戦には目もくれず、執拗に赤城と加賀を狙います。なんとか迎撃を試みますがそれでも全てを落とすことは出来ず大破している赤城、そして曳航している駆逐艦2人へと1本の魚雷が襲いかかります。
     「みんな、避けて!」
     舞風が叫ぶも3人は避けることは出来ない。しかし着弾の直前、赤城の右側についていた駆逐艦が魚雷の前に飛び出します。彼女は駆逐艦、秋雲。一瞬、舞風と目が合い、何かをスケッチブックに書き笑顔で見せた直後水柱が上がり吹き飛ばされる秋雲。しかし他の第一〇駆逐隊は覚悟を決めた面持ちで曳航を続けます。そう、最初からこうするつもりだったと……。
     多大な犠牲を払いなんとか合流を果たすも、蒼龍と飛龍の対立は続く。そこで翔鶴からあとを託された瑞鶴はどう解決するのか。AL/MI作戦は成功するのか。MI島に閉じ込められた利根たちの運命は。そして西へ向かう深海棲艦の群れ、その先頭に立つ「人の姿をしているが背中からは尾が伸びている」深海棲艦とは……!

     なんか本の内容をほぼ全て語っちゃってる気がしますが、まぁここまでは読んでる人対象なのでいいか!
     テイルズシリーズが好きな自分にとっては大好物な展開です。まさに、王道を往く。ああ、4巻が待ち遠しい!待ち遠しいのに巻末には予告すらない!発売はいつなんだ……!



     最後に、全体を通して落ち着いた感想を。
     ご存知の通り、夏のイベントのAL/MI作戦は、前半のAL作戦、最終海域のEO(E-6)が高難易度でインパクトも強く肝心のMI作戦は苦戦するところが全くなく印象に残らなかったという提督も多いと思います。そういったなかでこの本はMI作戦を非常に難しい、絶望的な戦いとして描けているのが好印象です。なので、単なる過去のイベントの思い出話ではなく新しいお話として十分楽しめる作りになっていると思います。
     しかし一方で、艦娘が何を考えて動いているのか、その結果何が起きたのかというのがあまり書かれていないというのが物足りないです。例えば一航戦が大破するシーンですが、その光景を見ている視点から描かれています。一航戦がどのように考えて動いて――というのが個人的に欲しいなと、既巻もそうですが思いました。一応被弾直前に加賀や秋雲は何か行動をしましたが、それだけでした。視点をコロコロ変えるのは良くない、主役を被弾させるわけにはいかない、それはよくわかるのですが、為す術もなく淡々と他の艦が被弾するのを客観的に眺めているだけのような気がして物足りないなぁと思いました。何かもっと必死に避けている、そういった描写があればなぁ……。
     あと、舞風が出来てる子だったのもちょっと惜しかったかなぁ。赤城の被弾を見て取り乱して駆け寄ろうとするけど浦風が前に立ち殴って目を覚まさせるとか、主人公ポジにするならこういう展開のほうがありきたりですけど燃えたかなぁとも。全体的に淡々と展開しているのが前々から気になっているので、少々荒っぽくなっても物語の静と動をハッキリしたほうがいいなと思いました。



     以上、鶴翼3巻の感想でした。今回も面白かったので、4巻が待ち遠しくてたまりません。まだかなまだかな~。内田提督が大鳳出すのとどっちが早いかなー?
     あと関係ないけど、赤城と加賀って確か1巻でも大破してましたよね。こいつらいつも大破してんな。

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