【MMD】IKの基礎の基礎、のお話
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

【MMD】IKの基礎の基礎、のお話

2016-03-10 23:52
  • 1
おはようございます。フリスクを鼻に詰めて飛ばして遊ぶ奴です。

■MMDでIKのお話でもしてみようと思います。
そもそもMMDのIKって、いわゆる3DCG界隈で言われる「IK」とは全く別の、IKボーンを使った制御法なわけですが、そんな細かいこと気にしてたらMMDというガラパゴスな世界では、この先生きのこれないので気にしないほうがいいです。

■MMDのIKってなんですか
ようは、「IKボーン」を使ってInverseKinematicsをやろうって話です。
難しいことは気にしなくていいと思います。

まずは以下の図


これをつかって、こんな図を描きます



この図でいう、オレンジの四角がIKボーン、青いボーンがIK影響下ボーン、○にバッテンのボーンがTargetです。
MMDでいうIKとは「IKのTargetに指定したボーンが、IKの座標に限りなく近づくために影響下のボーンを自動計算する」機構のことです。

単発じゃわかりづらいだろうと思うので、実際に標準人型で使われてる例を出します



「足」ボーンと「ひざ」ボーンがIK影響下にあるため、「足IK」を動かすとTargetである「足首」ボーンが「足IK」の座標に近づけるよう、自動計算してくれるというものです。
この「限りなく近づくために」のパラメータ"LOOP回数"ってやつです。
この数字を大きくすると、正しく座標計算するための回数を増やすことになりますが、反面挙動がおかしくなることもあるので、いい塩梅の値を探してください。

これを踏まえて、最初の図をもう一回見てみます


先ボーンの位置が、IKボーンの位置に近づくために、角度を計算してます。
つまり「先ボーンは常にIKのほうを向く」という動きになります。

■ここからが本題
こんなの、実際に標準あにまさミクを動かしてればわかる話ですね。
では、これを使った応用例を見てみます。
メカ機構の代表格、伸縮シリンダーです。


白と黒の棒が、伸びたり縮んだりするやつです。

こいつは、こんなボーン構造になってます


青のボーンと緑のボーンがあり、それぞれがIKの影響下です。
それぞれの根元に、反対側のボーンのIKがあるので、常に向き合った状態になります。
つまり、こいつを矢印の通り下げてやると…




こんな感じで、縮まります。
常にお互いの方向を向くので、こんな動きになります。
これ単体には何の意味もありませんが、これの応用はいろんなところにあります。
もうとっくに枯れた技術ですが、機構解析の参考になれば。

以上です。



おまけ
上で使ったシリンダーのモデル
https://3d.nicovideo.jp/works/td24973
広告
×
シリンダーモデルがDLできるページじゃないので伸ばしたりできないう
44ヶ月前
コメントを書く
コメントをするには、
ログインして下さい。