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数寄屋について
「日本に住まう形として近代における数寄屋建築の機能美は世界に誇れるものである。」
というと池波先生あたりが言いそうな台詞ではあるけれどそんなことは言ってません。
ただし引き戸の話に関しての記述は見られますが。
なぜ『近代数寄屋建築』なのか。
それはガラス窓の有無が大きな要因なのです。
まぁ僕の勝手な主観なのですが、南禅寺界隈の別荘群に見られる数寄屋とガラスの調和。
それがモダニズムを感じさせ、空間がなんとも面白いのです。
伝統的に日本庭園は『内と外』を分けていないように感じられているもので
自然の中に住まうという寂びの心を表しているように
ガラスで空間を仕切りながらも、庭園を望むということで一層寂びを感じさせます。
ガラスの登場に寄って日本建築は光を取り入れるようになりました。
いままでの『影』の空間から光りあふれる住居へと変わっていったのです。
谷崎潤一郎の陰翳礼賛ではありませんが
昨今の建築は光を取り入れすぎている気が致します。
影と光はモダニズムにおける重要な要素です。
空間を彩る光と影のコントラストを巧みに操ることにより建築家は人々の住居を
芸術へと昇華させたのであります。
数寄屋とは『数寄』を取り入れた家屋でありますから、施主のこだわりというものが
如実に感じられる建築で実に独創性を持っています。
昨今の建売住宅を見ていると数寄を愉しむ精神の余裕が感じられない。
数寄は死んでも治るものではないから、早くから育むことで住居にも個性が生まれ
新しい時代の住居に多様性が出て宜しいのではないでしょうか。
と結局なにが言いたいのかよくわからない文章を書いてしまう僕なのでした。
きっと数寄者の仲間が欲しいのだと思います。 -
FXに関わるファンダメンタルズについて
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ラノベっぽいもの?
「文字の美しきを、他のものにたとうらばそれはまさしく難題であろう。
竹取物語、かぐや姫で知られる我が国の古典文学のさきがけとも言える作品である。この作品の本質はさておき、月の美しさは人を狂わせ、美しき月の化身に
難題を突きつけられた哀れな男たちは、様々な最後を遂げるのであるがここでは詳しくは書かないものとして、狂おしき月、私はその月に心を奪われ、六つ目の難題に向かおうとするのであった。」
「なにこれ……。」
先輩は原稿用紙から目を上に置くと開口一番、僕の想定通りの台詞を口にした。
「なにって新人賞に応募する原稿ですよ?」
「あなた、ライトノベルがなんだかわかってる?」
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分かってないから誰かこの先を書いてくれないかな。
ラノベ読んだこと無いよぉ……。
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