• このエントリーをはてなブックマークに追加

ブロマガ

  • マンガの80年代から90年代までを概観する:その22(1,622字)

    最近は、マンガのことばかりを考えている。 マンガとは何か? なぜ、マンガという表現形態が日本で成立し、社会の中で大きな地位を占めるようになったのか? おそらくは、日本文化独特の、子供が強いられる「窮屈さ」に原因があった。 日本は、国土が狭い割に食料と水が豊富で、暮らしやすい。 おかげで、人口が増えやすい。だから、いつでも子供が多かった。 そのため、子供は「狭いところで暮らす」ということが当たり前になった。つまり、いつでも窮屈だった。そうして、「狭いところで上手に暮らす文化」が育まれた。これによって、狭いところで暮らすことはますます当たり前になり、それを解決するソリューションはいつでも求められるような土壌が醸成された。 戦前・戦中は、この物理的な窮屈さに国全体の「謹慎状態」が加わって、さらに息苦しくなった。「謹」と「慎」は、両方とも「つつしむ」と読む。つまり、ものごとをおろそかにせず、丁寧に、失敗しないようにする――ということだ。戦前・戦中はずっとこれだった。 これに我慢がならなかったのが、1928年生まれの手塚治虫だ。青少年時代、手塚の頭の中は不謹慎でいっぱいだった。エログ...

    19時間前

    • 0 コメント
  • [Q&A]潰れそうな飲食店を救うにはどうすればいいか?(2,499字)

    [質問] いつも有益なメルマガありがとうございます。 新宿御苑前駅の近くのカフェでベローチェというカフェがあります。チェーン店にしてはレトロな照明や椅子の内装で好きでした。リピーターも多いようで通っていました。店員も丁寧な接客をしていました。 しかし9月21日で閉店するとのことです。コロナで集客が低下していたようです。このようなお店のファンが、なんとかお店を存続させるにはどのような方法があるのでしょうか。 コロナで飲食業は閉店がバタバタと継続していきます。店員のみならずファンも存続を希望する店舗もありますので、ご教示願います。 [回答] この答えは、結論から申し上げると「ない」としか言いようがないですね。ぼく自身も、これまでお気に入りの店が潰れるという経験を何度もしてきましたが、コロナでそれが加速しています。防ぐ方法が分かっていれば実践したいところなのですが、はっきり言って手の打ちようがないのです。 例えば、原宿駅の近くに「王(ワン)ちゃん」という中華屋があって、安い割にメニューが豊富で、しかも美味しく、定期的に通っていたのですが、コロナ禍であえなく潰れてしまいました。 ま...

    2日前

    • 0 コメント
  • 生きるとは何か?:その1(1,656字)

    生きるとは何か? その答えはいくつもあるだろうが、まず筆頭に挙げたいのは、「当たり前ではない」ということだ。きわめて「希(まれ)」である。一種の奇跡と言っていい。 しかしながら、それは確率論的に奇跡という訳ではない。人間にとって、生きるということは必ずしも選択的なものではない。ある種の運命的なもので、避けられない。我々は、既に気づいたときには生きている。だから、それは誰にとっても所与のものであり、前提となっている。 それゆえ、生きるとは「当たり前」でもある。我々は、気づいたときには生きているが、そもそも生きていないと気づけないので、生きているのは当たり前と思う傾向が強い。 それでも、生きている人にとっては誰にとっても未来の話ではあるが、死ぬという運命が待っている。そうなる可能性が、避けようがなく高い。 そういう中で考えると、「生きるとは当たり前ではない」という価値観には、比較的容易に到達することができるだろう。つまり、我々が生きていることは「当たり前」であると同時に「当たり前ではない」。そういう、二つの矛盾する要件が並立している。どちらもが正しいのだ。 そんな避けること...

    3日前

    • 3 コメント
  • 好きなことを見つける方法:その16(1,837字)

    そもそも、なぜ「好きなこと」を見つける必要があるのか? それは、これからの社会は競争が激化するので、「自分の好きなことで勝負する」というアドバンテージがないと、なかなか勝てないからだ。「苦手な分野で勝負しても勝てる」という牧歌的な時代は終わった。平成までは、単に競争が得意なだけで生きていけたけれども、令和以降は、競争に秀でているのに加え、得意な「分野」で勝負するという優位性も必要不可欠になった。 それに、好きなことで生きていけたら、本人にとってもこの上ない幸せだろう。だから、これは一石二鳥で、目指さない手はないのである。 しかしながら、世の中には幼い頃に抑圧を受け、「好きなことが見つけられない」という人も多い。そういう人は、大人になってから放浪(旅)をして好きなことを見つけようとしているけれど、えてしてなかなか見つからなかったりする。 ぼくは、好きなことを見つけようとするのなら、旅をするよりもむしろじっとして、昔を思い出す方が近道だと思う。じっとして目をつむり、子供時代のことを思い出す。そうして、子供時代に何が好きだったかを思い出すのだ。 ぼくが実際にそういうふうにして思...

    4日前

    • 4 コメント
  • それでも仕事ができる理由(1,831字)

    ぼくは今53歳だが、まだ小さい子供がいる。その子供を見て思うのは、人生において最も重要なのは「積み重ね」ではないか――ということだ。積み重ねは力になる。実際、大きな仕事を成し遂げる人は積み重ねる力が卓越していると思う。 ぼくがモデルにするのは、ジョブズやイーロン・マスクやイチローの生き方だ。彼らは毎年毎年新しい何かにチェレンジしているのだが、そこで必ず過去に積み上げてきたものを活かしている。全く新しいことを始めるのではなく、これまで積み上げてきた土台を使いながら、上手に新しいことにチェレンジしている。 この積み重ねというのは人生においては極めて有利に働くので、使わない手はないと思う。 いわゆる「キャリアパス」という言葉があるが、多くの人はこの言葉の本質的な意味を理解していないのではないだろうか。名のある肩書きを積み重ねてより有利な会社に就職することをキャリアパスと捉える人がいるが、そうではない。あるいはコネクションを広げていくことがキャリアパスと考える人もいるが、これも違う。 キャリアパスとは、ひとえに能力の積み重ねのことだ。過去に積み重ねた能力を、今にどう活かすかということで...

    1週間前

    • 0 コメント

Twitter

生放送

スタッフからのお知らせ

2014/01/30 11:01

Q&Aのメールを募集中です。

このブロマガでは、毎週水曜日にみなさまからの質問にお答えするQ&Aのコーナーを設けています。
そのコーナーへの質問を、随時受け付けていますので、ぜひメールでお送りください。
huckletv@gmail.com
チャンネル会員さんでなくても質問できます。みなさまからのお便り、お待ちしています!