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  • 現代において「ビジョン」はどう描けばいいのか?:その1(1,802字)

    2019-09-20 06:00
    108pt
    今年はアポロ11号が月面に着陸してから50年なので、それについて言及したインターネットの記事がときどき目につく。そうしたところでよくいわれるのが「なぜファミコン以下のコンピューターしかなかった時代にアポロは月へ行けたのか?」ということだ。そして多くの記事では、「それはマネジメントの勝利だった」と説いている。特に、リーダーだった故ケネディ大統領の「圧倒的なビジョン力」に依るところが大きかった――と。

    その彼のビジョンとは「人が月を歩く」というものだ。これに多くの人が賛同し、わくわくしたからこそ「アポロ計画」というプロジェクトは驚異的な発展を遂げ、遂にファミコン以下のコンピューターで人が月を歩くまでに至ったのだ。

    これと同じ文脈で、昭和の日本のマネジメントが語られるときもある。
    「日本の優れた昭和の経営者たち――松下幸之助、井深大、本田宗一郎などは、圧倒的なビジョン力を示し、それによってリーダー
  • 子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第19回(1,339字)

    2019-09-19 06:00
    108pt
    自分の遊びたいものが、周囲や大人の理解を得ないときがある。そういうときに、人はたいてい遊びを諦めたり、あるいは周囲や大人を無視してその遊びを無理やりやり通そうとしたりするが、そのどちらもしないように工夫するという考え方もある。相反する価値観のどちらか一つを選ぶのではなく、その両方の価値観を満たすやり方を作り出す。実は、その行為こそイノベーションなのである。

    イノベーションとは、つまるところ「発明」のことである。何かがうまくいかないとき、それがうまくいく方法を考え出すことこそイノベーションの本質だ。そのため、マーケティングが「知る」ということだったのに対応すると、イノベーションは「考える」ということができるだろう。

    ここでドラッカーの提唱したマネジメントをあらためて振り返りたい。
    ドラッカーは、マネジメントとはつまるところ二つのことをすることだと言った。その二つとは、「マーケティング」と「イ
  • [Q&A]台風被害における復興の遅れについてどう思いますか?(1,811字)

    2019-09-18 06:00
    108pt
    [質問]
    『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を観てきました。とても面白かったです。監督はこの映画を作るプロセスを相当楽しんだんだろうな思いました。ところでレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの初共演ですが、だいたい同い年のような設定で出ています。実際は10歳以上差があります。それだけブラッド・ピットが若く見え、広い役を演じられるからいいのでしょうが、ハックルさんは、この共演をどうみましたか? 教えてください。

    [回答]
    レオナルド・ディカプリオは、ブラッド・ピットと比べると演技がやはり少しわざとらしいですね。ですが、それは好感の持てるわざとらしさなので、ぼくは両方とも好きです。

    二人は、見ている分には年の差を感じさせませんでしたね。二人とも、我々同世代人にとっては超有名人なので、どうしても「年の差があったはず」という前提で見てしまいますが、二人のことを知らない後世の人が