これについて、思うことを述べたい。
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これについて、思うことを述べたい。
もっと子どもと会えない父親のことを考えてほしい(1,927字)
今週、心を痛めずにはいられないニュースがあった。
これについて、思うことを述べたい。
父親は、離婚した後の初めての面会の日に娘を殺した後自殺したそうだが、この事件について言いたいことがある。
この件、誤解している人も多い。というのは、「面会したことが殺害の原因になっている」と思っている人が多いのだ。
しかし実態は、その逆である。父親は、娘と会えない(面会時間があまりにも短い)ことに絶望して殺したのだ。
面会日というのは月1回である。普通は、だいたい3時間と決まっている。
そしてこのたった3時間の面会が決まるのさえ、家庭裁判所の調停など紆余曲折があって大変なのだ。
まず母親が会わせようとしないし、裁判所での気まずい話し合いの末に命令で仕方なく会わせるとなった後も、さんざん嫌みやを言われたり嫌がらせをされたりする。
そういう大変な苦労の末、会えるのがたったの3時間。そしてその3時間自体は楽しいかもしれないが、別れるときがまた地獄なのだ。「これからまた1ヶ月も会えない」と考えると、死んでしまいたいほどの絶望に襲われるのである。
これが「また明日会える」となったり「会いたいときにいつでも会える」となったりすると、そうした絶望はない。欧米は母親が子どもを独占することはないからこの手のトラブルは起きにくいのだが、日本はなぜか杓子定規に父親が子どもと会うことを制限するので、こうしたトラブルはけっして少なくない。
父親の絶望はもう一つある。それは「母親が自分の悪口を子どもに吹き込む」ということである。あるいは、それについて直接的、間接的に脅されることだ。
父親は、1ヶ月のうち会えるのがたった3時間。一方母親は、その3時間以外はいつでも自由に会える。だから、言葉は悪いが「洗脳」は簡単なのだ。子どもに父親の悪口をあることないこと吹き込むだけで、彼らはすぐに、そして簡単に父親のことが嫌いになる。
母親は、それを父親への武器にできる。具体的に言葉にしなくても、「変なことをしたらあなたの悪口を子どもに吹き込むからね」と雰囲気で脅すこともできる。
そうなると、父親にはもう手出ししようがない。あとは絶望しかない。子どもと会えないだけならまだしも、愛する子どもに嫌われたり、あるいは憎まれたりするということは、想像をはるかに凌駕した艱難辛苦なのだ。こうなると、もうそれへの対抗手段は「子どもを殺す以外ない」となってしまうのである。
日本の離婚した父親は、法律的には誰も助けてくれない。そして世間も助けてくれない。八方塞がりなのである。つまり絶望である。「追い詰められる」とはこのことだ。
「窮鼠猫を噛む」の諺通り、本当に追い詰められた人間には「攻撃」しか手段が残されていない。もはや話し合いの余地はないと、暴力に訴えるしかなくなるのだ。
皮肉なことに、彼らにとって一番の弱みは「子どもを愛している」ということだ。これが子どもを愛していなかったら、この手の苦しみは味わう必要がない。子どもを愛しているからこそ、かえって苦しみが募るのである。
また、結婚時に暴力を振るったり浮気をしたりといった明確な非のあった父親の場合は、まだ救いがある。なぜなら「自業自得」と自分を納得させられるからだ。
しかしそうした明確な非がない場合は最悪である。恨みと苛立ち、そして絶望が募っていく。「どうして自分はこんな目に遭わなければならないのか」と他者への攻撃心が際限なく増幅していくのだ。
そういう父親を、やはりどう考えても作るべきではない。それは本人のためにも、そして彼の子どもをはじめとする周囲のためにも、そうするべきではない。
そういう父親を作らないためには、法律も、世間の考えも変えていくべきだ。
具体的には、父親には一年365日、いつでも会える権利を確保すべきである。そしてたとえ離婚しても、父親を白眼視しないという世間の目を、もっと醸成していくことも必要だ。
ほとんどの夫婦の離婚は、夫婦双方に理由がある。あるいは、もし父親に重大な非があったとしても、子どもに暴力を振るった場合以外は、子どもと自由に会う権利を彼から奪うべきではない。
ぼくは、これで本当に苦しめられた。具体的には、二度の自殺未遂に追い込まれた。
ぼくは、もうぼくのような父親を作りたくない。また、この事件のような父親を作りたくない。
これを読んでくれた人たちには、ぜひこのことを考えてほしい。これを読んで反論を抱く方ももちろんいるだろうが、そうしたことは予想しつつも、多くの人に「離婚した父親の実際の状況や気持ち」を知っていただくことはだいじだと考え、議論のきっかけにしてほしくこの記事を書きました。
コメント
コメントを書く何?それが娘を殺す事に対する言い訳になると思ってんの?
そんなクズだから離婚させられて親権も取られるんだろが。
娘のこれから先の長い人生の幸せよりも目先のテメーの寂しさ優先させるとか。
親父の資格なんか欠片もねえわボケ。
そんな奴に3時間も娘を合わせてやった挙句に娘を殺された母親の無念がテメーにわかるの?
それでもお前は殺人鬼の肩を持つの?
子供に合えない親の寂しさを訴えるのは良い。
が、それを娘殺す言い訳に使った時点でこの記事はゴミ。
以上。
>>11
>大変興味深い見解でした。ありがとうございます
なるほど。こういう返し方もあったか。
でもたぶん劇場型の人にはそのまんま伝わると思うけど。
この事件や考え方を 「理解出来ん」とか「子供が可哀想」といった視点で見るべきじゃないでしょ
問題点はそういう父親が多いから同じ悲劇を繰り返さないためにどうすれば良いのか?って話
実際に離婚して子供と接見出来ないのは
父親母親関わらず人間を狂わせるってことよ
あわせなかった理由なんて記事に書いてあるやん
クッソみたいな豆腐メンタルで人をてにかけるようなやつを
4歳の子供に引き合わせるバカがいるのかよ
最初っから自制心も欠片もない人間は血縁があろうがなかろうが関わりたくない
法律が面会を許していることのほうが問題だろ
>>44
子供と会えないだけでその子供を殺す、なんて心境になる父親が多いなら尚更離婚したら父親に面会させない方が安全なんですがそれは。
実際この問題の根本を考えた時、父親サイドの思いを考えないといずれ同じようなことは起こると思います。
擁護するとかしないとかそういうことではなく。
私は夫からのDVで離婚しました
子供は面会させる予定です
悪口を吹き込むこともしていません
ただ私自身は会いたくないのと子供の安全もあるので第三者機関を使います
例えばそこまで配慮しても被害者意識をもたれて子供を殺されたらたまったものじゃないです
司法超後進国のこの国で毎年どれだけの父親が子供から無理やり引き離されてると思ってんだ!
本当に子供を愛しているからこそ失った時に絶望するんだろうが!
本当に人を愛したことがない連中が好き勝手言ってんじゃねえぞ!
そんな事も分からん想像力も持たないくそ女が子供育ててマトモな子供が育つわけがない
離婚の際はまず五分五分の立場から子供を育てる環境を父親にするか母親にするか決めるべき
散々お隣の国を批判しときながらそのお国より遥かに劣る家庭裁判をやってて恥ずかしいととも思えないクズはコメントすんな
>>42
お前もクズだと思うがな
幼い子は天使のようにかわいいし純粋な存在だと心から思う。
だからこの父親が選択してしまった行為は決して許してよいとではないでしょう。
母親の苦しみは想像を絶するものでしょう。
勝手な想像ですが、きっとこの子は母親に父親を恨んでほしいとは思ってはいないんじゃないかな。
そして父親にたいしてもそうなんじゃないかな。
この子はもっと生きたかったのもあるけれど、きっととても優しい子で父親を一人にさせないように一緒に天国にいってあげたんじゃないかな。
どうか次は幸せで長生きな人生をおくれます様に。
世界から過剰な苦しみが消えます様に。
変な人の変な戯言です。