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[質問]
ネーミングについての良書をいくつか教えてほしいです。
また、岩崎さんは、名前から思いついてその後に企画やコンテンツの中身を作ったことはありますか?
[回答]
ネーミングについての良書――というか専門的な本は、そういえば読んだことがないですね。ヨーロッパの地名の由来、みたいな本を流し読んだくらいです。
ただ、名前についての感性を磨くなら、ぼくは断然『百年の孤独』をおすすめします。なぜかというと、この小説では名前と、それの持つ「祝い」と「呪い」がきわめて重要なテーマとして描かれているからです。特に、名前の持つ反復性、可変性、連続性などが小説の筋とも大きく関係してきます。
それから、実はぼく自身は以前に挫折したまま読めていないのですが、ウンベルト・エーコの『薔薇の名前』もいいと思います。ぼくもこれを機会にもう一度挑戦してみようかと思います。
さらに、東京の坂
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