ハックルベリーに会いに行く
アーティストとして生きるには:その17(1,613字)
絵画というのは、ほぼ「アート」である。特に男性の描く絵はアートだ。
なぜかとうと、若い頃に絵を描いていてもモテないからだ。それで画家は、たいてい「モテたい」という気持ちを高じさせる。それが絵に独特の芸術性を与え、アートになるのだ。
音楽の場合は、少し違う。若い頃に音楽をしていると、多くの場合でモテる。モテた人は、アーティストにはなれない。だから、音楽はアートよりも耐用年数が短い消耗品が多い。いわゆる「流行り歌」が多くなる。若い頃にモテていた男性は、アート作品が作れないのだ。
しかし中には、音楽をしていてもモテない男性がいる。そういう人は、ある意味絵を描く人以上にモテたいという気持ちを高じさせる。
なぜかというと、絵を描く人は周囲の人もモテないため、「こんなものか」と諦めがつきやすい。しかし音楽をしている人は、周囲の男性がモテているため、「なんでおれだけ」と鬱屈を高じさせやすいからだ。おかげ
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