この連載は今回が最終回となる。

この連載は、そもそも「能力のない人がこれからの競争社会(超能力主義社会)、人口減少社会でいきていくにはどうすればいいか?」という問題意識からスタートした。そして、その答えとして「本質的に生きる」というキーワードが浮かんだ。具体的な内容が思い浮かぶ前に、まずキーワードが浮かんだのだ。

そこから「では、『本質的な生き方』とは何か?」ということを深掘りしていった。その具体的な内容を知ろうとした。そうして一年かけてこれを書いてきた。

そこで出た比較的シンプルな回答は、「考えないで生きる」ということである。直感的に生きるということだ。そして、直感的に生きることのシンプルな見本として、『老人と海』の主人公である老人がいると思った。

この小説は、ぜひみなさんにも読んでほしい。詳しい内容は読んでいただきたいのだが、重要なのは主人公が考えないで生きているということであ