ハックルベリーに会いに行く
奇襲成功直後のラジオ演説で、東條英機が語った言葉をここに書き写してみたい。
「今、宣戦の大詔を拝しまして恐懼感激に耐へず、私、不肖なりと雖も一身を捧げて決死報国唯々皇国を案んじ奉らんとの念願のみであります」
「凡そ勝利の要訣は、必勝の信念を堅持することであります。建国二千六百年、我等は未だ嘗て戦ひに敗れたるを知りません」
「帝国の隆替、東亜の興廃、正に此の一戦に在り。一億国民が一切を挙げて、国に報い国に殉ずるの時は今であります。八紘を一宇と為す皇謨の下に此の儘忠報国の大精神ある限り、英米と雖も何等惧るるに足らないのであります」
「我等は光輝ある祖国の歴史を断じて汚さざると共に、更に栄えある帝国の明日を建設せむことを固く誓ふ」
これらの言葉から分かることがいくつかある。一つは、東條が明治以来の日本が積み上げてきた伝統の「亡霊」に押し潰されそうになっていたこと。1941年の時点で、明治維新
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