ハックルベリーに会いに行く
写真家の荒木経惟に『都市の幸福』という写真集がある。タイトルに「都市」とつけられているが、多摩ニュータウンをはじめとした「郊外の団地(ニュータウン)」をテーマとした作品である。そこに住まう人、行き交う人の幸福な様子を写している。
この写真集は1993年に出版された。ぼくは当時すでに大学の建築科を卒業して2年が経過していたが、その写真集の建築的な解釈には強い興味と共感を抱いた。その発想と視点とに興奮し、すぐさま買い求めると何度となく読み返したことを覚えている。
それは学生時代にぼくが探し求めていた発想と視点だった。ぼくが学生だったときはちょうどバブル最盛期だったので、東京には有楽町の東京フォーラムや丹下健三の都庁舎をはじめさまざまな世界的建築が建てられていた。当時ドイツから来た留学生が、「東京はまるで新しい建築の見本市みたいだ」
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去年、国際フォーラムの矯正展というのに行きました。
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