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競争考:その6「競争することの真価」(2,208字)
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競争考:その6「競争することの真価」(2,208字)

2014-05-27 06:00
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コンビニの主力商品の一つに「弁当」がある。
この弁当、大量に売れるのだが、一方でたくさん売れ残りもする。
売れ残った分は、毎日廃棄されている。それは、資源のムダであるのはもちろん、経済効率も良くない。

そこでコンビニでは、これまでの売上げデータなどを参考にしつつ、売れる分だけしか弁当を店頭に置かないようにした。
売れ行きというのは、それまでのデータでだいたい予測できる。天気や曜日といった条件も加味すると、ほぼ正確に推測できるようになった。
そこでコンビニでは、そのデータに基づいて、弁当を売れる分だけしか棚に置かないようにした。そうして、ムダを極力減らそうとしたのだ。

ところが、そこで予想外のことが起こった。弁当の数を減らしたら、売上げが下がったのだ。それに伴い、利益も大きく下がった。ぴたりと当たる予想に基づいて店頭に並べているはずなのに、それがちっとも当たらない。毎回、売れ行きは予測を大きく下回った。
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競争考、いつも楽しみに読んでいます。
まさにゆとり世代の私、甘ちゃんで競争を避けがちな人間ですが、現実社会と向き合い、戦っていかなければならないなと、朝からやる気を出させてもらってます。

No.1 127ヶ月前
userPhoto 岩崎夏海(著者)

>>1
ありがとうございます!
なかなか大きなテーマなんで、焦点を合わせるのに苦労していますが、これから徐々に絞り込まれていくかと思います。

No.2 127ヶ月前
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