ハックルベリーに会いに行く
「言論の自由」が迎えた本当の危機(1,914字)
作家の百田尚樹さんが、自民党国会議員の勉強会で「沖縄の二つの新聞は潰れるべき」と発言した。これを受けて、ネットでは「言論弾圧だ」「『言論の自由』を毀損する行為だ」と声高に叫ぶ人たちが大勢いて、いわゆる炎上騒ぎになった。
それに対して百田尚樹さんは、Twitterで「もし今回の発言で、私が謝罪させられたり、社会的に葬られたりしたら、今後、内輪の席であっても、誰も「○○新聞はつぶれろ」と言えなくなるなあ。密告や盗み聞きで、その発言が新聞社に知られると、大変なことになる。新聞社の悪口を言えば、社会的に抹殺される時代がくるかも」と反論した。
今日は、この件について、ぼくの思うところを書いてみたい。
まず、そもそもぼくは、「言論の自由」というものを、とても怪しいものだと思っている。もっというと、もう古い考え方で、これからの社会では通用しなくなると予想している。
なぜかといえば、多くの日本人は、すでに
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コメント
コメントを書く素晴らしい記事ですね。
今まで言論の自由や表現の自由に感じていたモヤモヤ感を、明確に言語化してもらったように感じました。