ハックルベリーに会いに行く
第二次大戦が日本に与えた影響は大きかった。というより、終戦(敗戦ではなく戦争が終わったこと)が日本に与えた影響には本当に大きなものがあった。この一事によって、日本という国の雰囲気はガラリと変わったのだ。
どう変わったかというと、一瞬にして奇妙な明るさに包まれたのである。
ここで「奇妙」としたのは、それが手放しの明るさではなかったからだ。そこには、敗戦によるショックや、これからどうなるか分からないという不安もあった。しかし、そうしたネガティブ要素をはるかにしのぐ大きさで、「戦争が終わった」ことの開放感に人々は歓喜した。
人々が喜びに包まれたのは、もちろんそれ以前の戦争が本当につらかったからだ。おかげで、終戦直前の日本は厭戦気分ではち切れそうになっていた。
しかし、当時の日本は今と比べるとはるかに同調圧力が強く、そうした厭戦気分をほとんどの人が表明できなかった。それどころか、ほとんどの人が厭戦
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
新着記事
- どう「住む」か?:その30(1,751字) 16時間前
- [Q&A]「破壊」にはどのような価値があるでしょうか?(2,110字) 1日前
- 建築の学び方:その9(1,817字) 2日前
- 2026年の欲望(1,310字) 3日前
- 2025年を総括する(1,821字) 2週間前