• 『夏の面影』の演奏してみた動画について

    2018-11-17 21:36

    もう先々月になります、久しぶりに投稿しました
    縦型バンスリの演奏動画について書いてみました。



    録音が完成したのは今年ですが、どうも練習をし始めたのは、
    移調したオケファイルの日付からすると2014年の梅雨の頃だったようです。

    原曲をよく聞き、よく練習し、しかし納得の行く録音には至らずに数年が経過していたのが、
    ようやくのことで自分としては満足の行く形で動画にすることができました。



    使用した楽器は縦型バンスリという竹笛で、
    これについては以前、この曲を作られた一譲計さんの
    他の曲を演奏させていただいた際のブロマガに解説があります。

    『送り火の蛍』の演奏してみた動画について http://ch.nicovideo.jp/huuchi/blomaga/ar661446

    この竹の縦笛で和の雰囲気、曲の雰囲気に合う音色が出せていれば良いのですが、
    いかがでしたでしょうか。



    この曲は本当に美しくて鮮やかで、寂しげでありながら光も感じさせる、
    深みのある素敵な曲だと思っています。

    今回に合わせて、作曲者の一譲さんにはオケの移調&作り直しと
    ミックスも行っていただいていまして、感謝してもしきれません。

    原曲のイメージから、水っぽい雰囲気を加えたくウドゥドラムを叩きまして、
    それも含めて快く、とても良い塩梅に仕上げてくださいました。
    本当にありがとうございました。



    動画の冒頭に少し音を入れました明珍火箸(風鈴)については、
    夏の残り香的なイメージを少し強化できればと思い、使ってみたものです。
    これについてはこちらのツイートをご参照いただければと思います。
    https://twitter.com/huuchi/status/1061209834119262208
    https://twitter.com/huuchi/status/1056910874965762049


    最後に、縦型バンスリとウドゥドラムのみの音源を
    MQubeへアップしておりますので、よかったら聞いてみてください。
    https://mqube.net/play/20181117181557

    元から楽器のみの音源を出す予定はあったのですが、
    楽器の音について何人かの方から問い合わせ的なものをいただきまして、
    それならこれを聞いていただけたらということで公開しました。



    ここまで読んでくださった方、演奏動画を聞いてくださった方、ありがとうございました。
    もしよろしければ動画やツイッター、このブロマガのコメント欄で、
    感想などいただければ嬉しいです。


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  • 「自由自在に歌う」ためのヒント[テキストと画像]

    2018-01-24 21:19
    先日ツイッターに“「自由自在に歌う」ための上達のヒント”をまとめたマンダラートの画像を投稿したところ、ボイストレーナーや声楽・合唱の指導者、プロの歌手を含め、幅広い方から反応をいただきました。

    元ツイート:

    そこで今回のこの記事では、元画像は細かい文字が見にくいことと、視覚障害などでテキスト読み上げソフトやアプリを使っている方には画像の状態では利用に不向きであったことから、内容をテキストに起こしてみました。

    また、画像を利用したい方向けに、多少ですが画質の良い画像を置いておきますので、個人的且つ非営利な利用に限り、ダウンロードして使っていただければと思います。
    転載をする場合は出典(元ツイート、又はこの記事)の表示をお願いします。



    歌を歌っている方なら、独学〜指導を受けている人、初心者〜熟練者までどなたでも、気になる項目だけでもご自身の歌や声をチェックしてみると、なにかしらプラスになるものがあるのではないかと思います。



    (以下、テキスト起こし)
    「自由自在に歌う」ための8大項目
    1.呼吸、姿勢、体(右下、カラーは
    1. 体性感覚
    2. 自由に静動できる体
    3. 発声器官と全身の柔軟性
    4. 頭・脊椎・胸郭・骨盤・四肢
    5. 身体各部の連携
    6. 吸気と呼気の調節
    7. 胸腔・横隔膜・腹腔
    8. 声門の操作性
    2.発声、声帯(右、カラーはピンク
    1. 聴覚・体性感覚
    2. 喉頭原音
    3. 音域ごとの声帯の動作様式
    4. 声区、声区分離、声区融合
    5. 呼気と声帯の連携
    6. 息の量とタイミング
    7. 声道・共鳴腔の形状
    8. 声帯の張り、長さ、厚み、閉じ方
    3.共鳴、構音、響き、声音(右上、カラーは
    1. 響きの弁別
    2. 母音、子音
    3. 口腔、鼻腔、咽頭、喉頭
    4. 口、唇、歯、舌、顎、軟口蓋
    5. 発声と各構音器官の連携
    6. 音韻と音声
    7. 倍音とフォルマント
    8. 声帯の張り、長さ、厚み、閉じ方
    4.音高・ピッチ、声量(上、カラーは
    1. 相対音感、音量感覚
    2. 裏声、地声
    3. 音域ごとの声帯の動作様式
    4. 声域の伸長
    5. 発声と共鳴の連携
    6. 通る声・聞こえやすい声
    7. 声道・共鳴腔の形状
    8. 声帯と呼気の調節
    5.リズム、滑舌(左上、カラーはオレンジ
    1. リズム感
    2. 子音と母音のタイミング
    3. 起声
    4. イントネーション、アクセント
    5. 発声と構音の連携
    6. ブレス、声の保持
    7. 構音の敏捷性と安定性
    8. 発声の敏捷性と安定性
    6.曲の解釈(下、カラーは水色
    1. 考察、理解、納得
    2. 感情・思考
    3. 一つ一つのフレーズ、音、言葉
    4. 曲のテーマ、世界観、物語
    5. 個々の要素の関係性
    6. 場面・環境
    7. 音楽と歌詞の構造
    8. 旋律、声部、和声
    7.表現・歌い方(左下、カラーはブルーグリーン
    1. 音楽性
    2. フレージング、アーティキュレーション
    3. デュナーミク、アゴーギク
    4. 作品への信頼と誠意
    5. 歌唱技術の用い方
    6. ビブラート等各種装飾的歌唱法
    7. 音楽と言葉の連携
    8. 声音の選択、安定、変化
    8.マインド、ケア(左、カラーは黄緑
    1. 正確な現状把握
    2. 美点を伸ばし欠点を補う
    3. 発声器官の良コンディション維持
    4. 聴衆への信頼と誠意
    5. あらゆることを丁度良く
    6. 現時点での最良を目指す
    7. 目的別の訓練や学習
    8. 情報の取得と考察→計画→実行のサイクル

    ※無色の小項目の順番は特に理由はありません(右上から時計回り)。
    ※無色の小項目からも、さらにそれを行うための8項目が展開できますが、ここでは割愛しています。



    質問を受け付けていますので、分からないところがあれば、コメントかツイッター(@huuchi)で気軽にご連絡ください。

    また、このマンダラートに書いたような解剖生理学や音声学などを元にした、生徒さんの個性を伸ばすボイトレのオンラインレッスンを行っています。
    興味の湧いた方は、コメントかツイッターでお問い合わせ下さい。

    一人でも多くの方が「歌いたい歌が思い通りに歌える」ために、お役に立てれば幸いです。

  • 『MuNiCa -始まりと終わり-』の演奏動画についてと楽譜

    2015-12-07 00:10
    10日ほど前に投稿しました演奏動画について書いてみました。
    オカリナ譜をお求めの方はページ下部までスクロールして下さい。



    オカリナと演奏について
    今回はSTLのソプラノのシングルC管を使用しました。
    これまでもソプラノ音域で曲を吹く時にはよく使って来た、馴染みの楽器です。
    それでもまだ使いこなせているとは言いがたいのですが、
    自分なりには納得の行く演奏ができたのは、
    この楽器のおかげだと思っています。
    演奏については、高く硬めの音色で、しかし旋律ラインは柔らかく、
    あまり特定の感情を出してしまわないように、
    オケを含めたMuNiCaの世界観の骨格の一つになれるようにと
    心がけて吹いてみました。

    また、今回は間奏と後奏、そしてサビ2、他で色々音を付け加えていますが、
    特にサビ2の対旋律(上ハモリ)については、サムネ画像のような、
    旅をする少女MuNiCaに付かず離れず、一時だけ路を一にする鳥、
    を思い浮かべて演奏してみました。
    主旋律を尊重しながら並び立ち、
    和声的に影響を及ぼしつつも自身も旋律としての存在感を示す、
    というハモリになるよう工夫してみたつもりです。
    (この旋律は、聞く人によっては、もっと他に選ぶ音があるだろうと
    思われるところもあるかもしれません。
    しかしこのオカリナの音域の中で音を選んだこと、また、
    最後は主旋律とオクターブユニゾンへ解決したい、
    という強い希望があったので、今回のこの対旋律については
    自分としてはベストのものだったと思っています。)

    MuNiCaの世界観を壊さずに演奏できていると良いのですが、
    いかがでしたでしょうか。
    もしよろしければ、ひとこと感想をお聞かせ下さい。


    インドの鈴付き踵鑢について
    今回はオケの鈴っぽい音に被せる形で、
    インドの鈴付き踵鑢↓を振り回して鳴らした音を入れています。



    これは楽器とは言い切れない生活の中の実用品で、
    インドで実際に使われていたものらしいです。
    鳥の足元の台座部分が鈴になっており(ヤスリは底面)、
    錆びた金属の玉が転がってぶつかる独特の音色が気に入っていて、
    以前も他の曲で使用したこともあるのですが、
    今回も入れてみたものです。

    この音を加えた理由は、細かいこだわりなのですが、
    曲全体の質感のバランスを取るためでした。
    元の主旋律は初音ミク歌唱なので、≒人声歌唱のさらさらしたテクスチャがあり、
    その声とオケとであの曲の世界観を作っていたと思います。
    しかし今回、それをオカリナの滑らかな音に置き換えるにあたって、
    曲を聞いた時に総体としてはテクスチャが減ってしまっていると感じました。
    そこで、それをスパイス的に加えるために、この錆びた鈴の音を加えた次第です。

    ほんの少しの音色の変化なのですが、
    原曲好きの方が気付いて下さったら嬉しいなーと期待していますw


    完成までのあれやこれや
    この曲はこれまでに取り組んだ曲の中で、
    練習のし始めから音源の完成まで最も時間がかかりました。

    普通は曲を覚えて練習し、仮録音し、それを聞いて必要であればまた練習し、
    そのあと本番録音、ミックス、動画制作、で完成という流れでやっています。
    しかし今回は、仮録音〜本番録音を3回繰り返し、
    演奏方法について試行錯誤を繰り返した末での完成になりました。
    練習を始めたのがいつだったのか、もう記憶も定かではないのですが、
    データを漁ってみましたら、どうやら2010年の11月にオケをDLし、
    そのあと時間が空きますが、2011年の11月にはハモリも含めて
    一度全てのパートを録っていたようでした。

    その後、また中断しながら録音と練習を重ねて
    今回ようやく納得の行く形になり、
    そしてそれを公開することができて、
    時間はかかりましたが非常に満足しています^^

    それから、MuNiCaをカバーすることは前々から公言していたのですが、
    それを作曲者のHAMOさんが覚えていて下さったこと、
    そして今回の完成動画を聞いて喜んで下さった(っぽい)ことは、
    とても嬉しい出来事でした。

    また、動画を視聴して下さった方々から、
    今回は特に心に深く響く言葉をいただけることが多く、
    それについてもとても嬉しく、感謝しております。
    ありがとうございました。


    オカリナ譜
    この曲を楽器で演奏したり歌ったりする方が一人でも増えればという願いを込めて、
    今回のオカリナのシングルC管での演奏を楽譜に起こしてみました。
    旋律をただ書き記した簡単なものですが、
    よかったら使っていただいて、演奏を楽しんで下さい。
    (楽譜の画像ファイルを掲載していますが、
    pdfファイルがご入用の場合はツイッター↓からご連絡下さい。)
    https://twitter.com/huuchi

    楽譜は見やすさを優先した書き方になっており、
    同じ理由から、音価については厳密な表記ではありません。

    原曲の主旋律やハモリについては、
    声部の高低の入れ替え及びごく一部の音変えを除いては、
    ほぼ原曲通りになっています。

    また、サビ2の対旋律(上ハモリ)や間奏と後奏については、
    楽器での演奏を想定した旋律になっているので、
    歌でこの旋律を歌う場合は、歌用にアレンジしていただいても良いと思います。

    もしこの楽譜を使って音源をネット投稿などされた場合は、
    お教え頂ければ大喜びで聞かせて頂きますので、ぜひご一報下さい。

    それでは、ここまでお読み頂きありがとうございました^^