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#01 NTRについて
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#01 NTRについて

2013-02-17 02:00


    エロアニメのコミュニティを持っているので、エロアニメを中心にNTRというジャンルについて考えてみたいと思います。


    1.NTR作品の構成

    NTRは言わずもがな、自分の女が間男に力ずくで「いいこと」をさせられる反社会的な作品であります。
    ただ、それだけでは妻と間男の強姦と不倫の作品になりますので(それだけでもNTRではありますが、それだけでは芸がないので)、寝取られる側を配置します。
    この三人がNTR作品の最小構成人数だと思います。あとは、どれを対象にして主人公を決めるかは自由です。主人公を無理に設定しようとしなくても必要な情報をユーザーに与えさえすれば成立します。
    寝取られる側として不条理を味わう悲劇の主人公としてもいいし、愛する人がいながら違う男に抱かれる背徳感と快楽の狭間で悶え苦しむ女でもいい。寝取る側を主人公にした場合は怨恨ということになるでしょうか。
    さらに、付き合っているわけではないけど、相思相愛なんだろうなと思わせるキャラ同士を引き裂くなんていう球種もあります。
    ともかく、NTRとは、寝とる側と寝取られる側とその対象がいて初めて成立する物語なのです。

    2.NTRの魅力

    自分が好きな女の子が違う男と寝ている姿を想像するのはなんとも言えない背徳な味がします。
    この場合、自分は寝取る側(首謀者)であり寝取られる側にも関わらず、好きな女の子が寝取られる側とその対象両方を背負うというお得な(?)シュチュエーションとなりますが、この話は関係ないし、よくわからないので飛ばします。
    個人的にNTRが好きな理由は、バッドエンドという不条理が味わえるからです。
    物語は甘いだけではなく、こういう苦さもある。それを体感できるのです。
    籠絡されていく女のブレ、寝取られる側が女の不貞に感づいても怯えて何も出来ず、ヘタレていく状況の歯がゆさ、邪道で攻めていく寝取る側など、皆、裏切り上等のアホクズバカマヌケヘタレなキャラクターの大売出しです。
    はっきり言って、見ていて非常に不愉快です。苦いのだから仕方ありません。苦さの余り、血が出て禿散らかるほど頭を掻きむしり、歯茎から血がドヴァドヴァでるほど噛み締る。それでも、見てしまうのは不条理というものが大変面白いからです。
    タブーという反社会的な行為を犯したい欲求があるから見てしまう。暴力的なゲームをするのと同じ理屈です。それは、社会で生きていく窮屈さをこういう作品で解消しようとしている無意識な働きではないかと思います。

    3.NTR作品

    さて、ここでやっと本題です。
    じゃ、どんな作品があるのよ!ということで、ここで比較的最近のエロアニメを紹介しようと思います。

    ・とらいあんぐるBLUE(上下巻)
    →NTRの要素が全て詰まっている名作です。シュチュエーションからラストまで貴方の頭を悩ませる要素が十分です。私は、いま見てもあの煮え切らない感覚に唇を噛み締めてしまいます。


    ・TRUE BLUE (上下巻&外伝)
    →体育教師が生徒を肉棒で無理やりたらしこむ作品です。力技でねじ伏せるワンサイドゲームは芸が無いので好きではないのですが、寝取られる側の野球部の男の子がかなり追い込まれます。そこまですることないだろうと思うくらいに男の尊厳を木っ端微塵にするので、涙無しには見られません。外伝ではスカッとしますが、それは見てのお楽しみです。


    ・秘湯めぐり(1巻のみ)
    →清楚な女子高生でかつ旅館の若女将が東京からきたDQNに処女を散らされる作品です。主人公は地味なのですが、この若女将、若いながらも非常に艶があり色っぽい。可愛い一面もあるのですが、行為を終えた後の大人の顔はいかんともしがたい情欲にかられてしまいます。NTRではあるのですが、徐々に陵辱へと方向を変えていきます。ただし!この作品はここで欠番となってしまいました。他メーカーではかくれ湯として違う物が出ていますが、あれは歯牙にもかけない作品ですので、手を出すのはオススメしません。


    ・山姫の実(1巻:M江・2巻:真砂絵)
    →母子家庭の母子の日常生活をぶち壊すえげつない話です。ちなみに母子は性的に繋がっておりません。
    幸薄そうですが優しい母が見知らぬ男たちの慰め者にされ、それを目にしてしまった息子のもののあわれと言ったらもう筆舌に尽くしがたいですね。母の裏切りと寝取られた怒りで精神のブレが半端じゃなりません。精神的なNTRとでもいいましょうか。


    ・山姫の実(3巻:きずな)
    →これまた同じく、母子家庭の母子の日常生活をぶち壊すえげつない話です。
    前話では、多人数を相手にしていましたが、今回は息子の友人に母を奪われるという恐るべきシュチュエーション。はっきり言って、気持ち悪い。殴り殺しても罪にならないんじゃないかと思ってしまう位生々しいです。


    ・Grope ~闇の中の小鳥たち~(上下巻)
    →地震によって学園が崩壊し男2人、女2人が生存した。脱出ルートを探すためにあれこれ探索する道中に起こる恋愛ドラマです。
    主人公がいて、幼馴染のヒロインがいて、主人公とヒロインの共通の友人が1人でNTRは成立するのですが、寝取る側の他に、主人公に恋焦がれる後輩(女)の存在がいます。話をかき乱すキャラとして動くのかと思ったら別段そのような動きはなく、この娘はいてもいなくても同じでしたね。
    この作品はNTRというよりも略奪愛という言葉がぴったりです。さらにキャッチフレーズが素晴らしい。
    「片隅に映る想いは肉体を疼かせる媚薬」
    女の演技の畜生ぐあいに胸がえぐられます。


    ・オトメドリ(下巻)
    →人に勧めるような作品とは到底思えないほどクオリティが低く、破綻しています。
    上巻はエロシーンで親父の顔が嫌というほど目について邪魔でしたし、エロシーンもいいとは言えません。下巻に至っては見るも無残という言葉の一言です。ただし、寝取られる側の主人公が大変いじめられており、極めつけは妹の関係です。ここのシーンが大変よかった。心にぐさぐさと突き刺さりました。
    流されゆく者に与えられた不条理がとてもよく表現されていた。ここだけでNTRの形式にぴっちりとはまり、締った。これは下巻の限られた部分のみですが、オススメです。

    3.まとめ

    NTR作品と言われているジャンルでは、実際に寝取られる側が表現されている作品というのは本当に少ないです。NTRを謳っているのに、その部分が全く欠落している作品が多い。他人と寝る女の不貞による背徳感や罪悪感を表現するだけでは、NTRとは言えないと思います。やはり、寝取られる側の心情も入れなければ深みがない。私はそう思います。
    ここでゴチャゴチャ言ったところでジャンルにおける私の個人的な主観でしかありませんので、最後に一言だけ。
    NTRの醍醐味は見ているユーザーの頭を血が出るまで掻きむしって悶絶させてトラウマを植え付けるような作品をNTRと言うべきであって、ただ、それとなくラブラブな美少女を他人の男根で言うことを聞かせような甘っちょろいもんじゃない!

    以上、お粗末様でした。

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