●関西大学の付属高校・関大一高で今春の入試において試験前にも関わらず事実上の合格内定が出されていたことがわかりました。

これはこの高校を第一志望とする受験生がいる中学の進路指導担当者と高校側が「受験相談」と称し面談し、内申点やその他の資料により合格を内定し、中学側に伝えていたというものです。

内定を得た受験生も一応入学試験は受けたが全員が合格しました。その結果、合格者枠が小さくなり、内定者より580点満点の本試験で79点も高い得点を取った受験生も不合格となったということです。

 

私立大学や私立高校では付属の高校や中学があり、付属中学からは優先的に上の学校に行けるシステムが昔からあります。

多くの人が当然と思うシステムですが、私はある意味で「裏口入学」に近いものがあるのではないかという気がします。

私の出身校(といっても中退ですが)の同志社大学でも付属の高校から上がってきた学生たちがいました。彼らは一般の入試をくぐりぬけて入ってきた学生よりもアホでした(一般入試の学生もたいしたことはありませんでしたが)。

聞くところによると、現在の同志社大学は付属高校から上がってきた学生の方が多いということです。まあ、少子化でどこの大学も学生を確保するのに大変だから、早いうちに囲っておけということでしょう。