閉じる
閉じる
×
●栃木県宇都宮市で7歳の男児が重い糖尿病を患っているのにもかかわらず、適切な治療を受けられずに死亡するという出来事がありました。いや、正確に言うと治療を止められてしまったのです。
これは60歳の自称祈祷師で会社役員の男が、男児が糖尿病のためにインスリン注射が不可欠だということを知りながら、自身に特別な能力があると男児の両親に信じ込ませ注射をさせずに呪文を唱えたり体を触るだけの行為を「治療」と称し行っていたものです。
当然のことながらそんなもので治るはずもなく、衰弱が進み遂には死に到りました。この男は「悪霊をはらう報酬」などとして、両親から200万円以上を受け取っていました。男児は病院で1型糖尿病と診断され現在の医学ではインスリン注射が将来にわたって必要になることから両親にしてみれば、まさに藁にもすがる思いだったのかもしれません。そんな気持ちに乗じて金を巻き上げ、挙句の果てに子供の命まで奪ってしまうとはとんでもない男です。
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
コメント
コメントを書く
>私はこうした怪しげな迷信を信じる環境を生みだすようなテレビ番組は嫌悪しています
私も同感です!最近は減ったように思いますが大食い関連の放送も食べ物を粗末にする・体に悪い事をなんで放送するのか疑問でした。視聴率のためになりふり構わない姿勢は見苦しいですね。
>大阪市は審査を厳格化するとともに、現在の支給状況も適正かどうか精査する必要があると思います
生活保護はお金ではなく食料・住むところなどを現物支給したらよいと思います。また、まじめで働いている人たちの税金で養われているという自覚を持ってほしいです。そういった考えが希薄な受給者が少なからずいるようですし毎日、感謝の作文を書いたらよいのではと思います。
マイナンバー制度で不正受給が減る事を願っています。