【回答編③】間違いだらけシーズン2&フィール編の補足をします
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【回答編③】間違いだらけシーズン2&フィール編の補足をします

2020-04-10 21:44
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今回は創作論の話とか結構鋭い質問など話が長くなりそうなものをチョイスしました。
 上級者コースですね…

改めて長い間ありがとうございました。
最終回にエンドロールが無かったのでもしかしたら…と思っていましたが、最後の最後に本編とフィール編が一緒になった話を見られて本当に幸せです。

改めて見たOP、イントロ部分の映像だけで「このラストが当時から決まってたんだな…」と思った瞬間、いい意味でぞっとしました。
伏線とその回収も、すっきりしたり、びっくりどっきりしたり、余計に心がざわついたりと、色々な感情を揺さぶられました。
1話ずつ好きなシーンに赤丸つけていきたいくらいです…
元ネタやセリフなど、細かすぎて初見で気付けなかったり。関連作品を見た後だと、あそこにもここにも散りばめられてあったと見直すたびに再発見するので、何度見ても飽きません。

フィール編は、あの短時間予告から使える情報なり設定を拾って再構築して、本編と同じようなレベルのストーリーを組み上げて動画にされていたんですよね…?
司馬教授に繋がって分かった邪神と世界の設定、プロフェッサー登場した辺りはすごく印象に残ってます。

動画だけでなく、フィール文学も大好きです。
遊星と遊作のバトルがめちゃくちゃ面白かったんですが、一番好きなのは遊星とコーン号が公園で会った女の子達との話です。キャラの根本、一番大事な芯の部分をきっちり守ってらっしゃることに愛を感じます。
どれだけ原作と役割が違っていても、そういう部分が守られているから、そんなにキャラ崩壊して見えないというか。

本編は勿論ですが、特にフィール編を見れば見るほど、バランス感覚が凄まじいシナリオを書かれているんだろうな…と、素人考えながら思っています。


質問いっぱいあったのですが、長くなったのでこれで失礼いたします。ありがとうございました!

 明らかに素人ではないですね。

 ぼくも「創作バリバリやってます!」って言って作ったものがアレだとハードルが高いので、なるべく天才っぽく見えるように自分を素人と言い張っています。しかし、いろんな作品を見て自分なりに分析したりたまに創作論の本を読んだりするので実はちょっとだけ勉強しています。
 頑張ってレベルの高い学校に進学して必死で勉強する落ちこぼれになるよりも、自分よりレベルが低いか相応の学校に進学して楽して優等生になりたいと考えるクズの発想です。

 それはぼくの話ですが、この人も謙虚にも素人考えと言いつつ物語のステージ上だけでなく舞台裏まで一歩踏み込んだ視点で観察しているので少なからずかじっている人間か、かなり目の肥えた読み手であることは間違いないでしょう。なぜニコ動にいるんだ…ドブ川に迷い込んだアザラシみたいな存在ですね。



・OPの伏線

 ラストを明確に意識したのは主要キャラの立ち絵が出るところでミストさんの立ち絵が霧になって消えるところです。もともとミストさんのイメージは霧と結びつけられているので誰も気にしないだろうし、ぼくが伏線って言えば伏線になるし言わなきゃならない程度のものですが…
 「宇宙的恐怖」の中に「宇宙的濃霧」がひとつ紛れ込んでいるのは単なる悪ふざけです。原作のミストさんが宇宙人であることからきています。シナリオ中のミストさんも最後には原作と同じ宇宙的濃霧になってしまうという意味では伏線と言えるかもしれないので、伏線だったことにしておいてください。一応OP作ったときには結末は決まってたしね…


・パロディが細かい

 これには実は一つ根本的な誤算があって、ぼくは当たり前ですがブロント語から伝説の害悪YPまでパロディの元ネタが全部わかるので、見ていてめちゃくちゃ面白いんですよ。しかし、見ている人が全ての元ネタを把握することは不可能なので、ぼくが感じている面白さの全てを伝えることができないんです。それに関してはコメントで皆さんが「〇〇ネタかwww」と解説してくれるので、ぼくとコメントが協力し合って完成させていると言えます。

 決戦の場面で「雷属性の左」と「親のダイヤの結婚指輪のネックレス」というブロント語の有名語録が流れるように出てきてしかも展開ときれいに一致しているのは自分でもよく思いついたと思っているのですが、元ネタを知らないとただの変な言い回しですからね。
 これがやりたいがために総士から託されるアイテムを指輪にしましたし、偽物で釣って本命でとどめを刺すという倒し方はスーパーナチュラルのリバイアサン編からパクりました。
 雷属性の左のルビがレフト・オブ・ライトニングなのは総士の原作であるファフナーの外伝タイトル「RIGHT of LEFT」とかかっています。
 このように様々な元ネタが複雑に絡み合った部分が時々あるのですが、こういうのを伝わると思って作ってはいけないなと思いました。パロディは伝わらなかったとしても面白いと感じさせるくらいがちょうどいいですね。


・フィール編のストーリー構築

 ご指摘の通り、序盤の嘘次回予告で適当に登場させたキャラクターや邪神のカード、フィールなどと言う設定などを拾いながら「邪神の呪いでカードアニメのように改変された世界を元に戻す」というあるとき思いついたストーリーのラインに乗っけていったような形です。

 見切り発車でスタートし、やりながらどうやって収集をつけるかを考えていった形ですね。本編がノベルゲームのような書き切り形式に近いとするなら、フィールは漫画の連載とかに近いかもしれないです。

 前述の通り本編がガチガチに固めたシナリオだったので窮屈で、息抜きを求めて雑に書き散らかせるコンテンツを作ったら思ったより熱中してしまったという感じです。

 なので司馬研究室の過去が明らかになる(後付けされる)黒咲編がばら撒きと拾い集めのターニングポイントです。最後にはコーン号とジャンが一度退場して全員でベクターと対決するということだけは早い段階で決まりましたが、途中で正邪編が付け足されてキャラが増えたりして、その間何度も頭の中で最終回を上映しながらより熱い展開に更新していきました。

 特にシュブ=ニグラスが復活して正邪が囚われ、ゾンビマスターと蒼血鬼が助けだして黒咲がオルフェゴール・クリマクスをする場面はかなり後に考えたもので、ここ一年から半年くらいの間に生まれた若い場面です。正邪編がとても気に入っていて、楽しい場面がたくさん書けたからそのお礼として最後にもうひとつ見せ場を出したような形です。

 ゾンビマスターと蒼血鬼が自力で具現化するところは運転中に思いついて、あまりにも熱すぎて一人で泣いてました。

 フィニッシャーがレベルスティーラーだったり、コーン号が効果を発動する手段が正邪の仕込んだツインヘッドイーグルだったりと言うのも最初は決まっていなかった部分です。遊星がフィール同調でコーン号のオーバーレイユニットになって射出されベクターに特攻する、というルール違反で無理矢理エクシーズ素材を調達するという案がしばらく支配的でしたが、採用した案のほうが正当な手続きで倒しているからすっきりするし、唯一ベクターに負けた正邪の株を一気に上げられるのでかなりいい閃きだったと思っています。




・公園で女の子を助ける話

 これはぼくも凄く好きな場面で、ただ遊星をネタキャラにしてふざけるのではなく、原作の遊星というキャラクターが大好きなんだということを示せたと思っています。

 その手の心温まる回には白翼の巫女との決闘など、昔から使い続けている相棒のカードにまつわるエピソードが多いですね。ぼくはトイストーリー的というか、物に人格を見出して愛着を持って大切にするという描写が好きなんでしょう。原作の秘宝デッキ回やチーム太陽戦での遊星の振る舞いが好きで、それが元になっています。

 これはかなりうぬぼれた考えなのですが、二次創作で原作キャラを動かすときには原作とは真逆のようにキャラ崩壊させながらも、なぜか原作のそのキャラクターなんだと認識できるようなキャラの核、あるいはイデア的な部分を感じさせられるといい仕上がりになると感じています。

 フィール編の遊星は現実のYPという害悪オタクのネタと不動遊星を融合させることで、OCGとアニメの両方の面白いところを共存させようというコンセプトのキャラです。
 YPのクズで頭がおかしい振る舞いを表層ではさせつつ、口で言うこと以上に実は熱い思いや優しさを秘めている男という遊星の魅力を消さないようにしました。

 すごいクズなんだけど友達としてはめちゃくちゃ面白いやつのイメージですね。
 自分が小学生だとして、悪ふざけやイタズラを教えてくれたり一緒になってバカなことをやってくれたりする近所の高校生の兄ちゃんみたいな感じです。大人からはろくでなし扱いされているけど、面白くて面倒見がいいから自分たち小学生は師匠と呼んで慕っているみたいな存在です。

 これはひとえに不動遊星と言うキャラクターの懐の深さがあったからここまで害悪YPという社会のゴミみたいな存在を混ぜても崩壊しなかったんだとはっきり言えます。原作からしてシュールな言動やネタキャラ的側面も持ち合わせるというすごいスペックのキャラクターですからね。




・シナリオのバランス感覚

 これはたぶん何らかの作品をみたときに「なんでこうならなかったの?」「このキャラの振る舞いは不快だよね」とか逆に「こうなってよかった」とか感じたりする自分の感覚が指標になっていて、その悪い部分を回避して良い部分を盛り込むことを条件に設定してキャラの描写や終着点を生成しているということだと思います。

 意図的に構成しているのではなく、自分が見たい展開やキャラクターを書いていると自然とそうなるという感じです。

 今までネタにしてきた不快系作品たちがぼくに与えてくれた力なのかもしれません。

 きっと創作をやる人はみんなそうやって自分が見たい書きたいという欲求に従って場面やキャラを書いていると思いますし、みんなが自然とこんなプロセスでやってると思います。

 それをこの人がバランス感覚と表現したことの本質は、おそらくぼくが持っている見たい場面やキャラの理想像が万人受けするような「大衆感覚」にかなり近いか一致しているということです。

 すごい表現力や技術を持っているけど自分が書きたい理想の場面がめちゃくちゃ陰惨で胸糞悪いとか、人間の悪辣さや気持ち悪さを精巧に描くという意味でキャラクター造形が上手いというタイプの作者が世の中にはいますよね。そういった人たちも求めるものがぼくのような大衆食堂タイプと違うだけで、書くモチベーションのもとやプロセスは同じだと思います。

 中には自分の理想とは違っても万人受けするものを良く分析して、狙いすましてウケるものを作るという真のバランス感覚を持ったラーメンハゲタイプの作者もいるでしょう。でもぼくは普通に舌がバカだから味の濃いラーメンを作ってるだけです。


 創作オタクは承認欲求の塊なので理想の創作が世の中のニーズと違うばかりに人気が出ないことはつらいですが、今どきはコンテンツを提供するシステムが発達してコアなファンに届きやすくなっていたり、人とは違うものを好む自分がかっこいいと思っているサブカルオタクがファッション感覚で異端的なコンテンツをもてはやしてツイッターで話題になったりするおかげで、マニアックな作品も昔より日の目を見られる時代になったと思います。



 完結お疲れ様です。長い間、本当に楽しませていただきました。
 感想を述べさせていただくと、シーズン1からそうなのですが、作者さんの好きなモノをてんこ盛りにして溢れている感じがとても心地良い作品でした。途中、やや蔭る時分がありましましたが、あなたの熱量に元気をもらったことは確かです。この、商業作品に求められる面白さとは少し異なる熱量に、私は弾きつけられました。特に、シーズン1の野武士クッキング、教団ビルでのジャギの登場、シーズン2での料理バトル、ニンジャスレイヤー飛影の登場、最終2話のミストさんの言いたい放題、フィール編の遊星vsジャンにおける神の宣告チェーン、遊作に対するスズメバチの天丼、クライマックスに入って以降の展開がそうです。
 上記とは別で個人的に胸を打たれたのが、シーズン1クライマックスで孔明の言っていた「人の性質を見るのです」と、フィール編最終話でジョニーが足るを知るに至っていた描写です。これはすっと降りてきたセリフ・展開だったのでしょうか?
 質問したいのは、すぐ上に書きました筆の乗り方と、エンディング後の虎斑署の様子、あと細かい部分ですがマクベス焔の行方と、飛影の正体(御神体の霊魂みたいなものが具現化していると解釈しています)の4点です。
 長い間楽しませていただきました。どうかお達者で。

 これも結構本質を突いていますね。

 商業作品ではできない面白さ…確かに言われてみればその通りです。版権ネタがその筆頭ですが、度を越したおふざけや悪乗りをそのまま本気で最後まで持って行っちゃうみたいな「本気でバカをやる」という感じの姿勢のことでしょうか。

 これはぼくの動画に限った話ではなく、ニコ動そのものの魅力だと思います。

 その最たる例が淫夢やレスリングなどの例のアレ界隈の動画ですね。あんなものは半匿名じゃなきゃできない度を越したおふざけです。
 ぼくが大いにリスペクトしたカブトボーグも販促するはずの玩具が販売をやめてしまって宙に浮いた結果、目的を失って台本書きのおもちゃとなったアニメです。そのちょっとずれた熱量と言う意味ではニコ動と同じタイプだと思います。


 虎斑署の様子とニンジャの正体については①の記事に書いた内容で補足しきれてると思うので割愛して、残りの質問に答えます。



・蟹座の黄金聖料理人アクベス焔について

 これも何件か質問が来ていて、みんな結構覚えてんなぁ…って思いました。

 あの時期はちょうどその場の思い付きで一話完結エピソードを作るのと、結末に向けてストーリーのラインを引いていくのの過渡期でした。そんな中でとりあえず面白そうだから出したけどその後の展開に上手く乗らなかったのでこぼれ落ちていったものたちのひとつという感じですね。

 遊戯王5D'sで言う所の氷室や雑賀のようなやんわりと退場した序盤のレギュラーキャラや、学園回でスターダストドラゴンを欲しがっていた謎の少年みたいな拾われなかった伏線みたいなものですね。

 遊星と全く同じチカラを持っていたり十二星座をモチーフにしていたりと、そっちに広がることもできるとっかかりみたいな設定はたくさん持っているのでそっちのルートもあり得たかもしれません。黒咲編の遊星、海馬、ジャック、黒咲はチームサティスファクションをモチーフにしていて、やっぱり男だけでバカなことやってるノリやYPネタをメインに持ってくる方がしっくり来たという感じです。

 相棒のジャック・シトラスも最終話になるころには印象的なキャラクターだった一航戦の仕事仲間と言う役割があったため、最後まで出番を与えられない形になってしまいました。

 その後どうなったかはそれぞれの想像に任せたいところですが、これに関しては想像に使う根拠が少なすぎますね。たぶんジャンのように各地を放浪して料理バトルで腕を磨いたり、テレビ番組や料理大会に出たりしていると思います。元は裏社会で活躍する闇の料理人でしたが、美食タレントであるジャックと絡んだ以上は表の世界に出たということですからね。
 そもそも飛鳥のライバルキャラなので天子たち竜宮島の料理人とも相まみえることはあると思います。

 ぼくに気力と時間と無限の財力があれば後日談でジョニーがインドからスカウトした伝説の料理人シヴァと日本の決闘料理人たちの戦いとかで出番があったかもしれません。

 あとは全く関係ないんですけど鉄鍋のジャンVSラーメンハゲはめちゃくちゃ書いてみたかったです。もっと早くラーメン発見伝を知っていれば…




・筆の乗り方について

 正直なところ、ぼくはかなり筆の乗りだけで生きているみたいなところがあります。

 シーズン1の孔明が言っていた人の能力ではなく性質を見て行動を読む的なセリフは完全にその場の乗りで書きました。シーズン2でこれに一番近いのは最終話でミストさんが自分を犠牲にしたときに言った小学生の頃魚を勝手に逃がした話です。

 どちらも「だいたいこんな感じのセリフをここに入れよう」みたいな見積もりすら取っていない、思い付きで盛ったセリフです。

 こういうのをキャラがひとりでに動き出すという人もいますが、ぼくは今のところそんなことはないと思っています。そうとしか思えない感覚はよくわかるんですけど、普通に考えてそんなわけないじゃないですか。

 一次創作にせよ二次創作にせよ、作者の中でそのキャラクターの人格が完全に組み上がって頭で考えなくてもその状況に一番適したセリフが自動的に出てくるような状態がこの筆の乗りの正体なのかもしれません。役者が役に入り込んでトランス状態になるのと同じなんですかね。

 とにかくこれはキャラの一人歩きなんて言うオカルトではなくて、きっと言語化可能なはずだと思っていますがなかなか誰にでもわかる解説はできません。

 ぼくは二次創作のように人が作ったものを模倣するのが得意なのと、それをやっている時間が単純に長いから人並みより少し上くらいにはこういうことができるのだと思います。人形遊びや即興の物語を二次創作とするなら5歳くらいの頃からやっていることになるので、逆にこのくらいできなきゃ何やってたんだよって感じですね。

 その5歳くらいの頃に、トイストーリーの男の子みたいにおもちゃの人形を総動員してその中でいいやつと悪いやつに分けて戦う即興劇を一人でよくやってたのですが、一通り終わった後に「お前はいつも悪役ばっかやらせてすまんな…」的なことをおもちゃに言っていたので無機物や架空の存在に人格を見出すのは早かったのかもしれません。友達いなかったからね。
 今も友達がいないから交友関係に割く頭のリソースを架空の世界に注げるということかもしれませんよ。力の代償は重いですね。


 ジョニー・ザ・サティスファクションのセリフもノリで書きましたが、あれは原作のジョニーのラストバトルの展開をそのまんま再現した中に配置していったアドリブセリフです。なのである程度言いたいことが決まっているから完全に筆が乗っただけとは言い難いですね。


 まとめると、ぼくは小さいころから友達がいなくて想像力が豊かだったからこういうことが結構得意になり、そんなに考えて書いているわけではないというわけですね。その代わりに大人になってもまともな協調性や社交性を得ることはできませんでした。

 ちなみに「あえて言わせてもらうぜ、『ジャンジャジャ~ン』とな!」とか「俺は物事を深く考えないからだーッ!!」みたいな短くて印象的なセリフはあらかじめ用意してそのセリフに向けて話を組んでいったセリフ、魚の話とか孔明の知略の話みたいな長いセリフはアドリブという傾向があります。




完結おめでとうございます。
ストーリー構成や演出など、引き込まれる内容で、楽しませていただきました。

お手数ですが、三点、質問をお願いいたします。

①part.13にて、ミストさんが油絵に対して既視感があるといっていましたが、この絵にはなにかしらの意味があったのでしょうか?サインもぐちゃぐちゃで読めない、とのことでしたが、誰がかいたものだったのでしょう?

②part.22の冒頭にて、キスメがデジャヴによるタイムパラドクスの話をしていました。このシーンは、フィール編の世界がニャルラトホテプによって何度も繰り返されていることによる綻びだったのかとおもっているのですが、最後の遊星達の写真に一緒に写っていたミストさんは、何故、ここにいたのでしょうか?色々と想像はしているのですが、もし、答えがあれば知りたいです。

③これは野暮かな、とは思うのですが、魔理沙達のセッションでサブキーパーのような立場になっていた遊星と、フィール編の遊星には、何かしらの関係性があったのでしょうか?

本当に、長い間お疲れ様でした。
皆が笑顔のエンディングがみれて、嬉しかったです。
ありがとうございました。

・油絵の伏線について

 これが一番ゲゲッ…って感じの痛い指摘です。

 正直に言います、拾えませんでした。これは深い事情もクソもない、単なるぼくの能力不足です。

 あの絵を描いたのはジョナサンの息子、ジョージ・フォッグフィールドです。ジョージは赤ん坊の時にル=コボルに憑依されて体を乗っ取られたので、絵を描いた時点でル=コボルでした。

 そしてジョージ(ル=コボル)は松岡家の娘と駆け落ちして竜宮島を離れ、現在の埼玉県アトリーム市がある関東の外れの山村に住み着いて夜霧野譲治を名乗るようになりました。

 つまりル=コボルは夜霧野譲治になった後も絵画を嗜んでいて、その絵が夜霧野家(ミストさんの実家)の蔵かどこかにも保管されていた…というわけです。

 ミストさんはそれを昔見たことがあって、竜宮島で見つけた絵画と不気味な画風やサインの形が似ていることに気付いた…というミストさんとフォッグフィールド家の繋がりを示す伏線だったのです。

 これちゃんと拾えてたらかっこよかったなぁ… もったいないことをしました。




・タイムパラドックス描写について

 ご指摘の通り、あれはベクター(ニャルラトホテプ)が世界を改変していろんなルートを試している時の、改変が起きるその瞬間です。あの時はキスメ、孔明、ジャギが絡んでこないルートを作っていたのですが、そのルートは何らかの理由で閉じられて採用されなかったのでしょう。逆に遊星サイドにミストさんが入っているのも、ミストさんが竜宮島に行かず遊星たちの呪いに巻き込まれていた場合のルートということです。

 結局あの改変で作ったルートは本編には何の関係もなく、ただ遊星たちの敵が世界を自在に改変している存在だということを示しただけの場面ですね。



・サブキーパー遊星とフィール編遊星の違い

 厳密には決めていないです。

 このあいだ回答したフィール編がセッションか否かの話のせいで紛らわしくなってしまいますが、サブキーパー遊星はゆっくり霊夢などと同じ「劇の世界」の住人で、フィール編の遊星は夜霧野ミストや木村ルークと同じ「劇中劇の世界」の住人だということです。サブキーパー遊星はフィール編の内容を認識することが可能ですが、フィール編の遊星はTRPGのセッションを手伝っている遊星を認識できません。可能か不可能かの話で、実際にそうと決まっているわけではないです。

 これを言うともっとややこしくなってしまいますが、劇の世界の住人はぼくの頭の中に再現されている原作のキャラクター本人で、劇中劇の世界の住人は多少改変された二次創作のキャラクター(しかもキャラクター本人が演じている)です。
 PLのルークやミストさんが原作についてメタ発言をしたりするのはぼくの頭の中という現実とほぼ同じ次元の世界に存在していて、自分が出演した作品を認識しているからです。

 さっきのおもちゃ遊びの話で言う所の人形そのものと、その日の劇で演じた役の関係です。しかもその人形がガンダムだったりトランスフォーマーだったりのフィギュアだからそもそも独立したキャラクターであるというわけです。













 いかがだったでしょうか。

 熱量多めのより深い質問に答えたのでかなり長くなってしまいましたね…

 でも結構踏み込んだ話ができてぼくも楽しかったです。

 創作やってる人の芸の幅を広げる参考になったりしたら嬉しいですね。
 ぼくもほかの人がどんな思考プロセスで創作をしているのかはめちゃくちゃ気になるので、需要はあるかもしれないと思って自分語りをしました。

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色々と解りみにあふれる。回答・補足・自分語りありがとうございます。
今までお疲れ様でした。オワ動から飛び立った先で、有意義で楽しい人生を送ってください。
楽しい時間をたくさん、ありがとうございました。
1ヶ月前
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最終話投稿確認してから1話から見直してようやく結末にたどり着けました
とてもニコニコだった…思い出の中に失せつつあったニコニコ動画が見れて嬉しかったです、ありがとう
好きな元作品の好きになれないところもこうならいいと思える形に昇華してくれる二次作品、好きです

質問というほどでもないのですが、ミストさんの持ち込んだ警棒にライトがついてる設定って実際喰屍鬼が出た辺り以降覚えていましたか?なんとなく使われなかったな…でも改めて言及するほどの装備でもないし懐中電灯旅館に豊富にあったみたいだしあるならそっち使う理論かな…と妙に気になっています
1ヶ月前
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