皆さんこんばんは。
今日はやりたいけどめんどくさいから思うだけで結局やらないことの話です。
・熱帯魚少し好き
あまり話したことがなかったですが、熱帯魚にハマっていた時期や飼育していた時期が何度かあります。
もともと小さい頃は川で捕まえた魚を飼うのが好きだったし、熱帯魚は見た目もきれいだし実際に遠い国の川や湖に生息しているというロマンもあるので結構好きです。
めちゃくちゃ詳しいとかガチな設備を整えていたというレベルではなく、適当な水槽で安くて飼育しやすいポピュラーな魚を適当に飼っていたくらいのにわかでした。
・熱帯魚のいいところ、飼いたい理由
生き物全般に言えることですが、熱帯魚は水槽の中で動き続けるので無限にぼーっと眺めていられます。
犬猫みたいに触れ合えないけどそれに比べたら世話は簡単だし、部屋に存在しているだけでなんとなく癒されるという感じです。
別に毎日1時間眺めるとか、名前を付けて可愛がるとかしなくてもただいるだけでいいんですよね。視界の隅にちらつくだけでも多少は気持ちが晴れやかになるというか。
そう考えると犬猫よりは観葉植物や置物に近いし、ペットでありインテリアであり…という感じなのかもしれません。
・ちなみに今は
熱帯魚は何年も飼っていませんが金魚とそのへんのドブで捕まえたドジョウを飼っています。
金魚は何匹かいたうちの生き残りなのですが、もう5年くらいは生きてます。
ホームセンターで30円くらいで売ってる普通の小さいやつで、競争相手をボーグバトルで全て抹殺した結果エサを独占してデカくなりました。
何匹かいたときはエサを奪い合ってて蟲毒と化してたのでもしかしたら複数飼いしないほうが平和に大きく育つのではという気がしました。
・それでも熱帯魚飼いたさがある
金魚じゃダメなのか?と思うこともあるのですが、熱帯魚のロマンは日本原産の魚では替えがきかないんですよね…
今の魚界隈はメダカブームでいろんな色のやつが出ていますが、いくら光ってたって所詮はフォルムがメダカという感じでぼくはあまりそそられません。
・めんどくさすぎる理由
まず置き場所がないです。そして一度置いてしまうと移動するのがめちゃくちゃ面倒なので軽い気持ちで模様替えや引っ越しとかもしづらくなります。
水換えもめんどくさいです。ある程度の大きさの水槽じゃないと金魚やメダカにはない熱帯魚の醍醐味は味わいにくいのですが、そうなると水の量も多くフィルターの掃除などもあって手入れが大変なんです。
部屋の中でバケツを持ち出して汚い水を捨てる作業をやることは作業内容以上にだるいと思います。金魚の水槽ですらだるいですからね…
この置き場所と管理というふたつが原点にして頂点という感じで、他の些末な良し悪しなんてどうでもよくなるくらいめんどくさいです。
そもそも疲れていて癒しが欲しいから熱帯魚を飼いたいのであって、これ以上疲れたくないのです。
となるとわざわざ休日を潰して水槽一式を揃えたり水作りをしたりする気力すらなく、思うだけで終わってしまうというわけです。
・やるとしたらこんな水槽にしたい
そんな極限のめんどくさがりでズボラなぼくが考えた最強の熱帯魚デッキを発表します。
それは60㎝水槽にネオンテトラだけ30匹くらい入れる構築です(調べたら60㎝だと50~60匹くらいまではいけるっぽい)
ネオンテトラというのは青と赤に光ってる小魚みたいなどこにでも売ってる熱帯魚で、ガンダムで言ったらジムみたいな存在です。
超初心者向けの安価で飼育しやすい魚なので水質管理などに神経質にならなくてもいいし、ぼくのような性格の人にはぴったりです。
そしてありきたりな魚ですがたくさん飼育して群泳させれば見応えが生まれるので安っぽくもならないはず。
ぼくはファンデッカスなので好きにやるとあの魚も入れたいこの魚も入れたいと相性が許す範囲でいろんな魚を飼おうとしてしまうのですが、たぶんそんなことをするくらいなら一種類だけ大量に入れたほうが見た目はきれいになると思います。
そんな感じで、飼育しやすさ・価格・見ためにおいてコスパ最強の熱帯魚デッキを考えてみました。
もしぼくが元気になって「魚飼うか!」って気持ちになったらこれでやってみようと思います。
元気じゃないうちに金魚が死んで「水槽空いたから新しいの足すか」って言ってまた1匹金魚を買って終わる可能性のほうが高そう。
・おまけ ちょっと熱帯魚談義
わからない人は何のことやらかもしれないですが、せっかくなのでもうちょっとだけ話します。
ネオンテトラ単色デッキ最強説を唱えていることからもわかるようにぼくはケチで怠惰な激浅にわか野郎なのですが、ジャンル的には小魚と水草の水槽が好きなタイプなのでしょう。
好きな魚はカラシン系で、本当はネオンテトラよりもブラックネオンのほうが好きです。シックでかっこいいしちょっと体がデカいのが好きポイントです。
単種で群泳となるとネオンテトラの赤青のほうが圧倒的に映えると思いますが、水草水槽で他の魚と混泳させるならブラックのほうが主張しすぎなくていいような気がします。
もしも無限の財力が合ったらネオンではなくカージナルテトラを飼います。カージナルテトラのジェネリック版がネオンテトラという認識です(種への冒涜)
10㎝~くらいの中型魚だとシルバーグラミーという全身銀色で鋭い形状をしている魚が好きです。
前に飼っていた時はめちゃくちゃ丈夫で長生きだったので謎の信頼感があります。複数で飼ってても戦争しなかったし小さい魚をいじめてる様子もなかったので人類よりも優れていると思います。
エンゼルフィッシュは見た目だけは好きですが、蛮族なので複数飼いはしたくないし単独飼育も味気ないし飼わなくてもいいかな…って感じです。
大型魚は流石に全ての面でハードルが高くて、いくら金があろうと飼いたいとはなかなか思えないですね…
アロワナは見る分にはかっこよくて好きですが…
生活の中に大型魚を飼うキャパシティがあるなら普通に犬か猫を飼えるんじゃね…?って思ってしまうんですよね。
強いて言うならオスカーという魚がアロワナほどでかくないし愛嬌あって可愛いので好きです。
たぶん飼ってる感覚としては今の金魚1匹で大きくなるのを楽しんでる感じに近そうなので飼ってみたくはあります。
でも大型魚って死んだときはどうしてるんでしょうね…?
田舎なら畑の隅や裏山に埋めれば済みますけど、都会のマンションとかで1メートル超の魚に死なれたら処理が大変そう。
・おわりに
というわけで今日は熱帯魚の話というぼくの知られざる一面でした(何をやらせてもめんどくさがりでケチなのは知られ過ぎた一面でしたが)
もしも熱帯魚に興味を持った人がいたらぜひ熱帯魚 初心者 とかで検索してみてください。
画像検索やYouTubeの動画を見るだけでもきれいで癒される水槽がたくさん見れますが、おすすめはホームセンターのペットコーナーや熱帯魚ショップに足を運んで実際に目の前で泳いでいるところを眺めることです。
やっぱり画面越しとは生きてる感が全く違います。
ショップも行って眺めてみるだけなら無料の水族館なので(しかも欲しければ買える)、飼育はちょっと…と言う人も気分転換くらいの気持ちで気軽に行ってみてください。
犬猫と違ってどうせ買ったって撫でたり遊んだりはできないので、ペットショップでガラス越しにただ眺めているだけだとフラストレーションが溜まるということもありません。
・追伸
この記事は1週間くらい前に書いてストックしておいた記事なのですが、昨日金魚とドジョウが謎の病気で急死してしまいました。
前日まで元気にエサを食べていたのですが次に見たときは死んでいて、見た目と死に方からして何かしらの病気のようでした。
今まで金魚や熱帯魚を飼ってきて魚の病気も幾度となく見てきたのですが、だいたい最初は元気がなくなったり小さなカビがついたりして放置すると悪化して死ぬという感じでした。
なので早期発見して薬を使ったり隔離したりと適切な処置をすれば治せることも多かったのですが、今回の一晩で発症して全滅するパターンは見たことがなかったです。
よほど強い病気だったのかぼくが初期症状を見落としてしまっていたのかは定かではないですが…
悲しいけど魚ってこんな感じで死ぬときは死んじゃうんですよね。
昔の同級生に生き物が死ぬのがつらいし責任が重すぎてどうしても嫌だから金魚すら飼いたくないという人がいたのですが、それに対してぼくや他の熱帯魚好きの知り合いは「いや必ず死ぬもんだし責任も何も…」という感じのドライな反応で、たぶんこれ小さい頃から生き物捕まえたりして遊んでた人と全くしなかった人の価値観だなぁ…と思った経験があります。
乱暴な飼い方をして死なせるのは良くないですけど、ちゃんと飼ったうえで死んでしまうことに対して必要以上に責任とか命の重さという話を持ち出すのは過剰すぎて不健康でもあるなと思います。
もちろん飼う飼わないや生き物の命の捉えかたは人それぞれで自由ですけどね。
そんなわけで今は金魚いるから熱帯魚は飼いたくても飼えねえなぁーって記事を書いてたら水槽が空になってしまいました。
病気が発生した水槽で生き残りもいないのですぐに埋葬して水槽も全部洗ってから干していますが、やはり飼いたいけどめんどくさいという感じで新しく魚を飼うことは当面考えていません。
乱暴な言い方ですが場所が空いてしまったので金魚でも熱帯魚でもそれ以外の何かでも好きに飼えると言えばそうなんですけど、やっぱめんどくさいんだよなぁ…