『王様達のヴァイキング』感想レビュー
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『王様達のヴァイキング』感想レビュー

2013-06-30 21:36
    王様達のヴァイキング 1 (ビッグコミックス)/さだやす
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    インターネットは、まるで海のようだ。
    無限に広がり、多くの人がそこで旅し、出逢い、生きていく。


    海を楽しむ人、故郷のように愛する人。そしてそこで、犯罪を犯す人―――。





    天才ハッカー是枝(これえだ)は、企業や国のホームページへの侵入、改竄を繰り返していた。
    人とのコミュニケーションが苦手。勉強も苦手で高校中退。持っているのは、大切に使ってきたPCと、天才的なハッキング技術だけ。


    彼は、自分の空虚な人生を埋めるためだけにハッキングを繰り返してきた。
    誰にも認められない、誰にも褒められない自分を、ネットの海でだけは馬鹿にさせない。


    ネットの海で破壊行為を続けてきた彼の前に、人生の転機は、あまりにも突然に現れる。
    それはもう一人の天才との出逢い。青年投資家として名を馳せる、金儲けの天才、坂井(さかい)。





    広がり続けるネットの海を舞台に、圧倒的才能と財力を持ち支配地を拡大せんと目論む王。
    そして、目的もなく破壊の限りを尽くしてきた海賊。


    海賊は王に認められ、ある言葉を贈られる。





    「俺は世界征服がしたい。お前のその 10本の指で」





    海賊は自分を認めた王への忠誠を誓う。王は自分が認めた海賊の庇護を約束する。
    広大な、果ての見えない海の上で。王は海賊船の上に乗り、世界征服へと旅立っていく。





    この物語は、現代に蘇る海賊の冒険譚。
    ネットの海を渡る、王様たちのヴァイキング。


    ゴールは見えない。先は遠く、選択肢も舞台も無限大だ。
    「今」だからこそできる、果て無い航海の物語。
    ネットで描き出す、新・大海賊時代の幕が上がる―――。

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