映画『思春期ごっこ』のスピンオフムービー『水色の楽園』(バップ)のDVDが発売され、出演者の未来穂香と青山美郷が発売記念イベントに出席した。
2014年8月16日(土)タワーレコード秋葉原店
女子校に通う中学3年生で親友同士の鷹音(未来穂香)と三佳(青山美郷)。鷹音は絵の才能を認められ、小説家を夢見る三佳はその絵のモデルを務めている。お気に入りの小説『思春期ごっこ』を読みふける三佳を見つめる鷹音。二人は高校進学で離ればなれになる前に静かで濃厚な時間を過ごしていた。そんな二人の前に、三佳が読むふける『思春期ごっこ』の作者が現れたことから二人の関係性が変わって行ってしまうという青春を描いた映画『思春期ごっこ』。『水色の楽園』は、その前日譚が描かれたスピンオフムービーとなっている。
イベントに夏らしい浴衣姿で登場しファンを魅了した二人は、まず本編『思春期ごっこ』の公開が直前に迫ってきた感想を聞かれ、未来は「去年の夏に撮ったんですけど、やっと一年前の私が見れるので嬉しいですね。去年の私は反抗期でトゲトゲしてる顔をしていたので、今年はお淑やかになるという目標を立てました」、青山は「若かりし頃の私が見れますね。私もあのときは調子に乗っていたので、そういう複雑な心の絡みが役として乗ってると思います」とそれぞれ語った。
また、脚本を最初に読んだ感想を聞かれ、未来は「女子中学生たちの心情が細かく書いてあったので、それを自分で表現できるか不安で悩みました」と明かし、青山も「あまりにもリアルで嫉妬やすれ違いなどが細かく描かれていて驚きました」とコメント。
さらに未来は「美郷ちゃんとやっていくうちに、お互いを信頼していたのですごくいい映画になったんじゃないかなって思います」と自信を覗かせ、「描かれている少女たちの感情は、私も通ってきた道なので共感できるんですけど、男性の方はちょっとビックリするかもしれないのでご了承ください(笑)」と笑顔でアピールした。
スピンオフムービー『水色の楽園』は、本編『思春期ごっこ』の前日譚ということで、本編を撮影する2日前に行ったそうで、未来は「本編に向けてここで何かを掴もうって思っていたので、この2日間があって本当によかったなって思っています」と感想を語った。
また、印象に残っているシーンについて未来は「フラフープをするシーンはあるんですけど全然できなくて…。昔、家にフラフープがあって得意だったんですけど、6・7年ぶりにやったら全然できなくて…」、青山は「私はバスケットボールをやっているシーンがあって、自分ではさまになっていると思っていたんですけど、監督に全然ダメって言われて…」と、二人とも運動ができていないことを明かした。
しかし監督は「そのシーンは作り込んでいないので、すごくいいシーンになっていて、自然体で本当にふざけてるだけの二人の時間を表現できました」とアピールした。
最後に青山は「『水色の楽園』は本人なのか役なのか、見ている人次第で色んな見かたができると思います。『思春期ごっこ』は懐かしい気持ちで二人のすれ違いがどんどん大きくなっていくさまを見てください」、未来は「『水色の楽園』は素なのか役なのか、曖昧な部分が描かれているので、映画本編の前にぜひ予習していただいて、雰囲気を掴んでいただいたら嬉しいです。『思春期ごっこ』は思春期の女の子らならではの魅力がすごく沢山詰まっていて、画もすごく綺麗で懐かしさや共感する部分もあって夏の思い出の一つになると思うので、ぜひ夏を感じてください」とそれぞれPRした。
映画『思春期ごっこ』は2014年8月23日(土)新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー。
DVD『水色の楽園』VPBT-14314
発売日:2014年8月6日
定価:3,000円+税
収録時間:本編約30分+特典約30分
■発売元(バップ)→http://www.vap.co.jp/
■映画『思春期ごっこ』公式サイト→http://www.sishunki-g.com/
■未来穂香オフィシャルブログ→http://www.mikihonoka.com/blog/
■青山美郷オフィシャルブログ→http://ameblo.jp/misato-aoyama/
(取材・記事・写真:風間直人)