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人気コミックが原作のミュージカル『AKB49~恋愛禁止条例~』の公開ゲネプロが行われ、出演するAKB48グループのメンバーが囲み取材に出席した。
2014年9月10日(水)アイアシアタートーキョー
本作は累計300万部を突破した人気コミック『AKB49』を舞台化した作品。夢もやる気もないフツーの男子高校生(宮澤佐江)が、憧れの同級生(小嶋真子・大和田南那)の夢を応援するために女装してAKB48研究生として様々な試練に立ち向かう青春サクセスストーリー。全ナンバーAKB48の楽曲で贈るミュージカルとなっていて、AKB48グループのメンバーたちが自ら歌い・演じる。
主演の宮澤は本番を明日に控え「現役のAKB48メンバーがお芝居でAKB49のアイドルを演じるというのがすごく難しくて、今でもみんな悩みを抱えていると思いますが、幕が開くということで、見に来てくださるお客様が見終わったあとに何か胸が熱くなると思ってもらえる作品に絶対に仕上げたいと思います」と気合を見せ、この役を演じることについては「今回は完全な男役ということなので、気合を入れて髪の毛も短くさせていただきました。女の子を演じているときとの違いを思い切り出したいと思うので、そこを見てもらいたいですね。この漫画があることももちろん知っていたので、この役をやらせていただけて嬉しいですし、もしこの役を違う子がやっていたらすごく悔しかっただろうなと思いました」と語った。
Wキャストでヒロインを演じる小嶋は「演技自体が初めてで不安が沢山あるんですけど、周りの方が色々と教えてくださって、お稽古は一分一秒が大切な時間になったし、それをしっかり発揮できるような本番にしたいと思います」、大和田は「私は緊張しないと言ったら演出家さんに引かれたんですけど、本番を明日に控えて今ちょっと緊張してお腹が痛くなってきました。稽古の時間も短かったんですけど、私らしく演じるので、真子さんとの違いも見てもらえたらなと思います」とそれぞれ意気込みを語った。
宮沢のライバルを演じる須田亜香里は「ミュージカルに挑戦することは夢であり目標の一つだったんですけど、アイドルの活動をしていてミュージカルの舞台に立つというのはスケジュール的にも無理なのかなと諦めていたところもありました。なので今回こうして48グループのみんなで舞台に立たせていただけると決まったときはすごく嬉しくて、私も気合が入っていて、アイドル人生で一生髪を染めることはないと思っていたんですけど、髪も染めたので、髪も私も役に染まっていきたいなと思いました」とこちらも気合十分。
また「紅一点ならぬおじさん一点」とコメントし笑いを誘った日野陽仁は「人生の中でこんなに嬉しいことは二度とない、長く生きているといいことあるんだなと非常に思いました」と笑顔を見せ、「AKBの楽曲は全然知らなかったんですけど、ものすごくいい曲なんだなって実感しました。お世辞じゃなくてこの人たちを稽古場で最初から見ていて、成長している姿に感動して涙しちゃうんです。本当に楽しみにしてもらいたいです。この人たちを見てください」とアピールした。
ミュージカル『AKB49~恋愛禁止条例~』は2014年9月11日(木)~16日(火)までアイアシアタートキョーにて上演。
出演は宮澤佐江(SNH48・SKE48)、小嶋真子(AKB48)、大和田南那(AKB48)、須田亜香里(SKE48)、梅田綾乃(AKB48)、大島涼花(AKB48)、岡田奈々(AKB48)、川本紗矢(AKB48)、内山命(SKE48)、谷真理佳(SKE48)、山下ゆかり(SKE48)、坂口理子(HKT48)、飯野雅(AKB48研究生)、谷口めぐ(AKN48研究生)、松村香織(SKE48終身名誉研究生)、森田彩花(NMB48研究生)、山尾梨奈(NMB48研究生)/日野陽仁。
■ミュージカル『AKB49~恋愛禁止条例~』公式サイト→http://www.nelke.co.jp/stage/akb49/
(取材・記事・写真:風間直人)
以下、公演中の写真となります。
これからご鑑賞予定の方は、ネタバレにご注意ください。